鬼灯の冷徹(3) (モーニング KC)

著者 :
  • 講談社
4.15
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本棚登録 : 3319
感想 : 121
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063870619

作品紹介・あらすじ

鬼灯と閻魔様、鬼灯と白澤、鬼灯と小判の相変わらずのエピソードはもちろん、この巻も新しいキャラクターが続々登場。源義経、ヤマタノオロチ、『かちかち山』のうさぎどんの一獄卒としての働きぶりをとくとご覧あれ。ちなみに絶世の美女・妲己は衆合地獄でボッタクリ中!

感想・レビュー・書評

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  • 鬼灯がバリトンボイスというのは原作からだったのですね!なるほど〜アニメから読んだ身としては今やあんげんさんの声でしか読めないほどハマっています。 そして今回の「かちかち山」…思わず調べて真実を知って驚愕しました!民話ってほんと恐いww あとベルゼブブ…爆笑しましたw日本の言い伝えとか西洋文化とか豆知識がいっぱいで知的な面白さ。

  • 芥子さん好き!

  • 芥子さんかわいい!(笑)

  • 読んでいてジワジワと楽しめました。
    昔話に登場する「かちかち山」のうさぎどんが、見た目が可愛いのに
    実はあんな性格だったなんて。。。
    昔話の残酷な部分を割愛するのは教訓話として読むのにどうかと
    思っているので、この作者の昔話に対する解釈の仕方は好きです。
    また今回は白澤が微妙に鬼灯に勝てる部分も読めて楽しかった。

  • “「え………お前……もしかして辛いの…食えない人?」

    「ほー?ほほほほほ火鍋粉!だっせ!!
    お兄さん次中国を訪問する際は四川を案内しますよお〜〜
    ア——ハハハハハハハハ」
    「いますよね ああやって辛い物が苦手な人を何故か見下す辛党
    対して強くもないのに大酒かっくらう小虎のくせに……殺殺処堕ちろ」”[P.62]

    章の表紙絵がことごとく格好良い。
    だんだんと白澤が可愛く見えてきた……。

    Thanks to K.H.

    “「800年!?この人何者!?」
    「源義経公ですけど……」
    「ええっ!?
    あの牛若丸!?何で地獄にいるの!?」
    「現烏天狗警察の一員ですから……
    私はちょうどこの方へお使いに来たんです」
    「義経公って烏だっけ!?」
    「イヤどう見ても違うでしょう」

    「…僧正坊が昔のよしみで…
    『あんなに美少年だった牛若が兄貴の反感を買って自害!?
    かわいそうっ烏天狗警察へ入れてあげなさいっ』」

    「究極の判官贔屓」
    「僧正坊にとっては孫みたいなものだったんでしょう」”[P.127]

  • 女子が可愛い巻。

  • 義経さんの残念っぷりが愛おしい

  • どSで地獄なのに、ほのぼのしてる。
    兎と犬が可愛い。
    なんか地獄の豆知識が増えて楽しい。天国より楽しそうだ。

  • シロがどんどん おバカになっていく。
    でもそこがますますかわイ~ww

    これからの茄子にも期待大っ!!

  • どんどん新しいキャラが出てきて、3巻まできても全然勢いが衰えない。テンポがいいし、マンガももちろんいいんだけど扉絵やここぞという時の鬼灯様の絵が魅力的。

  • 3刷 帯

  • 叫喚地獄(飲兵衛地獄)

  • 裝幀/村松のぞみ(井上則人デザイン事務所)

  •  読了。
     衆合地獄って男しか行かないのかしら。
     今回のはなんだか鬼灯のいろんな面が見られて面白かったな。少し可愛く見えてきた。

     そして義経キター。可愛い。美少年。もっと出演求む
    (210111)

  • ・唐瓜の衆合地獄見学の恐怖? 閻魔大王ぎっくり腰で鬼灯が針治療を。かちかち山の恐怖。白澤二日酔い。酒宴で鬼灯と白澤が遭遇。八岐大蛇が呑助の亡者たちに酒を奪われた。浄玻璃鏡でいろいろ見てみる。小判のピーチ・マキ取材で鬼灯と遭遇。ムキムキになりたい義経。ベルゼブブが鬼灯と遭遇。みんなの身長は?

