進撃の巨人(1) (少年マガジンKC)

著者 :
  • 講談社 (2010年3月17日発売)
3.99
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本棚登録 : 9084
レビュー : 753
  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063842760

作品紹介・あらすじ

巨人がすべてを支配する世界。巨人の餌と化した人類は、巨大な壁を築き、壁外への自由と引き換えに侵略を防いでいた。だが、名ばかりの平和は壁を越える大巨人の出現により崩れ、絶望の闘いが始まってしまう。

感想・レビュー・書評

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  • 再読

    最新刊まで読んで改めて『進撃の巨人』の一話を読んでいると、物語の見え方がまったく変わってしまっていることに思い至ります。

    1話での見方はエレン視点なのだけど、ある程度話が進んでから、この一話を読み返すと、まったく違う人物の、まったく違う視点と思いを想像してしまう。そして改めて、この物語がどれだけ念入りに創られ、そして語られていったかに思い至り、まさに化け物級の名作だと思ってしまうのです。

    107年前に突然現われた、人間を捕食する巨人。絶滅の危機に陥った人類は巨大な壁を作り、その壁の中に都市を作ることで安全な生活を手に入れた。しかし、ある日突然現われた50メートルを超える超大型巨人がその壁を破壊し、壁内に巨人たちが侵入する。その事件で母を喪ったエレン・イェーガーは巨人への復讐を誓い、巨人のいる壁街の調査を主として活動する、調査兵団への入隊を志望し、訓練を終えるが……

    初めて『進撃の巨人』の設定を知ったときは、いわゆる『バトルロワイアル』、あるいはデスゲーム系の亜種かと思って、敬遠していたのですが、『進撃の巨人』を啓蒙したい大学時代のサークルの友人がコミックスの1・2巻をサークルの部屋まで持ち込んだので、読んでみてその衝撃的な絶望の戦いと、1巻ながら世界観や設定の作り込みが随所に感じられ、慌てて既刊を追いかけ始めたのを覚えています。

    超大型巨人の襲来から5年、訓練を終えたエレンとその友人たち。そして再び現われた超大型巨人と壊される壁。全訓練工程を終えたエレンたちは、巨人たちに果敢に向かうが……

    巨人に支配され、壁内の世界に追いやられた人類。そんな中エレンが夢見るのは、広大な壁外の世界。そんなエレンの思いに感化された訓練兵の同期たち。そんな希望的な場面から瞬く間に突きつけられる、無慈悲で残酷な現実。

    物語、そしてキャラクターに引き込む手段にあるのは、共感と不幸だそう。外の世界への憧れ、強大な力に虐げられながらも、前を向くエレンの姿勢。それに読者は引きつけられたと思ったら、その気持ちを簡単に打ち砕いてしまうあまりに絶望的な展開。

    絶望的な展開から始まる物語は、色々あるのだろうけど、この『進撃の巨人』の一巻越えは、これからもそうそう現われないだろうと思うのです。

    1巻の初読時は、設定倒れになるのではないか、と思ったときもあるのですが、紆余曲折しつつも、物語は初期のテーマすら変質させ飲み込み、読み手に新たな世界と、問いを投げかけてきます。まだ完結していないので、物語の行く末は分からないけど、マンガ史に残るポテンシャルのある作品だと思っています。

  • こ、これは予想外の展開が多すぎる。
    主人公だから、仲間だから、関係ない。
    物語を盛り上げるための尊い犠牲なんかじゃない。
    展開される世界観の中での現実を容赦なくぶつけてくる。

    おもしろすぎる。

    絵が下手すぎるという指摘はわかる。
    それを意識の外にする物語が展開されている。

    しかしアニメ版の方がより丁寧に、圧倒的に展開されている。
    やっぱりアニメが終わってから全巻読み始めよう。

  • 漫画好きの友人にすすめられての青年ファンタジーバトル漫画。アニメシリーズが魅力的で構成が小林靖子さんで、リヴァイさんが神谷だとかいろいろと知ってがぜん興味がわいたので読んでいます。グロテスクな戦闘シーンもあるけれど、キャラクター重視でも充分読めてしまう。面白いです。アニメシリーズは神だったよ。

  • 普段、マンガはほとんど読まないんだけど(好きだけど自分で探したりしない)、この作品は妹に何度も進められて、しょうがなく読みだした…のが、全ての始まり。
    気づいたら10巻まで一気読みした上、アニメも毎週視聴している昨今。

