進撃の巨人(7) (講談社コミックス)

著者 :
  • 講談社 (2012年4月9日発売)
3.99
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063846522

作品紹介・あらすじ

フィギュア付き限定版同時発売!
中島哲也監督による実写映画化が決定した。

感想・レビュー・書評

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  • 壁外調査に出た調査兵団の前に立ちはだかったのは、知性を持った女型の巨人だった!多くの犠牲を払いながら、エルヴィンは女型の巨人を捕獲することに成功した!だが、それは新しい地獄の始まりだった──。

    アルミンとジャンの推理から導き出されたのは、兵団の中に壁を壊そうとしている人間がいるということ。エレンに宿った能力から導き出された仮説。真実を握る人間が内部にいる!エルヴィンは容疑者を線引きし、作戦を知る者も限りなく少なくして、この作戦を実行に移した。兵団がどれほど被害を受けたとしても、真実を手にするために。

    「何かを変えることのできる人間がいるとすれば その人はきっと…大事なものを捨てることができる人だ 化け物をも凌ぐ必要に迫られたのなら人間性をも捨て去ることができる人のことだ 何も捨てることができない人には何も変えることはできないだろう」
    エルヴィンたちを表現したアルミンのセリフは、作品の骨格を成す言葉だなと。このセリフはこの時点だけではなく、作品の最後にまで繋がることになる──。

    捕獲したかに見えた女型の巨人との攻防、第二幕!エルヴィンは巨人を超えようとし、巨人もまたその想定を超えていく。巨人に対する情報が少ない分、調査兵団は不利。しかも、相手は立体機動まで使いこなしてくる!地獄から地獄への綱渡り。エレンがどんな選択をしても、後悔は残ったのだろうなあ。巨人同士の戦闘に、リヴァイとミカサという人類ツートップのアクションはド迫力!それでもシビアな現実を突き付けられる絶望感はさすがすぎる。

  • 久しぶりにこの漫画らしい良い感じの絶望感と引きだった。

    しかしこの漫画はこの漫画でかなーり物語の進行遅いよねぇ。もう7巻だけどまだまだ物語の終わりが全く見えない。もうそろそろ中盤まで差し掛かっているのか、それどまだ序盤なのか、いまいち掴み切れない。

    最近はなんだか結構死人も少ない感じでちょっとばかし安心してたんだけど撤退中に談笑始まったあたりから「おいおいやめてくれよヤバイよ……」みたいな感じで死亡フラグがバリバリ立ち始めて予想通り何名か逝ってしまった。これからエレンと共に戦って行く仲間のような感じだっただけに結構ショック。

    そしてその仲間の骸を見つめるリヴァイ隊長の目がなんとも言えない。しかしこのリヴァイ隊長が死ぬ時がくるかもしれないと考えるとその時が一番ショックがでかそうだなぁ………

    この漫画が面白いのは主人公たちの敵が巨人だけでなく、むしろ街の民衆からも忌避されているような雰囲気が強いということ。視点を変えれば単純にヒーローとは言えないところだ。ただ進行は遅いにしても徐々に徐々に巨人の秘密も解き明かされ始めるてはいる。一体エレンたちは最終的になにと戦っていけばいいのかがすごく気になる。次巻が待ち遠しい。

  • 1〜7巻まで読み終わっての感想。
    最初の2巻を読み終わったとき、これはすごい作品だ!と手が震えた。舞台設定の斬新さ、巨人の謎、荒削りな画風により醸し出される恐怖感/迫力。「センス・オブ・ワンダー」好きの自分のハートに、こういう「読んで驚きのある、他にないマンガ」がガッチリ食い込んだ、と思ったのだけれど…。
    先の巻まで読み進むにつれ、ちょっと「あれ」?感が漂ってきた。

    まず、話のテンポが落ちているように感じること。少しずつ新しい事実、謎を出して話を進めているのだけど、時間的倒置(過去のエピソード話、ONE PIECE的流行り?)も含め、本編の進行がなかなか進んでいかない印象を受ける。ゼロからこの世界に叩き込まれた際の衝撃が大きかっただけに、停滞している感を受けてしまった。

    また、画力不足についても気になってきた。登場人物の描き込みを深める方向に傾いてきたように思うが、そうであれば必須な、人の(絵としての)描き分けが、十分にできていないように思う。巨人に蹂躙される、人が人として扱われない、ゴミみたいにすぐ殺されてしまうような世界においての人を描くのであれば、この画風も、かえって効果的かと思えるのだけど…。

    このマンガのキモは、他にない、緊張感と死にあふれる世界観ではないかと思うので、そちらを広げていく方に進んでいってほしいと思う。

  • まぢでハンジとサシャがかわうぃすぎる///やべーよ。そして毎度のこと偽次巻予告で盛大に吹くwww

  • 巨人の謎に半歩くらい近付いた…?

    中弛みしてて心配だったが、また盛り返してきた。
    面白かった。

    が、相変わらず絵が荒削りで「これ誰?」「今何してんの?」がちょこちょこ。

    勢いで読めるから、何とかなるけどな…

  • やっとわかりやすく話が動いた。
    よかった。

    あいかわらず人物の描き分けが微妙で、誰が誰やらわからないけど。

  • ますます好みの差で評価が分かれるであろう展開。ただ、このようなストーリーは余人に真似できない圧倒さを持っている点は間違いないだろう。先が読めません。真相も分かりません。疑心暗鬼は募ります、、、、8月か、、、

  • 女型の巨人の捕獲に失敗。あっさりうまくいくわけはないですが、このまま捕獲できると思っていたので、残念でした。

  • 13:20.90

  • 一瞬で殺されて行くなあ。

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著者プロフィール

諫山創(いさやまはじめ)
1986年8月29日生まれ。
『orz』にて読み切りデビュー(マガジンSPECIAL2009年3号)。
2009年10月号より、別冊少年マガジンにて『進撃の巨人』を連載中。

「2014年 『進撃の巨人 悔いなき選択(1)特装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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