- Amazon.co.jp ・マンガ (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063826081
作品紹介・あらすじ
この先、DANGEROUS! 命の保証なし!!
稀代の才能が描く、生き残りをかけた未曾有の異能バトル!!
“魔人”と呼ばれる異能力者たちが存在する、とある世界。
私立希望崎学園・通称「戦闘破壊学園ダンゲロス」では、
対立する2つのグループの抗争が激化していた。
“邪賢王ヒロシマ”率いる、暴力で学園を支配する「番長グループ」。
“ド正義卓也”を擁する、魔人校則の遵守により治安を保つ「生徒会」。
いま、前代未聞の“ハルマゲドン”が勃発する―――――!
三つ巴異能力バトルは“真の愛”で幕を閉じる――。最終巻!! ラストのラストまでDANGEROUS!大番長・邪賢王ヒロシマが“転校生”に敗れ、もはや性別転換能力を持つ両性院男女、唯一人で立ち向かうしかない。両性院は一人の人間として、最愛の天音沙希を救えるか!?
感想・レビュー・書評
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ラス前で「平和なif」を見せつけて悲劇を煽る…やっぱこれ『バジリスク』じゃないですかw
というわけで完結巻。水入りにより終結(本当は生徒会室襲撃時点で勝敗は決していたのですが)したハルマゲドン後、生き残ったメンバーでのさながらパズルのような最終決戦。ここらへんのロジカルな感じや、その上で「表面的には酷い台詞」が実に重要な意味合いをもって使われるあたりは、実に原作者の好みといった感じ。そしてそれをことさら感動的に描く作者の手腕。本当素晴らしいコミカライズ作品でした。
しかし『バジリスク』といい、「下品な原作」にはむしろ「上品な(作風の)漫画家」を当てるのが良いバランスなのかもしれませんね。 -
ここで死ぬのか!なカウンターの驚きと面白さは確かにあったが、それ以外に何がと問われると困る。メタゆえに、読者の意識のなかで本筋がありえたかもしれない展開との競合から常に逃れえず消化不良がつきまとう。つまり、わたしたちはあり得た選択肢のうちで、出来損ないの物語をみせつけられているのではないかという贅沢な呪い。もちろん誰よりも作中の世界観にどっぷりとつかっている作者のストーリーテリングが面白くないわけがない。しかし、その面白さはどこか二周目の批評的な面白さに過ぎないようにも思う。わたしたちはこの世界観が遊び尽くされるまえの、限りなく王道でベタな一周目の面白さを二周目に幻視してしまう。作者が誰よりも構造に自覚的だからこそのジレンマ。
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一気に通読。面白かった。美味しい設定がギュッと濃縮還元されて濃厚な作品に仕上がっていた(本来なら大活躍しそうなキャラクターがどんどん死んでく!)。理詰めながらふざけるところはふざける思い切りの良さも気持ちがいい。それらを効果的に漫画として見せる手腕に感嘆。
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世界観がトレーディングカードゲームそのものなので楽しい人には楽しい。
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完結
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エログロナンセンスの塊であり、万人におすすめできないが面白い。西尾維新の影響は原作者が否定。小説で読むとまた印象が変わるのかな。
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完結巻。若干のやっつけ感があるのはまあ仕方ないのかな。
ある程度は予想通りだったけどラストを真逆に取り違えていた。そりゃそうだよね。そっちのほうが絵になるし。
オマケ漫画で次回への伏線が張られていたが、これが蠍座につながるのだろうか。つーかこの人物は彼女だと思うんだけど、彼女的にはあの世界で十分幸せといえるんじゃないのかな。違うのかな。 -
素晴らしい最終巻!最初から最後までずっと面白かったー!!