進撃の巨人(10) (講談社コミックス)

著者 :
  • 講談社 (2013年4月9日発売)
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063848397

作品紹介・あらすじ

巨人がすべてを支配する世界。巨人の餌と化した人類は、巨大な壁を築き、壁外への自由と引き換えに侵略を防いでいた。だが、名ばかりの平和は壁を越える大巨人の出現により崩れ、絶望の闘いが始まってしまう。

ウォール・ローゼ付近に突如現れた巨人の群れ。104期の面々を含む調査兵団は巨人の発生地点特定を急ぎ、ローゼ付近のウトガルド城で夜を明かすことに。だが、夜は活動できないはずの巨人が城を取り囲み‥‥!

感想・レビュー・書評

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  • 1-10巻一気読み。
    実は10巻まで読んでて頓挫してたもの。
    最初から読みました。

    絵も落ち着いてきた。
    巨人っていったいなに?
    絶対喰われたくない。

  • 物心ついた頃のトラウマはAKIRA。(今なら克服できる)
    学生時代のトラウマはベルセルク。(今でも克服できない)
    何度かトラウマ作品にぶちあたれども、作品の魅力あってこそなわけで。
    進撃もまた人気の高さと予告映像にうずうずしながらも、再びトラウマにぶちあたりそうでビクビクしながらとりあえずアニメを見始めたらやっぱり面白かった。

    しかしアニメはアニメなわけで、やはり原作が気になるけどもトラウマの罠が怖いけど原作読めばこの後の展開に耐性ができて心臓にはいいかもしれないけどやっぱり罠が怖…(エンドレス)。でも今ならまだ集められるけどうむむ…と悩んでいたら、女神様が1〜10巻貸して下さいました。合掌。

    というわけで一気読み。

    結果:おも…しろい…よう…う…

    アニメを先に見ているので、どうしても見比べたりもしてしまうんですが。
    原作の絵はダメっていう人もいると言われていたけど、個人的にはそんなに違う印象は受けなかった。アニメは確かに線やデザインも綺麗めだし、特に目の光の印象が強いので余計綺麗なイメージが強いかもしれないけど、個人的には原作の方がキャラの見分けがつきやすかった。ただ慣れただけかもしれないが。

    トラウマになりそうな描写もそこまで原作の方が酷いという印象も受けず。今後の展開としては結構苦しい部分もあるけれど、とにかく初見では勢いで読めてしまうのでそこまでは気にならなかった。むしろ2ターン目からじっくり読み始めたときの方がツライ。…うっ(泣)。

    立体起動の動きやスピード感は、さすがにアニメが強いけれど、おかげで原作の状況もわかりやすい。

    今の所アニメは、原作を追い越さないように丁寧に丁寧に引き延ばして、邪魔にならない程度に原作補完するような描写やエピソードをちょっとずつ入れて、それが間延びしてるという人もいるかもしれないけど、自分はこのくらい原作を丁寧に扱ってくれるアニメ化の方が好感が持てる。
    ハガレン並に原作の最終回まで追いかけてくれるような長編後釜として青エクを期待していたのだけど、あっけなく切られてしまったので、あわよくば進撃がそうなってくれないかと思っているのだけど…無理かなぁ。

    とりあえず毎週毎週「次はどうなっちゃうんだ…っ(震)」と心臓に悪い状況を和らげる為に原作を読んだのだけど、一層「次はどう展開するんだ…っっ(叫)」と余計気になって落ち着かなくなったのでした(苦笑)。

  • 調査兵団によって隔離されていた104期生たち。巨人の襲撃によって、ウォール・ローゼ近くのウトガルド城で夜を明かすことに。だが、夜に活動できないはずの巨人が城を取り囲んで──。

    「でもやることはいつもと同じさ 生きてるうちに最善を尽くせ!」
    絶望的なまでの巨人の群れに囲まれ、装備を持たない104期生は絶体絶命に!塔の中へ侵入してくる巨人を阻もうとするも、武器もなく巨人を敵にするのは無謀すぎる。ただ、そんなギリギリな状況だからこそ、仲間たちとの連携や絆が夜闇に輝く。コニーをかばって腕を骨折したライナーに、クリスタがスカートをちぎって包帯代わりにして応急処置をするシーンは、ぼくも「結婚しよ」って思っちゃうわ(笑)

    だが、獣の巨人が襲来し、さらなる巨人の群れが城を襲う!そこでクリスタとユミルの友情が大いなる力を発揮することに!お互いに秘密を抱えて生きてきた二人が解放された瞬間だった。ユミルに投げられた言葉を、今度はクリスタが投げ返して鼓舞するところが熱かった!

