特上カバチ!!-カバチタレ2 28 (モーニングKC)

  • 講談社
3.86
  • (3)
  • (6)
  • (5)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 53
感想 : 6
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・マンガ (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063870732

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • クレーマークレーマー。

  • 万引きして捕まって開き直るサマは正にカバチの名前にふさわしい。でも、悪いことをして開き直ってる奴ほどタチが悪くて、関わり合いになりたくない奴はいないね。

  • 今度の依頼人はクレーマーに陥れられたスーパーの店長。
    無茶を言ったり万引きを繰り返す迷惑な主婦。
    やっとその現場を押さえたと思いきや、それが反対に足をすくわれる事に・・・。

    クレーマー・・・。
    購入して2年目の毛皮が虫食いされたから交換してくれという。
    セルフのガソリンスタンドでガソリンが溢れたから車の塗装代を出せという。
    そんなバカな・・・。

    以前はそんな人たちを信じられない。こんなヤツおるん?と思った。
    その次には、「何?この非常識なヤツら!」と怒りになり・・・。
    最近はそういうのを見聞きしても疲れるので怒る気にもならない。

    今回物語の最後に検備沢弁護士の言った言葉に「なるほど~」と思いました。
    『嫌われるようなことをしながら人に好かれたいと思うとる者がおりゃ
    従順な態度をとりながら心じゃ距離を置こうとしとる者もおるんじゃよな・・・』

    今回はこんな世の中を柔軟に生きようとする依頼人の強さ。
    いつものように依頼人の身になって闘う田村サンが良かった。

  • 万引き犯の主婦を捕まえて、まだ10回くらいはしているだろうから10万円とか、子どもの学校まで話に行くなど、その段階でやり過ぎだろうと思う。それで恐喝と言われてもしょうがないことだ。そのへんの判断の甘さは、スーパーの主任・飛鉢が悪いよなと思う。
    なので話としてはイマイチだけど、モンスタークレーマーの実態は生々しく面白く読んだ。その反動でいき過ぎてしまうのもあり得るかもしれない。
    最後クレーマーも人の子という落とし方もまぁよかっのかも。法律ばかりではつまらない。

  • モンスタークレイマーの話。共に追い詰められた2人が行き着いた結末は、ホロリとさせるものだった。「僕らはみんな生きている」ということをかバチはうまく描いている。

  • 5巻まで読んだけどお勉強にもなります。

全6件中 1 - 6件を表示

著者プロフィール

1972年広島県呉市生まれ。高校を卒業後、設計・製図会社に就職するが「漫画家になる」と社長に宣言し、1年で退職。1996年に、従兄弟・田島隆の紹介により、青木雄二氏と出会い、大阪に出ることを決意。半年間『ナニワ金融道』の作画を手伝う。1998年、処女作『五番街』で「ヤングマガジン」のちばてつや賞入賞。1999年より「モーニング」にて『カバチタレ!』、2005年より同誌にて『特上カバチ!!』、2001年より「イブニング」にて『極悪がんぼ』を連載。2009年9月より『激昂(ブチギレ)がんぼ』を連載。2013年5月より『カバチ!!!』の連載を開始した。大阪府大阪市在住。

「2021年 『カバチ!!!-カバチタレ!3-(39)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

東風孝広の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×