アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者 (17) (講談社ラノベ文庫)
- 講談社 (2017年3月31日発売)


- 本 ・本 (328ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063815917
作品紹介・あらすじ
富士樹海に出現した謎の穴で通じた異世界、慎一がオタク伝道師として派遣された神聖エルダント帝国があるファンタジー世界は、実は未来世界である事が分かる。しかも、穴は不安定化して、現代日本との行き来が出来なくなる可能性も。慎一たちは、異世界からの去るように指示される。が、慎一の心は今や異世界側にあり、帰る決断は出来ない。そんな慎一に、さらに現代日本と異世界を巻き込む巨大なリスクが襲いかかる。
富士樹海に出現した謎の穴で通じた異世界、慎一が日本政府からオタク伝道師として派遣された神聖エルダント帝国があるファンタジー世界は、実は遥か遠い未来世界である事が分かる。しかも、肝心の穴は不安定化し始めていて、もしかすると現代日本との行き来が出来なくなる可能性も出てきた。そうなれば、派遣された人々は時間的な島流しになってしまう。慎一たちは、異世界からの去るように指示される。だが、慎一の心は今や異世界側にあり、簡単に帰る決断は出来ない。そんな悩める慎一に、さらに現代日本と異世界を巻き込む巨大なリスクが襲いかかる。それは『ファイナルカウントダウン』って、なにそれ?
感想・レビュー・書評
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[評価]
★★★★☆ 星4つ
[感想]
前巻ラストの衝撃の発表から冒頭の下りだけでも相当に驚きの時事が判明したな。異世界ではなく未来世界であることはこれまでにわかっていたが両世界の時間の流れが異なっているとはね。
それにバハイアラム王国の竜の巣で出会ったテレジアからの説明で謎の超空間通路についても大体は判明したね。
日本の完全撤退で慎一がどうするのかが非常に気になるところではあったのだが、空母転移などという事件のせいでそれどころではなくなってしまったね。しかも転移で日本が隠していた超空間通路についてをアメリカに知らせないといけないという考えられるうえで最悪の事態だね。
それにしても嫌らしいアメリカ軍人の典型的な人物が登場したのが印象的だ。自分の正義を信じて疑わないアメリカ軍人ほどに厄介な存在はないと感じたね。
それにしてもラストの展開は衝撃だったな。実際に目撃していたら自分でも呆然として何も行動することができないだろうな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
まあ、わかるが・・・わかるが「あいむゆあふぁーざー」はねぇーんじゃねーか?
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すまねぇ、映画はサッパリなんだ。元ネタ知らなくても楽しめました。遂に現世?からの他国の介入に加え、世界の危機に今生の別れもありえるとあって、光流さんとかペトラルカとかそれぞれにいいとこ見せたのにこの主人公さんときたら…。まぁいきなりイケメンに成長されてしまうとそれはそれで違う気がするので難しいところではあるけど。ラブ方面はどっちつかずでもいいけど(むしろそっちの方が“らしい”気がする)、締めるところはきっちりしてればいいかなぁ。
著者プロフィール
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