- 本 ・マンガ (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063825732
作品紹介・あらすじ
「小説現代」に連載中、夢枕獏氏『真伝・寛永御前試合』のコミカライズ。
この漫画は、強さを求め続ける武術家たちの、命の削り合い。
各地のつわものたちが江戸城に結集し、将軍の目前で果たし合いをするまでのドラマである。
謎に包まれた寛永御前試合を題材に、登場する武術家全員を外道として描く夢枕氏。さらにコミカライズの際には雨依新空氏の手によって、大胆な変更が加わる!!
「小説現代」に連載中、夢枕獏氏『真伝・寛永御前試合』のコミカライズ!!この漫画は、強さを求め続ける武術家たちの、命の削り合い。各地のつわものたちが江戸城に結集し、将軍の目前で果たし合いをするまでのドラマである。謎に包まれた寛永御前試合を題材に、登場する武術家全員を悪党として描く夢枕獏。さらにコミカライズの際には雨依新空の手によって、夢枕作品の外道キャラがオンナに!!
感想・レビュー・書評
-
「出てくる奴ら、皆、外道!」と夢枕獏さん本人が仰ってる通り
登場人物は、主人公の宮本弁之助くん・・・ちゃんを除いてみんな外道。
師匠の秋山虎之助嬢ですらかなりの外道。
外道だけど、生きる事・剣の道に対しては一つの芯を持っているから
儚くも、そしておぞましさを感じるもどこか綺麗。
一番最初に描かれる、恐らく最初の弁之助の果し合いでもう心が捕まれるね。
剣ではなく、身の丈程の棒で相手の顔面を削り取りながら撲殺。
なんて痺れる時代物があるんだろうと感嘆しましたよ。
師匠と旅を共にしてからの目的は廻国修行。
殺したり殺されたり、生きるか死ぬかはまさに紙一重。
剣で斬るだけが生きる道では無し。
時には粥も剣になる。
綱渡りの命のやりとりが見たければ是非読むべし。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
登場人物全員性別逆転かと思ってたけど、そんなことはなかったぜ!御前試合に関わる主要キャラだけ女体化なんかな?
割とえげつない描写も多いのに、弁ちゃんが思いの外可愛くて、ほのぼのする読後感ですね()
近日発売の2巻が楽しみだな、これは。 -
(1)~(2)
雨依新空の作品





