金田一少年の事件簿(文庫版) (File33) (講談社漫画文庫)

さとうふみや

• 講談社 (2014年6月12日発売)

作品紹介・あらすじ

宝探しの番組に参加することになった金田一少年。謎の天才学者の館、「錬金術館」で惨劇の幕は上がる。番組スタッフ達が次々に殺害され、彼らを殺した仮面姿の「錬金術師」は姿を消す。そして容疑者として疑われたのは速水玲香！　金田一少年が密室、そして凶器消失のトリック解明に挑む！！

感想・レビュー・書評

[101号室の淳平 YD屋さんの感想 · 2025年2月8日]

アニメ版で昔観たことあるので文庫版で読んでいましたが、一部分(クイズ番組など)はアニメ版には描かれなかったのでようやくお目にかかれた。
にしても最後の被害者以外とんでもないくらい外道だな…

[すーさんの感想 · 2023年5月12日]

犯人かと疑われた玲香ちゃんとその無実を信じる美雪ちゃんの2人の強い友情が伝わってくる巻です! まさか怪盗紳士が出てたとは思わなかったな〜笑

[lovemusic718さんの感想 · 2017年7月9日]

疑われてしまった玲香はかわいそうだったけれど玲香と美幸、ライバルだけど仲良くなれそうでほっこり。
谷河さんがずっと持っていた壺が結局何だったのかわからず、すごく気になってしまう。

[hige0519さんの感想 · 2014年8月8日]

「錬金術殺人事件」収録。
密室はかなり強引な気がしますが、大胆かつ大がかりなトリックでなかなか興味深かったです。部屋割りのマジックトリックも単純明快で良かったですし、ラストにちょっとしたサプライズもあり楽しめました。
ただ、用意周到な犯人がしょうもない見落としで足がついてしまい、ずっこけてしまいました。

[ファミコンキッドさんの感想 · 2014年6月26日]

やはり文庫版は1冊で完結するので良い！
何回か読み直すと少々粗が目立つものの、安定した読み応えは、さすが20年続くシリーズ。
ジッチャンの事件同様、今回の被害者たちも相当なワルで、犯人に同情を禁じ得ないのも定番。

著者プロフィール

1991年、『カーリ！』で第46回週刊少年マガジン新人漫画賞入選。1992年より週刊少年マガジンにて、『金田一少年の事件簿』を連載、大ヒットとなる。ミステリー漫画ブームを巻き起こした本作品は、第19回講談社漫画賞を受賞。その他の作品に『探偵学園Ｑ』『金田一37歳の事件簿』などがある。

「2022年 『小説　金田一少年の事件簿　学園七不思議殺人事件』 で使われていた紹介文から引用しています。」