亜人ちゃんは語りたい(3) (ヤンマガKCスペシャル)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 710
感想 : 26
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (144ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063827576

作品紹介・あらすじ

累計50万部突破の大ヒット亜人コメディ最新刊! 人間とは少しだけ違う存在「亜人」。同じ高校に集まったバンパイア、デュラハン、雪女、サキュバス、4人の亜人〈デミ〉の毎日は、悩みは尽きないけど、笑顔も絶えないのです!! 今巻では恋愛経験ゼロのサキュバス・佐藤先生の様々な秘密が明らかに……、「見るほどカワイくて、読むほどに優しい」最注目亜人コメディ最新刊。

感想・レビュー・書評

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  • 少しずつ会話劇の枠を広げ日常ものとして成立すると同時に亜人ならではのギャグ描写が増えてきた印象
    そんな中で第17・18話で描かれたのはやっぱり異質な話に思える

    でも、この回で話されている内容って「日常の中にいる亜人」を描く上で非常に重要な回だったようにも思える
    「日常」って何の事件も起こらない日々のことを指すんじゃなくて等身大の日々を指すものだと思っていたり居る。等身大だからその中では穏やかに生きる者も居れば犯罪を起こす者だって居る。第17・18話ではそういった日常の中で犯罪を起こす亜人に対して社会はどう応じているの?という面が描かれたのだろうなと思う
    そしてそれは亜人を見守る立場である鉄男にとって無関係な話ではないから、宇垣からそれを伝えられるわけで

    ただ、それは一介の生徒でしか無いひかりたちには無関係な話だから、それ以外の話では通常運転
    第21話で京子がキスを意識して奇行してしまう話はちょっと好き。そして、京子の想いの一方通行なだけの話に終わらせず、京子の不注意に対して鉄男がつい声を荒げてしまう珍しいシーンを入れてきたのも好評価。相手を思い遣る気持ちは京子の一方通行なのではなく、双方向なのだと判る展開
    ……そこで重くなりすぎたかもしれない空気をあっさり崩してしまうひかりはファインプレーなのかどうか判断に困るけど

  • 佐藤先生頑張れキャンペーン。ということで、佐藤先生が一歩踏み出して、そのまま出した足を半歩引っ込めた話。そして京子ちゃんが結構本気で高橋先生を好きになっていってて、周りがそれを応援してるというなんとも微笑ましく、学生ならではのキラキラ感も出てて心地よい読後感。かんだ時毛がからまりそう等々、ところどころ軽いネタをぶち込んでくるの好きです。

  • -

  • 今回は佐藤さんが主役ですね。

  • 一人称完結視点での懊悩描写が面白い

  • 今巻はサキュバスの佐藤先生がメインの物語。


    佐藤先生が宇垣さんに「本当の父親より父親らしいことしてくれてます」と言ってるけど、佐藤先生の父親良くない感じなのか。
    ふと疑問に思ったが、サキュバスは、どんなに性欲が薄くても催淫してしまうらしいが、家族間ではどうなんだろう。どんなに性欲が薄くても引っ張り出せるということは、通常性の対象に見ない関係でも、サキュバスの催淫が原因で性的魅力を感じてしまうのだろうか。
    もしそうなら、サキュバスは家族にも気を遣わなくてはならず、すっごく生きづらそうだ。

    高橋先生を催淫していたことに気付いた佐藤先生の赤面めっちゃ可愛いです!!!!
    休日に総菜とビールでおっさんみたいな生活をしつつ、妄想で「教育されちゃう~~~っ!!!」とか叫ぶ喪女だけど、高橋先生にアプローチする姿はけなげでかわいい。
    高橋先生のマジ照れ。いつまで理性が保てるのか・・。
    どうでもいいが、四コマセリフが「すいぶん若い」という誤字に・・・。

  • サッキーのお話

  • 人で在って人と異なる「亜人」としての特異性を持つ女子高生(と一人の女性教師)たちと、亜人の存在を探究する教師との交流を巡る日常を描いた学園コメディ作品の第3巻。今回はインキュバス(キリスト教の悪魔の一つ。人の感情をエロエロ側に煽って失墜させる力を持つ魔人とされる)の属性を有することで悩む女性教師の佐藤早紀絵さんがメインのエピソードで構成。ギャグマンガにして現代社会で語られるセクシー、色気、エロ系というワードと恋愛におけるリビドーのありようをストーリーを通してかなり真剣に検証してテーマとして嫌味なく読ませるところがいい。

  • ようやく佐藤先生のターン。
    サキュバスの特性とか、過去話とか。
    新しいキャラも出てきたりしてるんだけど、
    この辺がこの先絡んでくるのかどうかはよく分からず。
    まあ、特にストーリー性のある話でもない気がするから、
    その辺は適当でいいのかもしれない。
    これで、4人のデミに関して紹介みたいなのは終わったのですけど、
    この先どういう展開になってゆくのか気になる次第であります。

  • 面白い。今年1番かも。

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