    その一方で、ライナーとベルトルトの関係性もここで抉るように深掘りされる。彼らとユミルの過去とは?!さらに彼らが帰りたがっている故郷とは?!今までばら撒かれていた伏線たちがここで収束していく!ライナーの葛藤は人間味があっていいなと。この真意は物語が進むにつれてどんどん深く、奈落の底まで続いていく。104期生たちの絆から、まさかのラストへなだれ込む!絶望の先にはまた絶望の壁が立ちはだかる。

  • ……冒頭から巨人気持ち悪っ!なんだあの体型…せめて服着て…。

    ライナーに遭遇したときの巨人の表情…夢に見そうです。

    誕生日に読んだのがこれと彼岸島というなんとも言えないチョイス…

    • まろんさん
      hetarebooksさん、こんにちは。

      『進撃の巨人』、この絵はちょっと生理的に受け付けられない感じだから、
      きっと見るのは1話だけにな...
      hetarebooksさん、こんにちは。

      『進撃の巨人』、この絵はちょっと生理的に受け付けられない感じだから、
      きっと見るのは1話だけになるんだろうな~・・・なんて思って
      アニメを見始めたらもう、続きが気になっちゃって。
      娘とふたり、手を握り合って「きゃー怖い!あー食べられた!もうやめてー」
      なんて叫びながら毎週見ていたりします(笑)

      今週は、人類の味方をする、意志的な風貌の巨人が現れて衝撃的でしたが
      コミックスでは、お話はもっと先へと進んでいるんでしょうね。気になります!
      2013/05/25
    • hetarebooksさん
      まろんさん

      進撃の巨人、アニメも評判になってますよね。人も食べるけど共食いも平気でしている巨人たち…怖すぎます。どうせ食べられるなら一口で...
      まろんさん

      進撃の巨人、アニメも評判になってますよね。人も食べるけど共食いも平気でしている巨人たち…怖すぎます。どうせ食べられるなら一口でパクッと食されたいな…

      この巻しか読めていないので、巨人化のしくみがよく分からないのですが結構大きな転機がある巻ですよー。
      2013/05/26
  • 同期、みんな巨人になれすぎ!

  • まてまて巨人になれる人多すぎ

  • 5巻~10巻を読み終えた時点での感想なのですが、1巻~5巻までは抜群に面白かったのですが、5~10巻の間は、個人的には、全然こう、グッと来なかったですね。すみません。厳しいこと言ってゴメンナサイ。

    でも、まあ、今、当に物語でいうならば、大風呂敷を広げまくっている真っ最中。過渡期。ならば、まあ、しゃあない、と言う気もしますが、、、でもなあ、なんつーか、謎ばっかり増えて、それに話の内容が、ぜーんぜん、追いついて行っていない感じ。何?ナニナニ何なんですか?この展開は?なんでこーなるの?なんでそーなるの?ってのばっかり。この理解できない感じ、ちゃんと、おとしまえつけていただけるんでしょうね?っていう、いわばフラストレーションばっかり溜まる時点。

    それが、きっと、今なのだ。となると、きっと、11巻以降では、怒涛の理解できまくるビックリすんげえ展開が、待っているハズ、と、信じております。そうなったら、評価、ガラッと変えるから。だから、ゴメン。5~10巻の間は、個人的には、おもろない感じでしたよ。意味わかんねえよ、ってところばっかで。ごめんなさいね。でも、正直な気持ちは、そうなんです。ごめんなさいね。

    まず、スゲエ嫌だったのが、あれです。女型の巨人。あの正体って、アニ・レオンハートだったやないですか。まあ、その時点で、なんじゃそら?な訳ですが、女型の巨人の正体が、アニだって判明する前に、女型の巨人、調査兵団の兵士、ぶっ殺しまくるやないですか。その時の描写で、兵士を一人、ヒュンヒュンヒュンって、駒だか風車だか、まあオモチャみたいに、いたぶって殺してる描写、あるやないですか。アレが最高に嫌でしたね。

