バニラスパイダー(1) (講談社コミックス)

著者 :
  • 講談社
4.10
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本棚登録 : 291
レビュー : 41
  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063842906

感想・レビュー・書評

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  • だいぶ前に本屋で蛇口が武器という言葉に惹かれて購入。
    なんだか思いもよらない展開の数々に、一気に引き込まれた。3巻というあっさりではあるけれど満足感のある巻数だったのもよかったのかも。

    うまく言葉にできない作家さん。
    だけど大好きになった。

  • 武器が蛇口っていう発想に拍手。
    (1~2巻)

  • この漫画を読むと、蛇口への接し方が変わってしまうんじゃないかな。。水を出すだけがすべてじゃないんだ!

  • 『進撃の巨人』の巨人が紛れ込んでるがあいつは倒さなくていいのか。

  • 自動ドア踏み切って雪の屋上で宇宙人を蛇口で撲(斬)殺するストーカー気味中学生男子、の
    「小さくも命がけの闘い」
    ってカバーのあらすじがぴったり。

    期待した成分が期待した以上に入っててとても幸せになれた。
    返り血まみれの孤独でしんどい、えげつない戦い。とっくに切羽詰まってていっぱいいっぱい。

    そのしんどさ、えげつなさ、酷さむごさってものを、きちんと見つめて耐えがたくしんどく思いつつ、自分の意志と勝手で闘争を続けることになるんだろうツツジがとても良い。

    涙もろいけど優しくない津田さんも良いなあ。
    コンビニの花織がものすごくツボな性格と立ち位置をしているので、これからツツジを冷たく見守ってくれればと思う。

    一番えげつないのは血の雨にビニール傘と「ワンドリンク」。これほんと非道くて好きだ。

  • 自動ドアに認識されないほど存在感がなく、気になる女子・水野さんを家までストーカーする。これが主人公・雨留ツツジ。

    空を朱いクモの糸のようなモノが覆う町。密かに人間に寄生して人間を食べるバケモノがいる。ソレを退治しろと、アヤシイ津田という男から主人公が手渡された武器は蛇口。ツツジは片思いの女の子を守るために、蛇口を手にバケモノ・エレベターと闘う。

    冒頭で大きなコーヒーカップの横で、人の皮のようなものを干すナニカの姿からシュール。
    人はどんどん喰われるし、バケモノは半分人間・半分クモのような形だったりとグロい。なのに、全体的に淡々としてて恐怖感はない。それは主人公が好きな子を守れることに浮かれているからかもしれない。けれど彼は気づいてしまう。自分が何と闘ってきたのかを。

    不思議な絵柄、不思議な話、でも読んでみると王道な少年漫画。
    臆病だったり調子に乗ったり思い悩む主人公に好感が持てる。

  • 絵柄といい脚本といい引力がすごい。
    奇才という表現がぴったりハマる作者さん。

  • 金魚に続き読んでみました!

    こちらも面白い。

    キャラクターが皆可愛いし、グロイシーンも出てくるのになぜか
    気持ち悪くない。この絵で中和してくれている?のかな?

    金魚もバニラスパイダーどちらもおすすめです。

  • 「ハカイジュウ」のレビュー目当てで検索したら一緒に出てきて、気になったので全巻購入。たった3巻で綺麗にまとめててすごい…!血生臭くて暗くて重たい、なのに何だか可愛くてほんのり甘酸っぱい。基本ぼっちで独りよがりな私は終始主人公に感情移入しっぱなしでした(笑)キャラや絵柄や雰囲気など色々ひっくるめて好きな作品です、だからもっと深く掘り下げた話も読みたかった。せめてタイトルの意味が判るまでとか…!!

  • 「血潜り林檎と金魚鉢男」に続き、もうひとつの阿部洋一作品「バニラスパイダー」!
     相変わらずどこか抜けている、とぼけた雰囲気はあるものの、今作の敵はエイリアン!問答無用で食べます!ツツジは存在感の薄さと蛇口(!)を武器に、エレベターをぶった切っていきます。

     エレベターとの戦いで描写されるのは戦闘の激しさだけではなく、ツツジの心境でもあります。人にほとんど気付かれず冴えない生活を送っていたツツジが、憧れの人を助ける。目の前だけを見て突進していく。
     そしてにっくきエレベターは、いつも人間の体に寄生して現れる…。目の前に立ちふさがる肉体と、街で平穏に暮らす人々の命。どうしようもない天秤に翻弄されるツツジやそのほかのキャラクターの心境が、丁寧に描き出されます。

     視野が狭く眼前しかみないツツジと、背負ってしまった「街を守る」という大きすぎる宿命。かなりシリアスですが、武器は蛇口で宇宙船はコーヒーカップ。ピンチの時にもゆるゆるな表現。クセになります。
     ちなみに、タイトルの意味は最後までさっぱりわからないままです。セリフにも出てきたのに!

     別冊少年マガジンにて連載され、打ち切りという形で終りを迎えてしまったこの作品。もし続いていたらどんな展開の可能性があったのか…!この才能を是非ご覧あれ!

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