サルチネス(2) (ヤンマガKCスペシャル)

著者 :
  • 講談社
3.77
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本棚登録 : 168
レビュー : 9
  • Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063822656

感想・レビュー・書評

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  • サイキック。

  • この作者は結構えぐい話をする事もあるが、今回はなさそうなので安心してギャグ漫画として楽しめし、結構深い内容も今後出てきそうな予感がある。

  • 主人公は「他人に迷惑をかけない」ことを内なる規範として自立を目指したはずなのに、「自立するためには他人の助けが必要なんだ」とも叫ばずにいられない生きづらさ。それが迷惑千万だ、という滑稽さ。

    「オレには昼飯や大便と同様に日常の中に自然に”死”がある・・・”生”の一部としての死だが・・・悪く言えばオレの命には何の価値も無いとも言える・・・とうてい他人様に迷惑をかけてまで守るような代モノじゃないし・・・ましてや苦学生をより苦しめてまで生き延びようなどもっての他だとわかっている・・・ではなぜオレは今青年に迷惑をかけているのか・・・それはつい先日死ぬ権利を没収されたうえに命に価値をつけられてしまったからだ・・・その権利を取り戻す方法とはただひとつ・・・オレの社会的自立のみ。そして自立をするにはどうしても人の助けが必要だと学んだ・・・だから青年よ。オレは君に助けを求める・・・そして君はオレを助けるべきだ。なぜなら人間は助け合ってでしか生きていけないからな」(第1巻 p202-203)

    自立とは金を得ることだ、と言い放つホームレスや、さらに、主人公には全く欠如している「承認欲求」を原動力とすることになんの躊躇ない強烈なドラ息子キャラも現れて、、、「自立とはなにか」を問う物語。3巻が待ちどおしい。

  • 一巻に引き続き読んでみましたけれども、そこまでハマれませんでしたかねぇ…なんというか、主人公が抱えている生きていく上での虚無感、みたいなものってもう僕としては通過してしまったものっていうか…通過しちゃった悩みなんだよっ、って著者に言いたいですね。 ←は??

    ヽ(・ω・)/ズコー

    ストーリーは正直あってないようなもので、先が気になるものでもないですね。著者の人生観みたいなもの? が随所に現れているのが特徴で…って、ヒミズ以降の作品はその傾向が強いですね。

    ま、今作はあんまし期待できるシロモノではありませんけれども、ボキはヒミズ以降の作品、すべて読んできてしまっているので、おそらく今作もラストまで付き合ってしまうのでせう…さようなら。

    ヽ(・ω・)/ズコー

  • その人が持っている美学が他者から見たら滑稽だったり、異常だったりするのにそのストイックに突き進む姿を羨望の眼差しで見つめてしまう。そんな人達のバランス感が癖になる漫画です。特に主人公が良い。ギャグで成長し、シリアス路線を書き続けてきたからこそギャグにすっとシリアスを入れ込む緩急による空間と独特な美学を持ったキャラ達により実を結んだ世界観は面白いし、この路線で突き抜けて欲しい。

  • 傑作の予感がする。第二幕。

  • 更に濃ゆいキャラが登場して爆笑した。

  • ここ最近の古谷実作品の、あの暗くて救いようのない世界。あれも好きなんですが、やっぱりこのサルチネスみたいにある程度のギャグ要素があると、安心して読めますね。しかしながら読んでる途中に襲って来る独特の不安感は流石です。癖になります。古谷実独特の言葉のチョイス、というか言い回しは、相変わらず天才だと感じました。

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