    あの描写が、人類の敵である、血も涙もない巨人の行動だったら、変な言いかたですけど、許せるんです。「女型の巨人!てめえ!なんてヒドいことするんやねん!絶対許さん!ぶっ殺す!!」って、素直に思う事が出来るんです。でも、女型の巨人、アニやんか。決してこう、憎むことのできない、愛すべきタイプの、ひねくれキャラですやんか。そのアニが。あんなに嬉々として、アニが人間のふり?をしていた時点では、自分の上司でもある的感じのポジションの存在の調査兵団の兵士を、あんなに嬉々とした感じ(と受け取りました、自分は)で、なぶり殺しにできるものなのかね?あんなに愛すべきキャラであるはずの、アニが。

    後日、アニである、と判明する存在である女型の巨人。そいつに、あんな、絶対こう、許すことのできないような、そんな振る舞い、して欲しくなかったなあ。そこが、自分としては、本当に本当に嫌でしたね。なんか、勝手に自分の思いだけ好き勝手言って、申し訳ないのですが。でも本当に嫌だったんだよあの描写。ごめんなさいね。

    あと、まあ、謎だらけですよね。

    クリスタ・レンズの本名がヒストリア、って、なんだ。貴族なの?妾の子なの?それがどう意味があるんだ?

    クリスタと激烈仲良しだった名前謎だった女。彼女がユミル?ほなら、5巻の冒頭の特別編の話の、イルゼ・ラングナーが遭遇した巨人が発した言葉「ユミル様」「ユミルの民」と、どう関係あるのよ?ってか、なんでユミルも巨人なんよ。巨人時代の、ライナーとベルトルトとの関係って、なんなんだよ。

    ってか、ライナー・ブラウンと、ベルトルト・フーパー。なんでおまえら、巨人やねん。ビビったわ。しかも、「鎧の巨人」と「超大型巨人」って。なんでやねん。マジで意味わからん。第104期訓練生のメンバー、巨人ばっかやないか。なんやそのご都合主義。ずっこくない?それって?ってか、104期訓練生にこんだけ巨人ばっか集まったのも、なんらかの納得できる意味があるんだろうな?そうじゃないと嫌だぜ。だって、意味わからんもん。巨人率高すぎだぜ104期訓練生グループ。

    いやしかし、10巻の後半。ライナーがエレンに対して、「いやー実は俺、鎧の巨人で、ベルトルトが超大型なんすよ。エレン、一緒に来いよ。そしたら万事解決よ」って、いきなり告白しだす場面のあの唐突さ。めちゃくちゃシュールでした。あっこは、あのシュールさは、マジで面白かった。抜群に唐突。すげえ!って思いましたね、あの展開。あっこはマジで好きです。

    まあ、こんだけ散々文句言っておいてすまんですが、続き、読みますよ。だってもう、気になりまくるし。最初のとっかかりの面白さは、マジでハンパなかったし。だから、こう、期待してます。こっから、もう、ぐうの音も出ないくらい、「諌山先生、生意気言ってすいませんでした!!」って猛反省しちゃえるくらい、バチバチに面白い展開、期待してますんで。ホンマ期待してますんで。

  • えっえっ。嘘。みんな大っきくなっちゃった。

  • ネタばらしするシーンの見せ方がハイセンスすぎる。

  • 息をつけぬぐらいの怒涛のストーリー展開。デビュー作でここまでの世界観を繰り広げられるなんてすごいと思う。
    謎につつまれた巨人の存在について、新事実が少しずつ明らかになってくる。必死に戦い、主人公よりも強いものが巨人の手により無残に死んでいくやるせなさ、人間の無力さを感じながら、あっという間に10巻分読んでしまいました。

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著者プロフィール

諫山創(いさやまはじめ)
1986年8月29日生まれ。
『orz』にて読み切りデビュー(マガジンSPECIAL2009年3号)。
2009年10月号より、別冊少年マガジンにて『進撃の巨人』を連載中。

「2014年 『進撃の巨人 悔いなき選択(1)特装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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