金田一少年の事件簿 剣持警部の殺人 上 (少年マガジンコミックス)

  • 講談社
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感想 : 24
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (185ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063842029

作品紹介・あらすじ

3年前に起きた女子高生死体遺棄事件。その犯人たち3人は「少年法」のおかげで重い罰を逃れた。しかし極悪非道な所業を「死刑執行人」は許さない! 襲撃、溺死、火達磨‥‥彼らに下された残忍な罰の数々。そしてその「処刑」を行ったのは、まさかの剣持警部!? 剣持警部の潔白を信じる金田一少年が、真犯人解明に挑む!

3年前に起きた女子高生死体遺棄事件。その犯人たち3人は「少年法」のおかげで重い罰を逃れた。しかし極悪非道な所業を「死刑執行人」は許さない! 襲撃、溺死、火達磨‥‥彼らに下された残忍な罰の数々。そしてその「処刑」を行ったのは、まさかの剣持警部!? 剣持警部の潔白を信じる金田一少年が、真犯人解明に挑む!

感想・レビュー・書評

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  • 少年法がテーマの話。
    読んでいて吐き気がしそうだった。
    マスコット人形の録音で救われた。

  • こういうパズルを解くみたいなトリックのミステリが好き。
    魚崎の殺され方が怖かった。

  • 剣持警部が疑われる事件。

    金田一では、因果応報な被害者がほとんどだが、今回は悪態が酷くてお話としても気持ちのいいものではなかった。

  • 事件の内容が胸くそ悪すぎる…。
    かなり残酷な事件をおこしておきながら少年法で守られ反省もせず街に出てきた犯人たち。しかし、その犯人たたが次々に殺されていく。
    長年読者やってるので、やっぱ金田一と同じ気持ちになりますね。剣持のおっさんなわけないですから。金田一が剣持のオッサンに向けて言った、『あんたが自分を信じなくても俺はあんたを信じるよ!』という言葉が二人の絆をよく表していると思います。

  • テーマが少年犯罪と重い…。でも、その分読み応えは有り。なんか、東野圭吾の「さまよう刃」みたいだったな。

  • 今回は目的が目的なだけにずいぶん明智警視が友好的に思えた…というか高遠という共通の敵ができてからはお互い協力的になったように思います。
    今回は少年法をテーマに作られた作品。
    胸糞の悪くなるような元少年たちがじぶんたちの行ったやり方と同じ苦しみを味わいながら狙われ殺されていく事件。
    作中での被害者やその家族・関係者の訴えなど読むと加害者擁護のこの日本の実態が気に食わないなあとか、事実だれだかわかんねーけど復讐したくなりますよね、わかりますと思いつつ下巻へ進みました。

  • 大どんでん返しを呼ぶ巧妙なトリック、悪は実は悪ではなかった、その裏に潜んでいたどす黒い邪念。漫画で久しぶりにドキドキした

  • 金田一少年シリーズは全巻集めてます。
    でも…発売されていたことに気づきませんでしたorz

    伏線から、「この人が犯人?」って予想した人は犯人ではありませんでした。推理失敗。
    それにしても、少年法に守られてる犯罪者ってなんなんでしょ。
    ゆるせないわ、ほんと。

    下巻には中学生編も収録。

  • タイトル通り、剣持警部に殺人容疑がかかってしまうお話。

    わかっていても、こういう展開はやっぱりハラハラしていいw
    新シリーズになってから、結構ヌルいストーリーが増えたなと
    思ってたんですけど、これは久しぶりに面白かったです。
    (それでもやはり全盛期の勢いには届かないけど・・・)
    それと中学生時代エピソードの美雪がすげー美少女(笑)

  • 今回は、主要人物(レギュラー?)の「剣持警部」が容疑者。
    まぁ最初から、「警部が犯人なワケないわ~」と軽い気持ちで読んでた。
    「少年法」という重たいテーマに考えさせら。
    浴槽トリックははたして本当に成功するのか?という疑問は残るけど、ラストはうまくまとまっていたかな。

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著者プロフィール

1991年、『カーリ!』で第46回週刊少年マガジン新人漫画賞入選。1992年より週刊少年マガジンにて、『金田一少年の事件簿』を連載、大ヒットとなる。ミステリー漫画ブームを巻き起こした本作品は、第19回講談社漫画賞を受賞。その他の作品に『探偵学園Q』『金田一37歳の事件簿』などがある。

「2022年 『小説 金田一少年の事件簿 学園七不思議殺人事件』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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