- 本 ・本
- / ISBN・EAN: 9784063846829
感想・レビュー・書評
-
6巻なので基本構造は割愛。
基本的には、もともとゾンビ薬を作るきっかけとなった主人公の愛猫「ばーぶ」メインな巻。
ゾンビと理性と別れ。
理性を保っていられなくなり、ゾンビーのゾンビ化が進んだ先の選択。
その段階に到達したときの、「主人公」と「れあ」の気持ちの違いがこの作品を決定される深いテーマな印象。
死なない存在を「葬る」。
死なないものにしか理解できない感情のようなものを感じた。
や。作家は死ぬ存在だから、理解でせき無いことはないはずではあるけどね。
この感情が、作品の肝なのかと。
表紙に準じたおまけが、水着回の読み切り作品。
息継ぎを必要としないゾンビが、水中で・・・と、きたら鮫と格闘して欲しかったかもしれない・・・(元ネタ「サンゲリア」の方のエピソード)。
アニメ化後の刊行とのことで、お便りの増えた妹ちゃんのコーナーも充実。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
さすがにこの巻には泣かされた。おそらくは、少なからぬ人が自身の体験を思ったのではなかろうか。
話は新たな、より大きな物語へと進んでいくのだが、その直前の物語であるこの巻は、彼に大きな決断を迫っている。
そして彼は、決断を出せなかった。このことが、物語全体において、ひとつの布石になるような気がする。
個人的な思い入れもあって、星五つ評価である。そうでなくとも、星五つだったかもしれないが。 -
1~6巻まで。恐ろしいけど、美しい。儚いけど、美しい。もっとその辺り突き詰めると、もっとヒロインよくなりそうなんだけど・・・
-
ばーぶが主役。相変わらず引っ張り続ける強さは半端ないな。
わんこがかわいいんですけど。 -
表紙が可愛い。脇が「か」の字で隠れてるのが残念。
ばーぶについての話がメインの巻。どうやっても血みどろの展開にしかならないのは分かっていたけど、実際読むとやっぱり凄惨。ばーぶを守ろうとした行動が、結果ばーぶをより傷つけていたっていうのは辛い展開だった。
そして礼弥のゾンビ化の経緯についての話がようやく出た。やっぱりそこ影響あるよなぁ。 -
伏線に言及されましたね。
-
9784063846829 166p 2012・6・8 1刷
著者プロフィール
はっとりみつるの作品





