- 本 ・本
- / ISBN・EAN: 9784063846706
感想・レビュー・書評
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今回はレビューというより個人的な思い出話が主なので、予めご了承を。
第1巻を読んだのは、今から数年前のこと。「美少女に囲まれるハーレム作品」
に免疫がなかった(まぁ今も得意ではないのだけど)のもあって、
正直に言って、読む前は完全になめくさっていた。
しかし、立ち読みながら実際に6巻ぐらいまで読んだ感想は、
「意外と面白い!」であった。ハーレム感はやっぱり満載だし、
サービスカットもところかしこにあって、男の欲望が「これでもか!」と
全面的に出ていたのは想像通りだったが、想像以上だったのは
ストーリーの基盤がめちゃくちゃしっかりしてることだった。
31人の生徒がそれぞれ個性を発揮させる物語を描くだけでも、
並大抵ではないのに、行き当たりばったりで描いてる感や、
とりあえず女の子を多く出して喜ばせればいいや感が全然ない。
10人ぐらいまでなら、どうにかできなくもないかもしれないが、
31人はキャラ設定を考えるだけでも自分にはとてもできないと思い、
ハーレムものだからといって軽視できる作品ではないと、
感心してしまった。それが出会いである。
それ以後は、密かに買い集めたり、一時読まなくなったり、
売ってしまったり、また途中から買ったりと、紆余曲折あったが、
38巻にして壮大になったストーリーに着地点をつけて破綻させず、
最後までファンの妄想を終わらせないIFの世界を残しきった物語は、
31人の生徒全員を活かしきった作品として正しい様な気がする。
そんなわけで、今のところ唯一認めてるハーレム作品が、
この「魔法先生ネギま!」なのである。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
最終巻。
あやかと明日菜のやり取りが泣かせる。 -
コミック
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シリーズ最終巻。
麻帆良学園体育祭の一大イヴェントでは、柿崎にネギが本命の相手を告げたことが明らかになったことで、生徒たちが彼に白状させようと学園中を巻き込んでの大騒動となります。
そんななか、ネギとともにアスナも、彼女自身の運命について重大な決意をおこなっていたことが明らかになり、彼女との別れの時が訪れます。
本編中でもとくに印象に残っている麻帆良学園体育祭ですが、なんだ脱げないのかよ、と思ったのはわたくし一人ではないはずです。正直がっかりです。最後に超鈴音が再登場することは予想していましたが、これもちょっととってつけたような印象があります。けっして悪い出来ではないのですが、本編ストーリーの余韻に浸りつつ読む後日談としては、いま一つ決め手を欠いているように感じました。
なお巻末には、魔法探偵となった夕映が、下着ドロボーを追いかける短編が収められています。こちらは、個人的にはかなり楽しんで読めました。 -
最後まで楽しく読ませてもらったが、やっぱり父ちゃん救出戦、読みたかったな~。38巻分も書いて、そこまで書くともう5,6巻はいきそうだし、しんどかったかな?それともネタぎれか・・・
やっぱり、気合で書いてほしかった。 -
1巻からの再読も込みで38冊まとめ読み。
学園ハーレムラブコメものからバトル物、異世界冒険物と移り変わっていくのがなんというかリアルタイムで方針の決まる週刊連載の少年漫画らしいなぁと思ったりした。
強さのインフレはWJ系の漫画にも負けてないですね。この手の漫画では避けられない運命なのか。
正直序盤の学園ラブコメやってる時期が読んでて一番楽しい時期でした。バトル漫画化してからは今ひとつ感情が追いついていかなかったかな。
全体としては大きな伏線は回収してあったのでそれなりにまとまっているように見えるけど、割りと端折った伏線も多いように思う。
父親が帰ってくるまでのエピソードなんかは結局有耶無耶なままでモヤモヤします。
何らかの形で読みたいところではあります。 -
完結。正直この終わり方は賛否両論あると思うけどアスナといいんちょのエピソードは何度読み返してもいいシーンだった。最後を夕映で締めるところもらしい。
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完結。
著者プロフィール
赤松健の作品





