- 本 ・本 (388ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063849714
作品紹介・あらすじ
さあ、講義の続きです! 9年振りに刊行再開第2弾!!
柳沢良則の探求に終わりはない。これは、人間についての壮大な研究書である!
感想・レビュー・書評
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さまざまな話題を取り上げて、
何となく試行錯誤的なイメージがあったが、
この巻は『教育』の原点的な内容が多く、
路線としてこのまま行って欲しいな感があった。
第201話:『二つの太陽』は、
似たような『虚言』に振り回されている大人に、
ひとつのケースを提示している。
第202話:『数式の行方』は、
うーん。現実的にどうなのかなと。
→お話しお話し。笑
第203話:『まだまだ子供だ』は、
柳沢教授の内面の話だけど、
知りたいような知りたくないような感じがしたのは、
もっともっと不思議な存在でいて欲しいからかもー。
第204話:『労働の価値説』は、
華子大活躍ー!!*\(^o^)/*
見守る周囲の大人のはあとも温かい。
こういうのが山下和美の本領発揮な気がするな。
(*-ω-)*´ω`)*-ω-)*´ω`)ウンウン♪
第205話『ペンがない』は、
正子(教授の奥さん♪)の反乱の話。
世の中の奥様は多かれ少なかれ、
こういう思いをしているのだろうから、
共感する読者もいるのでは?
前髪がピロリンとした、珍しく取り乱した教授の姿。
恨んだり疑う事のない純粋な教授に、
読者は安心してページを追う事ができる。
で、書いた推薦状がで、笑えた。
しかし、万年筆。もうずっとしまいっぱなしだな~。
中学の時にシャープペン全盛だったけど、
敢えて万年筆を持って行った。
高いのは買えないので当時出始めの、
シェーファーの『ノン・ナンセンス・ペン』(当時価格¥500円)。
安いペンはペン先が金素材ではなく、
ペン先が固いのだが私はなじませるのが上手く、
教師に『これ、とても書きやすく慣らしたね!』と、
褒められたことは今でも忘れない。
40年以上経った今でも大事にしまってあるよ♪(^-^)
第206話:『母のおもかげ』は、
教授の子ども時代のこころの内面の話。
でもなんか現在の教授とのギャップを感じるのはなぜだろう?
そこの変遷の過程はまだまだ先になるのかな~?
第207話:『進化する表情』は、
嫉妬の話、←と言ったら身も蓋も無いか。笑
もう少し掘り下げたらもっと良かったかもー。
第208話:『立ち入れない人生』は、
題名が表すように『立ち入れない』で終わっちゃった感がある。
一つの問題提起としての話かな。。
第209話:『わたしのおうじさま』は、
柳沢教授の妹・則子と華子との戦い。
いや~、則子さん、もそっとエピソードが見たい。笑
第210話:『会えないあなたへ』は、
一瞬『ビリギャル』が脳裏に浮かんだが、
いろいろな要素を含ませた話。
結末をつけない辺りが山下和美流なのかも。
第211話:『みんなの番長』は、
これ、小学生とかに見せるべきかも。
しかし柳沢教授の若かりしお姿は美形ですな。
目も開いてたしー。笑
第212話:『ずっとあなたが』は、
夢落ちの話だけど、
『今の幸せ』の大切さを教えてくれる。
ううう、それにしても加齢は過酷だな~。
1巻から15巻まで一気に読んできたけど、
ややサチって来た感はある。
キャラクターが作者によってどうとでも動かせる、
そこらへんがときどき感じる違和感なのだろう。
『いい漫画』より『売れる漫画』を、
描かなくてはならないのが辛い所なんだろうね。
○市立図書館所蔵詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
心暖まるなぁ(*´ω`*)柳沢教授も良いけれど、この漫画に出てくる人は皆ステキ!(^^)17巻まで後2冊、どんな話なのか楽しみ♪とりあえず、早く4月(16巻発売)にならないかなぁ(´∇`)
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安定の読み応え。
現実的でコミカルで、ときどきファンタジーで、
じんわり心に染みます。
今回も染みました。次は4月かぁ~。 -
いやあ、やっぱり柳沢教授は素敵だなあ。
著者プロフィール
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