グラゼニ(2) (モーニング KC)

  • 講談社
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感想 : 26
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063870435

作品紹介・あらすじ

プロ入り8年目で年俸1800万円の中継ぎ投手・凡田夏之介。対戦相手の年俸チェックをするたびに気になるのは、「倍数」! セ・リーグには夏之介と1歳違いで10倍もらってる選手が一人だけいる。その選手は、試合前にもかかわらずクラブで豪遊&朝までチャンネーはべらかしていて……俄然意識しちゃうんです!!

感想・レビュー・書評

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  • プロ野球の事情がわかりやすく描かれていて、外国人選手ってこういう使い方されてるんだーとか、2軍選手の事情とか、面白いです。

    野球選手の肉食系vs草食系の話が特に好きだったかなー。

  • 年俸だけではないプロ野球に切り込んできた感。微妙な生々しさも持ち味。ますますモーニング誌にピッタリ。

  • 東光さん…

  • 外国人投手の葛藤も描かれており、面白いです。
    限られた1軍登録枠を争う、レギュラー陣以外の選手たち。それぞれの「強み」をどのように生かすか。
    また球団としても、限られた資金の中でどのように戦力補強を行うか(ベテラン選手の扱いなど)も語られ、プロ野球好きであれば楽しめる内容だと思います。

  • ブルペン80球マウンド0球

  • (01.16.2017)

  • 年俸1800万vs.1億8000万!「負けられませんよ……!給料『1対10』だけど……」――プロ入り8年目で年俸1800万円の中継ぎ投手・凡田夏之介(ぼんだ・なつのすけ)。対戦相手の年俸チェックをするたびに気になるのは、「倍数」!セ・リーグには夏之介と1歳違いで10倍もらってる選手が一人だけいる。その選手は、試合前にもかかわらずクラブで豪遊&朝までチャンネーはべらかしていて……俄然意識しちゃうんです!!(Amazon紹介より)

  • プロだから安全をとらなきゃいけないところと、プロだから危険をとらなきゃいけないところがある。その見極めが難しいし、きちんと考えていないと無意識に過ぎていってしまう。プロである以上、年棒億単位でも、数百万でも、譲れない「これぞプロ」という部分が求められる。そこを絶対に落とすことなく、自分の力を信じてくれる人をつなぎとめないということですね。

  • 野球のルールをほとんど知らないけれど、面白かった!
    ・ピッチャーがあえて内角にボール球を打つことで次の外角は遠く感じるようになるということ。
    ・左投げのピッチャーだと死角的に2塁の盗塁を許しやすい
    ・外国人の1軍登録は4人まで
    といった野球を初歩から教えてくれる漫画は今までなかったので読んでよかったと思う。
    まだ2巻だけれど、全部読み終わる頃にはプロ野球をかなり理解できるようになっていたいな〜><

  • プロの現実。
    華やかさ、よりもシビアさ。
    それが前面におしだされている漫画。

    ある程度、スポーツをこなしそれなりに自信のある者なら一度は思うはず。
    「自分はプロになれたかもしれない」
    そして、目にするのはプロの現実。
    能力の差。大きな報酬の対価。非情で論理的な現実。

    また、この巻の魅力的なエピソードのひとつ。
    業種は違えど、同じプロとして向き合う話も。

    ボール一個分の分かれ目。

    その他にも魅力的なエピソード多数。

    正直この絵柄は、好みな部類ではないが、一つ一つのエピソードが短く読み易い。その上、魅力的。

    プロへの安易な憧れに戒めを抱かせてくれつつ、それでもやはり華やかなプロの世界の魅力も損なわせない。
    良い漫画だと今回も思った。

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著者プロフィール

第20回MANGA OPENにて才能を見いだされた異才。得体の知れない短編を数作発表後、「モーニング・ツー」誌上で『The DRIFTERS』を連載。『グラゼニ』では初の原作モノに取り組む。当作品にて第37回(2013年度)講談社漫画賞を受賞。

「2014年 『グラゼニ(15)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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