ジパング 深蒼海流 (2) (モーニングKC)

  • 講談社 (2013年5月23日発売)
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感想 : 5
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  • 本 ・マンガ
  • / ISBN・EAN: 9784063872170

作品紹介・あらすじ

頼朝が流刑地に送られてから9年後、牛若は出自を知らされぬまま軟禁状態に近い生活を送っていた。そして、自由を求め屋敷を飛び出した先で、平清盛の娘・徳子と出会う。新章「牛若編」開幕!

感想・レビュー・書評

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  • 牛若丸が今巻の主人公と言ってもいいと思うのですが、牛若はすぐにお寺に預けられてと思っていたのですが、この本では違って、母・常盤が嫁した家で育てられていたのですね。

    牛若が少年になる頃、だんだん自分に何か秘密があるのだと感づいてくるのですが、それで家出して、徳子と出会うというのは出来すぎのような・・・。

    最後に、清盛さえも手玉に取った常葉御前はすごいですね。
    (この女を本当に征服できたのか?)と疑問を持たせる・・・やり手だなぁ<(; ^ ー^)

  • 牛若編。

  • 常盤御前が絶世の美女で牛若丸の母という話はよく聞くけど、子供のために平清盛に抱かれたとか、牛若丸と清盛の娘の間の淡い恋とか、なんだかこれまで聞いた話ばかりなので、今後の盛り上がりに期待しつつ、知らない話が出てくるのを待つ事にします。今のところ、新解釈とかいうほどでも無い感じなんですよね

  • 1巻で頼朝の少年期が終わって、2巻は義経と徳子。

    完全に壇ノ浦への伏線。
    というか、この二人の縁が、物語の綾になりますね。

    タイトルでいうなら、大きな海流の一つ。

    この時代の女性陣の海流を、どんな描き方してくれるのかが期待するところ。
    北条政子や巴御前だけじゃないと思うので。

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著者プロフィール

1948年、広島県尾道市生まれ。本名は川口開治。明治大学で漫画研究会に在籍、在学中の1968年「ヤングコミック」掲載の「夜が明けたら」で漫画家デビュー。卒業後は本格的に劇画作品を執筆、竹中労とのコンビでは本作のほか、「博徒ブーゲンビリア」などを描く。「ハード&ルーズ」で人気を得、87年「アクター」、90年「沈黙の艦隊」、2002年「ジパング」で講談社漫画賞を3回受賞、2006年には「太陽の黙示録」で小学館漫画賞と文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞を受けるなど、五十年余にわたって第一線で活躍する。他の代表作に「イーグル」「僕はビートルズ」「空母いぶき」など。

「2023年 『黒旗水滸伝 大正地獄篇』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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