金田一少年の事件簿 20周年記念シリーズ(5)<完> (講談社コミックス)

著者 : さとうふみや 天樹征丸

• 講談社 (2013年6月17日発売)

作品紹介・あらすじ

ついに20周年を迎えたミステリーコミックの金字塔・『金田一少年の事件簿』。メモリアルイヤーを迎え、「20周年記念シリーズ」と銘打ったコミックス新シリーズが刊行開始！　かつてない難事件に次々と遭遇する金田一ハジメ。祖父であり名探偵・金田一耕助譲りの推理力で、完全無欠と思われたトリックに果敢に立ち向かう！

「地獄の傀儡師」高遠遙一の「異母妹」を守るため“薔薇十字館”にやってきたハジメと美雪。二人の前で巻き起こるのは、薔薇の花言葉になぞらえられた殺人事件！　招待客を次々と殺害していく謎の人物・ローゼンクロイツにハジメが挑む！！　大絶賛の20周年記念シリーズ、華麗なるフィナーレ！！

感想・レビュー・書評

[九月猫さんの感想 · 2013年7月3日]

金田一少年２０周年記念シリーズ最終巻。
前巻からの「薔薇十字館殺人事件」の続きと事件の解決。

物理トリックは、うーん・・・、という感じなのだけれど、
館はおもしろい。
こういう仕掛けは、好きです。館萌え？

高遠との共闘ということで楽しみだったのに、
意外にも彼はおとなしいままで、ちょっと物足りない。
と思ったら。
２０周年記念シリーズは終わりだけれど、新たなシリーズの幕開け！？
新しいシリーズは、高遠相手になるようだし、
彼のルーツも描かれるようだしで、すごく楽しみ！

[九月猫さん · 2013/07/17]

kwosaさん、こんばんは！

＞彼の父は実は中村青......
んもうー、アイスティー吹き出したじゃないですかっ(^▽^;)
館萌えとしては（えっ確定？）、かなり心惹かれるコラボですねぇ♪
実現しないかなー。ちょっと妄想が暴走しそうです（笑）

『厭魅』、おもしろく読めているので、『首無』もきっと読みます！
前から気になっていたものの、ホラーっぽさのため、
なかなか・・・だったので、よいきっかけをいただきました(*_ _)ﾍﾟｺﾘ

おおっ♪『本格推理②』入手なさったのですね！
またkwosaさんのレビューが楽しみなものが増えました(´∀｀*)
おススメしたものの、わたし自身かなり昔に読んだきりで、
印象だけでお話させていただいたような状態で、申し訳なさを感じつつ……
kwosaさんが新しいお気に入り作品にたくさん出会えますように♪

あっ、わたしの顔（kwosaさんの想像、気になります(^^;)）は、
斉藤由貴さん、内田也哉子さん、長澤まさみさん、
成婚時の雅子さま、よくわかんないけど白黒の時代物映画のお姫様、
・・・のどれかで（似ているといわれたことのある有名人）。
おススメはよくわかんないお姫様です（爆）

[kwosaさん · 2013/07/17]

九月猫さん！

本棚へのコメント、ありがとうございます。

横溝作品全巻読破は凄すぎます！

最近なんだか九月猫さんのおかげで新たな扉を開きっぱなしです。
積読もたくさんあるので、読了＆レビューのほうはあまり期待せずに気長にお待ちください。

九月猫さんのご尊顔。
かなりの美女じゃないですか！
ひとまずはまゆ毛美人ということで妄想を膨らませております。
こちらも、中村橋之助、トータス松本、『スピード』時代のキアヌ・リーブス、『トイ・ストーリー』のカウボーイ人形あたりをミックスした顔であなたの夢にお邪魔しまーす。

[九月猫さん · 2013/07/18]

kwosaさん、こんばんは！

すでに本の内容とは関係なくなってきたコメントにまで
お返事ありがとうございます♪
近頃、雑談させていただくのも楽しくて、
あちこちで脱線しまくりです(^▽^;)