    最初は絵が上手じゃないしキャラの描き分けも分かんないしグロそうだし…って思っていたけど、今やそんなの全く気にならない。
    どうしようもなく絶望的で、苦しいし気分悪いのに、それでもとにかく続きが気になって気になって…完全にこの世界観にどっぷりハマりこんでしまっている。

    確かに、普段マンガをめっちゃ読む人に取っては既視感がある設定や世界観かもしれないし、絵は下手だし(あ、言っちゃった)、でも、これが作品として気になっている人はともかく読んでみたらいいと思うのです。
    私のように、平時のツボとは全くかけ離れていても、ハマる人は少なからずいると思う。
    そして、絵が下手なのがイヤならアニメ見たらいいのでは。

    あー立体起動装置欲しいなぁ
    運動神経足りないかなぁ。。。

  • 好きか嫌いかと言われれば嫌い。
    おもしろいかおもしろくないかと言われればおもしろい。
    絵が上手なわけではないけど、たしかに「このマンガはすごい」。
    色々すごいけどまずこの作品全体から放たれる存在感というか威圧感がすごい。

    話は怖すぎるしシビア。容赦ない。
    怖すぎてもう、ちゃんと巨人をやっつけてくれる最後まで見るか この話を完全に忘れるかしないと済まない。
    なにせ展開が読めないから先が想像できない。だから脳内で平和的解決ができない。
    もしかしたら、このマンガを嫌いって思うのは、敵キャラ「巨人」に対する嫌悪感が大きすぎてそう思えるのかもしれない。

    夢に見ませんように。

  • 【巨人が全てを支配する世界。巨人の餌と化した人類は巨大な壁を築き、壁外への自由と引き換えに侵略を防いでいた。だが名ばかりの平和は壁を越える大巨人の出現により崩れ、絶望の戦いが始まってしまう。】

    緻密に創り込まれた設定とアイディアが本当に見事!!

    お母さんが目の前で巨人に食べられるシーン。
    思わず口から溢れた「行かないで」、グロテスクな捕食描写…
    見るに耐えないが、ここまで描くのが凄い!!

    1巻の最後、主人公のエレンが捕食される所で終わるのも凄い!!

    人気が出た理由が分かる気がします!!

    第1話「二千年後の君へ」
    意味深なタイトル…
    後々重大な意味をもつのではないかと思いました(^^)

  • バトルファンタジー漫画です。
    話が進むごとに伏線を回収してくれるので作者さんの構成力には驚かされます。
    膨大な伏線があるので本腰を入れて読みたい方は単行本を購入することをお勧めします。

  • 今更ながらに読みはじめ、ハマりました〜
    一気に13巻まで読みました。

    現実的に考えたら凄く怖い設定なのに面白かったです。
    今までわからなかったという巨人の謎がどんどん明らかになっていましたが、最後はどんな風に完結するのか楽しみです。
    綺麗に終わってくれますように!早く続きが読みたいです!アニメも見ます!

  • アニメがハイクオリティすぎてとりあえず1巻だけ。

    今期一番の先が楽しみなアニメ。
    でもやっぱアニメだけで十分だな。
    でも続きが気になるから読みたい気はするっ。

    すげー怖い。
    すげー辛い。
    でも気になる。
    設定がすごく面白い。
    戦い方がまたいいよなぁ。
    これから人類がどんどん強くなっていくとまた楽しそうだ。

  • アニメを観たら、気になって仕方なくて(笑)

    もう何もかもが絶望的だし、グロいし、オソロシイし、
    巨人に対する嫌悪感でいっぱいなんだけど、、、
    それでも何故か続きが気になってページを繰ってしまう^^;

    皆さんが仰っていた画力の低さについては、
    私はそれほど気になりませんでした。

    それよりも設定が素晴らしいな、と思う。
    人間を食らう巨人から身を守るため、街を高い塀でグルリと囲む。
    でも、ある日その塀が破られて……

    どうやら若い漫画家さんのようですが、
    どうやったらこんな絶望的なお話を描けるんだろうか。。。

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著者プロフィール

漫画家。大分県出身。2008年、第81回週刊少年マガジン新人漫画賞入選作にてデビュー。2009年、「別冊少年マガジン」創刊号より『進撃の巨人』連載開始。2011年、『進撃の巨人』で第35回講談社漫画賞(少年部門)受賞。


「2020年 『進撃の相談室 13歳からの「戦略論」』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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