- 本 ・マンガ (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063872385
作品紹介・あらすじ
1606年、豊徳合体を目指す織部の暗躍は続く。禁中で反徳川に燃える旗頭、前関白・近衛信尹を「カリ」でもてなし、茶々と家康の大坂デートを実現させる。これで日の本は安心だと思いきや、黄金のダークホースが突如乱入。世の宝を損ねる大たわけ、数奇者危うし!
感想・レビュー・書評
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壮年?初老?そのようにいわれる年齢に達したせいか、織部の大金時を滾らす場面が減ってきて寂しい限り。
次世代の息吹がちらほら。
己の数奇を追及するよりも、豊徳合体という数奇が目的の今、独りよがりの滾りは、ないのでしょうか。
かつての無鉄砲さが失われたような観のある織部。
そこにしゃしゃりでてきた大久保長安、うっしっしです。
いやー、彼に振り回される時間やってきました。
あの世代のラブロマンスに振り回されるとは。予想なんてさらさらしてなかったですよ。 -
お仕事はあるけど、仕事と趣味のどちらを優先しようか迷う武将の物語。
仕事でとてもファンのタレントに会った時にサインを求めずにいられるか…
【入手経路】
Kindleで安く販売していたので、購入!
【概要と感想】
戦国時代の武将、古田左介の物語。
器などの芸術作品が好きで、茶の湯などの芸事に熱心な数寄者であり、
織田信長の直臣で200石の小さな家を持つ武士が武の道と茶の道の間で揺れ動きながら物語が進んでいく。
武の師匠は織田信長で茶の道の師匠は千利休。ずいぶん豪華な先生に囲まれた古田左介。
闘いの合間にも名品に目を奪われ、名品と引き換えに敵の武将を逃して功を逃してしまう。そんな姿が微笑ましい。
京の町を織田軍団が行進した際も派手に着飾り、自分の心意気を示し、感動する左介の人間らしさに惹きつけられる。
豊臣秀吉とも仲がよく、一緒に千利休の家でお茶をする。利休の弟子と名品談義で盛り上がっている中、
利休と秀吉が動き出し、左介も巻き込まれていく。 -
自由な茶の湯を権威で規制しようとする林羅山との対立が仄めかされる。
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2015-2
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豊徳合体に向けて頑張る古田織部。天下泰平を目指す動きがある一方で、伊達政宗や大久保長安といった不穏な動きをする一派もいる。それにしても大久保長安は本当に怪しく描かれていて面白い。
著者プロフィール
山田芳裕の作品