横溝作品は母親が揃えていたので、ラッキーでした♪
＞しかも黄文字の少年向けまで
小～中学で読み始めたので、むしろ黄文字のほうを先に読みました。
横溝作品はジュブナイルもおススメです！！

＞ひとまずはまゆ毛美人
「美人」を抜いていただくとばっちりです☆
まゆ毛だけでいいです（笑）

そして、kwosaさんはわたしのなかでは橋之助さんということで。
ミックスせずに、オンリーで！
中学生のとき、ファンだったんですよー、橋之助さん♪
歌舞伎、観たことないのに(^^;)

[mkgさんの感想 · 2021年11月4日]

地獄の傀儡師ふたたび。トリック複雑すぎて！最終巻やけど、まだ続く？

[wkbookさんの感想 · 2013年6月28日]

4巻の続刊。過去の事件が今回の事件を引き起こす、という定番の流れ。

〇〇〇〇〇を引っ張るというトリック、犯人にとってはかなり重労働だと思うんだけど……
今回は今まで候補に挙がらなかったタイプが犯人で、最近のありがちな流れを少し整えたかな。
また新シリーズあるみたいだし、高遠さんの父親を探る話なら期待したいな。

[六月一日宮玲子さんの感想 · 2023年4月7日]

「薔薇十字館」解決編。奇想天外なトリックだから、最初から念入りに読み込まないと訳がわからないと気付かされた…。これを考える原作者、コミック化するマンガ家は大変だろう。正直、集められた人間達、特に殺された人間達はあまりにも身勝手だが、火事で助けを求める人を写真に撮っていて助けが遅れたカメラマンは不問か…。高遠の異母妹設定もあまりにもお粗末。これなら、実は違うとかの方が良かったかも…。

[にこまるさんの感想 · 2020年10月21日]

薔薇十字館殺人事件解決編。

とても面白かった。

高遠遙一とジゼル、異兄弟としていつか支え合っていける日が来ると良いなと思った。
高遠のルーツが気になる。

[Sarahさんの感想 · 2014年4月27日]

犯人が解ってすっきりしましたが、
高遠とジゼルが母が兄妹として親しくなれる日が来ます様に。
彼らの父親は外国人だと思います。
日本人らしくない名前をつけているので。

[幸音さんの感想 · 2014年1月2日]

従妹の漫画。薔薇十字館殺人事件解決編。
館そのものの謎も面白かった。犯人もその動機も個人的には意外だったかな。薔薇の名前を知らないと分からないな、これは。人の名前そのものな薔薇もあるんだなぁ。
高遠が殺人鬼なのは変わらないけどなんでこんなにかっこよく描かれるのか(笑)高遠のルーツ引っ張るなと思ったらこれで終わらずに続くのか。地獄の傀儡師が登場する辺りを再読したい。

[藍天色さんの感想 · 2013年12月31日]

何故か買い忘れていた。有り得ん…
高遠にいらん過去はつけないで欲しいよ、レクター博士のように『そうであったからそういう存在になった』で良いじゃん、私、だから高遠好きだったのにー。

[kazya2001さんの感想 · 2013年11月2日]

全巻の記憶がなく、とりあえず読んだ。
やっぱり高遠は逃げ出したんだと、なんとなくホッと。

[素以さんの感想 · 2013年8月21日]

そこそこ面白い結末でした。金田一少年シリーズの続編が楽しみだ！

著者プロフィール

1991年、『カーリ！』で第46回週刊少年マガジン新人漫画賞入選。1992年より週刊少年マガジンにて、『金田一少年の事件簿』を連載、大ヒットとなる。ミステリー漫画ブームを巻き起こした本作品は、第19回講談社漫画賞を受賞。その他の作品に『探偵学園Ｑ』『金田一37歳の事件簿』などがある。

「2022年 『小説　金田一少年の事件簿　学園七不思議殺人事件』 で使われていた紹介文から引用しています。」