ジパング 深蒼海流(4) (モーニング KC)

  • 講談社 (2013年12月20日発売)
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本 ・マンガ (208ページ) / ISBN・EAN: 9784063872743

作品紹介・あらすじ

危機に瀕した頼朝が庇護をもとめた、伊豆の豪族・北条氏。そこでであった政子は、戦い、血、そして男を激烈に嫌悪する女だった。彼女の凍り付いた心に、頼朝はいかに飛び込んだのか。一方、鞍馬山に上った牛若のもとには、心を交わしつつも離された、清盛の娘・徳子が、政略のために入内するという噂が届く。激情の牛若、いかに動くか?そして、牛若の命運に深く関わる「あの男」もついに登場!

感想・レビュー・書評

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  • 政子怖い…(>_<)

  • 後白河法皇・平知盛・武蔵坊弁慶。役者が揃いだしてます。後は奥州の面々ですか。
    まだ先かな。

    政子と徳子。源氏と平氏の両方の権力者の伴侶となるべき二人の女性が、その階を上り始めます。
    貴族から武家社会への変化の時代で、この二人がどう歴史のに舞台に絡んでいくのか。興味を惹いてやみません。

    二人とも、権威としての象徴の伴侶というところがいいですね。
    政子は頼朝。権力の行使者は北条氏。
    徳子は高倉天皇。権力の行使者は平氏。

    ひょっとして、この二人の女性が「深蒼海流」における国家のあり方というものを、象徴していくのかもしれないです。
    今までの「沈黙の艦隊」「ジパング」「太陽の黙示録」ではなかった書き方。

    いや、期待増しますね。

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著者プロフィール

1948年、広島県尾道市生まれ。本名は川口開治。明治大学で漫画研究会に在籍、在学中の1968年「ヤングコミック」掲載の「夜が明けたら」で漫画家デビュー。卒業後は本格的に劇画作品を執筆、竹中労とのコンビでは本作のほか、「博徒ブーゲンビリア」などを描く。「ハード&ルーズ」で人気を得、87年「アクター」、90年「沈黙の艦隊」、2002年「ジパング」で講談社漫画賞を3回受賞、2006年には「太陽の黙示録」で小学館漫画賞と文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞を受けるなど、五十年余にわたって第一線で活躍する。他の代表作に「イーグル」「僕はビートルズ」「空母いぶき」など。

「2023年 『黒旗水滸伝 大正地獄篇』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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