    ▼地獄についての簡単なメモ(一巻目からの累積)

    【兎】桃源郷の兎は皆が薬剤師見習い。
    【閻魔大王】地獄でも有名なお方。鬼灯には頭が上がらない。忙しさに疲れぎみ。元は人間で最初の死者とも言われているらしい。トトロくらいのサイズ。
    【お香】有能な姐さん。ふだんは衆合地獄にいるもよう。身長168cmくらい。
    【朧車】地獄のタクシー。自分たちの間では猫バスの仲間ということになっているらしい。
    【柿助】桃太郎の猿。600年前カニから傷害罪で訴えられ罪滅ぼしとして桃太郎の猿になったらしい。不喜処地獄に就職。サイズはふつうの日本猿。
    【唐瓜】茄子とコンビ。わりとまともな感性の持ち主。後にレギュラーとなる。地獄案内の狂言回しともいえる。お香姐さんのことが好きらしい。身長140cmくらい。
    【辛子】かちかち山のメス兎。今は獄卒をやってる。三巻目で初登場しレギュラーに近い存在に。兎にしては大きい。
    【叫喚地獄】酒乱の落ちる地獄。禁酒させるリハビリ施設でもある?
    【金魚草】金魚(蘭鋳)が咲く植物。鬼灯の数少ない趣味で品種改良して地獄中に広めた。3mサイズに育てることも可能。金魚草コンテストの要素には鳴き声もある。
    【クッキー】不喜処地獄の元お局様。不喜処地獄を牛耳っている口うるさい犬だが実はそれほど悪気はない。夜叉一と結婚した。トイプードルくらいのサイズ。
    【クリスタルヒトシ君】鬼灯が2個持っている。現世のテレビ番組で当たった。一度目はモンゴルの民族衣装も当たったり二度目はオーストラリア旅行も当たった。
    【ケルベロス】冥界の王ハデスの番犬で出稼ぎに来ている三つの頭を持つ犬。
    【牛頭婦人】地獄の門番。馬頭とセット。金剛力士像くらいの大きさ。白澤が薬の材料として時折角を削らせてもらっていた。前から白澤を好ましいと思っていた。
    【国会議事堂】浄玻璃鏡でここを眺めているときだけは閻魔大王が立派に見えると鬼灯は言う。
    【小判】化け猫のゴシップ記者。「週刊三途之川」専属。かつてはピーチ・マキの飼い猫だったらしい? むっちりした猫。
    【貞子】等活地獄からワンセグによって逃亡した。
    【サタン】西洋地獄の主。毛深いのでマッパでも何か着てるように見える。
    【地獄】八大地獄と八寒地獄の二つに分かれ、更に二百七十二の細かい部署に分かれている。天国より圧倒的に広い。日本の地獄はインドや中国など様々な国を参考に構築されたので複雑。
    【地獄の裁判官】1審:秦広王、2審:初広王、3審:宋帝王、4審:五官王、5審:閻魔王、6審:変成王、7審:太山王、8審:平等王、9審:都市王、10審:五道転輪王がいて審議に三年かかる。閻魔大王はその中でも代表格。彼以外もたぶん、おいおい各自紹介されていくだろう。
    【衆合地獄】下着ドロなど邪淫罪の地獄。99年はき古された鬼のパンツまみれの刑がある。獄卒の70%が女性。男の獄卒にとってはとても恐ろしい場合もあるが唐瓜が将来的に就きたいとか。一般的には殺生、盗み、邪淫の罪を犯した者が落ち、ともかく押しつぶされる。
    【浄玻璃鏡/じょうはりのかがみ】生前の行いを映す鏡で閻魔大王が判決の根拠にしている。
    【シロ】桃太郎の犬。不喜処地獄に就職。ほぼレギュラーとなる。柴犬以上秋田犬未満くらいのサイズ。
    【精神的運動会】獄卒大運動会は100回目のとき鬼灯が大会委員長となりいろいろ工夫した結果精神の耐久力を試すものとなった。
    【殺殺処/せつせつしょ】女性に酒を飲ませいけないことをした奴が落ちる地獄。
    【脱衣婆/だつえば】三途の川で亡者の服を剥ぎ取るのが仕事の怖い婆さん。鬼灯にはポッとなる。一度きれいなヌード写真を撮ってもらいたいと思ってる。身長158cmくらい。
    【妲己】九尾の妖狐であり中国を代表する悪女。紂王の妻となり非道を尽くし日本に逃れ玉藻前になり鳥羽上皇を惑わしばれて最終的に殺生石になった。「封神演義」の悪役であり「うしおととら」の白面の者のモデルだろうと思われる。現在は衆合地獄でボッタクリ妓楼を営んでいる。身長170cmくらい。
