domarinさんの感想
2011年9月29日
薬の力で強化、という武芸とはかけ離れたものとの戦いを描いた感だが、こういう話は無宝流だけとの戦いになる前にやっておいた方が良かったような気がする。強い奴らばかりになってきた中には少し浮く。 ただ、我間が乗り越えるまでに何度か展開に波を作っているから読んでいて楽しい。また、こういう話の終着点として、武芸の方が強い、だけで終わらず相手にも一つ認めるところを作った、というのは素敵である。
代表作に『我間乱』『我間乱―修羅―』など。生き様を絡めた熱い時代劇バトルを得意とする。 「2023年 『テンカイチ 日本最強武芸者決定戦(6)』 で使われていた紹介文から引用しています。」