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本 ・本 (264ページ) / ISBN・EAN: 9784063816051
作品紹介・あらすじ
夏休み。友達がいない新藤大輔は暇をもてあましてしまう。スベテの助言から友達がいらない同士で同盟を組んでいる澄田に連絡をすると、やはり暇しているらしい。結果として澄田と城ヶ崎が遊ぶらしく大輔も呼ばれる。3人が集まり話題になったのは普通の友達同士はいったいどういうことをするのか、ということ。結果、それぞれが思いついたことをやってみることに。プリを撮り、プールに行ったりと、普通の友達っぽい3人だが――!
夏休み。友達がいない新藤大輔は、暇をもてあましてしまう。スベテの助言から友達がいらない同士で同盟を組んでいる澄田に連絡をすると、やはりとても暇しているらしい。結果として澄田と城ヶ崎が遊ぶらしく大輔も呼ばれる。3人が集まり話題に上がったのは、普通の友達同士はいったいどういうことをするのか、ということ。結果、それぞれが思いついたことをやってみることに。プリを撮り、プールに行ったりと、なんだか普通の友達っぽい3人だが、頻繁に城ヶ崎につきまとう男――ショウタが現れる。城ヶ崎によると、人の紹介で会ってから、変に気に入られているらしい。その態度が気に入らない大輔は、ショウタに対峙して――!?
感想・レビュー・書評
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新藤大輔のキャラクター性(合理主義と利己主義の中間あたりな言動。友達=こいつにならまぁ殺されてもしかない相手。自分の安寧のためなら手段は選ばない。勉強はできないが頭の回転が早く特に同盟のメンバーのためなら活発。眼鏡フェチ。)が好きすぎる。『友達いらない同盟』で澄田の自殺を止める方法で澄田が死ぬなら俺も死ぬと提案した(新藤が高校に行かないなら最上スベテも高校に行かないと提案したやり方と類似)こと、『友達いらない同盟2』でありふれた青春を経験したことがない新藤らを表した”青春初心者”、その後にありふれた青春を経験するためにプリクラで写真を撮ろうとしたり、プールに行ったり、ファミレスに集まったりした流れがこの上なく愛くるしかった。欲を言えば『友達いらない同盟3』が出版されて、新藤大輔、最上スベテ、最上スベテの妹のエピソードが読んでみたい。
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