    【提灯於岩】朧車タクシーの中に吊るされていた提灯妖怪。元は美女だったらしくどうやら四谷怪談のお岩さんらしい。
    【等活地獄】貞子が収容されていた。殺生をした者が落ちる。切り刻まれては復活させられてまた切り刻まれるという繰り返し。
    【桃源郷】天国にあるあの世絶景100選のひとつ。白澤の店があり桃太郎が働いている。中国と日本の間あたりにある。
    【茄子】落ち着きがなく気が散りやすい天然ボケ系。貞子脱走の原因となったワンセグを持ち込んでしまった。唐瓜とコンビ。後にレギュラーとなる。身長140cmくらい。
    【猫又社】週刊「三途の川」を発行している出版社。猫又が社員。編集長の名前は「クシャミ」。
    【脳吸い鳥】亡者の脳を数。卵を血の池で煮た温泉卵は鬼が好む味。鬼灯さまも昼食にしたり。
    【白澤】桃源郷で和漢薬を作っている神獣で中国では妖怪の長ともされている。身長185cmくらい。桃太郎の漢方薬の師匠でもある。ナンパ野郎でしじゅうフラれている。白澤といえば「しゃばけ」を思い出すがあっちとはだいぶ性格が違う。鬼灯と似ていると言われることが多くどう見ても気が合っているところがさらに互いに腹立つ。どちらかといえば鬼灯の方が攻撃的になっている。《進歩ってのは欲から生まれるんだよ・・・・・・》
    【ハシビロコウ】閻魔大王いわく鬼灯に似ている。
    【八寒地獄】二大地獄のひとつ。その中にあ部陀地獄、刺部陀地獄/にらぶだ、あた陀地獄、かかば地獄、虎虎婆地獄/ここば、う鉢羅地獄/うばら、鉢特摩地獄/はどま、摩可鉢特摩地獄がある。それぞれの下にさらに16の部署がある。
    【八大地獄】二大地獄のひとつ。その中に等活地獄、黒縄地獄、衆合地獄、叫喚地獄、大叫喚地獄、焦熱地獄、大焦熱地獄、阿鼻地獄がある。それぞれの下にさらに16の部署がある。
    【ピーチ・マキ】鬼の清純派アイドル。仙桃のキャンギャル。その後悪女キャラでプチブレイクし後にさらに天然系路線に変更し人気定着。身長153cmくらい。小判の元の飼い主だったらしい?
    【不喜処地獄】犬や鳥に骨の髄までしゃぶられる地獄で地獄の中では軽い方。
    【ベルゼブブ】蠅の王。西洋悪魔のエリートで順列ナンバー2。
    【鬼灯】主人公。閻魔大王の第一補佐官。官房長官みたいなもんらしい。鬼神のトップ。地獄はこの人でもっているとすら言える? とても強いらしい。設定では身長185cmくらいの美形らしいが閻魔大王の横にいるので小さく見える。キャリアではなく下積みからの叩き上げ。ドSということになっているがだいたいの相手に対しては意外に親切だしクールに見えて感情をあらわにすることも多い。かわいいものが好きという一面も。
    【源義経】イケメンの牛若丸形態で烏天狗警察に所属。飛べないけど師匠の僧正坊のゴリ押しで入った。優秀な指揮官となっている。ムキムキの筋肉に憧れている。身長159cmくらい。
    【ムッチリ部長】不喜処地獄の部長。ドーベルマンっぽい犬。不喜処地獄のお局様が声が彼に対してはワントーン高くなる。
    【馬頭婦人】地獄の門番。牛頭とセット。金剛力士像くらいの大きさ。鬼灯が時折角を削らせてもらっていた。
    【木転処】命の恩人の奥さんと不倫すると堕ちる地獄。
    【木転処の巨大魚】沸騰した川に棲む。卵は滋養強壮によい。
    【桃太郎】あの桃太郎。基本、天国の住人。いまいち頼りないが鬼退治できたのは鬼たちが酔っぱらってへべれけだったかららしい。第一話で鬼灯にやりこめられた後天国の桃源郷で働き頭角を現す。嫌なクレーマーっぽく登場したがけっこう好青年(数百歳? だが)。白澤から漢方薬の教えも受けているらしい。身長170cmくらい。
    【夜叉一】不喜処地獄でシロの面倒を見てくれる先輩。顔に傷のある犬。見た目怖いがけっこう親切。痩せた大型犬くらいのサイズ。
    【八岐大蛇】地獄で雑用係をしている。叫喚地獄の亡者たちに酒を奪われた。
    【ルリオ】桃太郎の雉。不喜処地獄に就職。思ったよりでかい鳥。
    【和漢親善競技大会】オリンピックみたいなもの。鬼灯と白澤の不仲の原因となった大会でもある。また閻魔大王の胸にあるらしい北斗七星型の傷の原因ともなった。

