少女不十分(2) (ヤンマガKCスペシャル)

  • 講談社
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本棚登録 : 146
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063828320

作品紹介・あらすじ

10年前、大学生の僕は、小学4年の少女に監禁された。「あなたは私を見たから、ペットとして飼うしかないんです」。監禁生活3日、飢えと孤独、そして突然訪れた限界。そして僕は知る。少女Uの素顔を、そして彼女を支配する謎のルールを‥‥。

感想・レビュー・書評

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  • 日を経れば否応なく直面する食べ物の問題に。
    いい絵柄。

  • 戸を閉め忘れたり、お使いに行ってあげたり少しずつ少女は心を開いているように見えるけれどどうなんだろう。
    いつでも逃げ出せるのに、逃げ出さない主人公の心境がわかる気がする。
    今後の展開が気になる。

  • "僕が大人しくし続けていることで
    かろうじて成立しているのかもしれない Uとの信頼関係…
    そこに取り返しのつかない 亀裂を入れたくはない"

  •  二巻では、Uという少女の持つ背景が少しずつ露わにされていっている。学校での孤立、両親の不在、謎のシーラカンスと踊るワンシーン、彼女を縛る明らかなルール。これらは物語の進行とともに開示されながら、来たるべき破綻への予兆として不気味に描かれている。
     徐々に徐々に、本当にどこかから動物を拾ってきた子供のように、ペットの面倒を見きれなくなっている少女の姿が描かれる一方、主人公との共同生活で少しずつ心を開いていっている様も描かれている。彼女の異常性と、それに相反するかのような普通の女の子らしい喜びや焦り、驚きのような表情もよく描かれていて、目を惹く。
     総じて、やはり上手い。二巻もまた楽しませていただいた。星五つで評価している。

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著者プロフィール

「さんかれあ」(全11巻 講談社刊)「綺麗にしてもらえますか。」(~5巻以下続刊 スクウェア・エニックス刊)

「2021年 『かいじゅう色の島 1』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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