変ゼミ(7) (モーニング KC)

著者 :
  • 講談社
4.00
  • (25)
  • (30)
  • (17)
  • (1)
  • (2)
本棚登録 : 340
感想 : 17
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・マンガ (184ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063871524

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • あんなが自分の知らない自分の映像を見るシーンにどきっとした

  •  今回の変ゼミは全部惹かれる話だったなぁ。おもらしって昔やったことあるけどあの焦り感は半端なかった。市河の小腸話もかなり面白い部類だったし、親切ジャンキーも面白い見方するなぁと思いました。最後のアンナの人格話も普段の変ゼミをさらに深くしたもので感慨深かったです。
     多重人格ものっていろんなところで見てきたけどアンナの心と肉体が変わったらというセリフにはドキッとさせられました。最後の市河も変わりたくても変えられねぇ変えたくないそんなやつらも背負ってるような言い回しで良かった。
     7巻最高でした。

  • この漫画の軸の一つでもあった(と個人的には思っている)、市川さんとあんなさんの話が大きな展開を見せます。
    そしてこれがまた、(これまでの二人のエピソードから察せられるように)実にTAGROさんのテイストが出ていて良い話になっています。正直、やられました。『変ゼミ』という作品の中でも、群を抜いてTAGROさんの作家性が発揮されたエピソードだと思います。
    この人の作品の中で、『マフィアとルアー』などを好む方なら、今巻の話は大好物でしょう。これまでの巻が好みではなかったとしても、ここまで読み進む価値は充分にあります。
    TAGROさん自身は「わかりにくい話になった」と仰っていますが、必要な情報が不足していたりはせず、充分に理解できるよう描かれているように思います。少なくとも私は、あまり苦労せずに物語に入り込むことができました。
    勿論、合間にしっかりと馬鹿らしい変態ネタが挟まれているのが変ゼミクオリティ。作品の一貫性という意味では好ましいことでしょう(代償として人には勧めづらくなっていますが、これはいつものことです)。
    『変ゼミ』がTAGROさんの漫画であることを再確認することができた。そんな一冊でした。面白かったです。

  • 978-4-06-387152-4 182p 2012・10・23 1刷

  • TAGROさん天才すぎる……
    あんなちゃんのエピソードによって本来の(?)ラブコメ色がかなりはっきりした。
    キャラのいろんな顔が見えたので、それを考えながらこれ以降の話を読むと絶対面白いだろうな!

  •  サナダムシダイエットや、人間の本体は小腸であるなど、既刊の中でインパクトのある話が一番多くつまっている作品だと思った。
     その中でも、やはりあんなと市川の恋の話が一番面白かった。今までの人格がオリジナルの人格が消えた後の人格と知り、なおもその人格さえ消してしまったあんなに対する市川の一喝には痺れた。消えてしまった愛する人格の無念を背負い、オリジナルとして生きることを願った市川は完璧主義であって、汚れを許さない世界一カッコいい潔癖症だと思う。

  • 既刊でヤンキーがいなくなったときは
    買うのやめようかと正直思ったこともあったが、
    買い続けてよかったよ。

  • 市川・あんな巻。
    もういいよと思いつつもしっかりと落としつけてくれたので、
    満足というかお腹いっぱい。
    これからどうするのか期待半分。

  • 面白かったんだけどあんなでまだひっぱるんかしら

  • 今巻も通常運転。
    後半の多重人格についてのお話はTAGRO氏の本領発揮というところ。

全17件中 1 - 10件を表示

TAGROの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×