  • ドSっぷりいいなぁ。

  • 蜚千糖縺上s縺碁ヲ吝ァ舌&繧薙↓隧ー繧峨l縺溘′縺」縺溘j縲∬?逞帙↓縺ェ縺」縺滄冥鬲泌、ァ邇九r縺薙%縺槭→縺ー縺九j縺ォ縺?§縺」縺溘j縲√?後°縺。縺九■螻ア縲阪?蜈弱→縺?≧蜑肴ュエ繧呈戟縺。縺、縺、繧ら剛蜊偵→縺励※豢サ霄阪@縺ヲ縺?k闃・蟄舌■繧?s縺後?縺」鬟帙s縺ァ縺溘j縲∝・ウ驕翫?縺ョ螂ス縺阪↑逋ス貔、縺ッ螯イ蟾ア縺ィ繧ら↓驕翫?縺励※縺溘j縲∝将蝟壼慍迯?〒螟ァ驟堤屁繧翫′陦後o繧後◆繧翫?∵オ?悉迺?升縺ァ驕翫s縺ァ縺ソ縺溘j縲∝ー丞愛蜀咲匳蝣エ縺?縺」縺溘j縲∫セゥ邨後′蜉帛」ォ縺ォ縺ェ繧翫◆縺?→謔ゥ縺ソ荳ュ縺?縺」縺溘j縲∽サ雁屓繧ゅ※繧薙%逶帙j縲ゅ?繝ォ繧シ繝舌ヶ縲後?御ク翫?螟ァ豌エ 荳九?螟ァ轣ォ莠九?肴シ「(繧ェ繧ケ)縺ォ縺ィ縺」縺ヲ豁」隗」縺ッ縺ェ繝シ繧薙□?溘?埼ャシ轣ッ縲梧紺縺郁?鬟溘≧蜑阪↓縺翫¢繧玖┻縺ィ譛ャ閭ス縲阪▲縺ヲ縺ョ縺ォ荳?逡ェ隨代▲縺溘?

  • 閻魔大王の秘書官をつとめる鬼灯サマをめぐる地獄ファンタジー。あくまで冷たい鬼灯サマのキャラが面白い。酒や女におぼれる人たちは、地獄でこんな目に遭っちゃうかもよ☆

  • 過去の有名人がいろいろ出てきて楽しかった。
    かちかち山のうさぎとか、地獄で働いているとは!
    中でも源義経!
    まぁっ定番なお姿で(^^♪

  • 友達より。

    今回も笑わせてもらいました!
    特にベルゼブブ様との会話が(笑)
    いつかお互いを接待してあげてね。

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著者プロフィール

2010年、『非日常的な何気ない話』で第57回ちばてつや賞佳作を受賞。
その中の一編「鬼」に登場したキャラクター・鬼灯を主人公にした『地獄の沙汰とあれやこれ』が「モーニング」2010年32号に掲載されデビュー。
その後数回の掲載を経て、タイトルを『鬼灯の冷徹』と改め、約9年間連載。新連載『出禁のモグラ』は絶賛連載中!

「2023年 『出禁のモグラ(4)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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