BUTTER!!! (4) (アフタヌーンKC)

  • 講談社 (2012年3月1日発売)
4.10
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本棚登録 : 1497
感想 : 97
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本 ・本 / ISBN・EAN: 9784063878134

感想・レビュー・書評

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  • どこにそう思ったのか上手く言えないけど、なんか、「青春!」。自分自身の学生時代とは違うのだけれど、みんな、大小や方向は違っていても、自分なりの悩みやこだわりを抱えて生きている。若いうちはそのしこりと正面から見つめ合って、やがて大人になるにつれて、折り合いをつけていく。そういう時代が思春期なのかなぁ、と考えさせられた。自分の学生時代にも、こういう風に思えていたら、いろいろ違っていたかもなぁ。

    話は、登場人物それぞれの想いをさらけ出しつつ、いよいよ本命?の高岡先輩、二宮先輩の話に入り始めてきた。6巻で完結、ということを考えると、きれいに終わりそうかな。どうまとめてくれるのか期待が高まります。

  • 実は一番手ごわいのは和美先輩だった。という話だと思いました。

    学生が主役のスポーツまんがなんて、頂点めざして強ぇ奴と戦いてえとか海賊王に俺はなるとかがあたりまえだと思っていましたが、まず頂点めざすのかどうかを決めるのに4巻までかかったのでした。大会に出ることが決まっただけだから頂点ともいえないのかもしれないけど。
    これを現代っぽいと評するのは簡単かもしれないけど、なぜ100点めざして目一杯がんばるのか、なぜ仲間内で楽しくやっているだけではだめで一生懸命やるのかをていねいに書いていると思う。実は他の星から来た宇宙人じゃなくても、過去に恩人が自分のせいで片腕を失った過去なんてなくても、フツーにしあわせでフツーに生きていて限界までがんばろうと思うんだよ、というお話なのですね。

    あと私はこのまんがで柘さんと秦くんのやりとりが一番好きです。むちゃくちゃがんばってかわいかったって言えたのにカケラも伝わってない秦くんってほんと愛しいなあと思いました…。

  • 続く

  • 高校の社交ダンス部モノ第3巻。今回は文化祭での初の発表会にまつわ色々。青春期の自意識過剰ぶりを描くの、本当に上手いと思う。

  • 2012-3-27

  • できないと思っていた人々が成長してきて、次はできていた人々がもう一段階本気を伸ばす番なのかな。高岡くんはともかく、そろそろ謎に満ちた二宮さんのお話が明かされそうな気配。楽しみ♪。

  • この子たちどんな大人になるのかなー、って、しみじみ思い馳せる程度には人生経験積んでしまったのかもしれない。

  • 問題のよねやん早川コンビの台頭。
    とはいえ山場はやっぱり高岡二宮先輩が持っていくけど。
    「楽しい」がよりどころになると、それはやっぱり個々人で変わるし、個人の中でも時間によって変わるものね。そして一人では完結しない。
    そして、怒濤の5巻へ!!!!

  • 高岡くんがものすごくかわいい!
    素敵だとは思っていたけどもうとっても良い。
    掛井くんの新キャラもいいし、端場くんも頑張ってるし
    他に出てくる男子二人もいい感じだしナイス男子巻。
    なっちゃんだめでハラハラするけどやっぱり一番共感出来るし、
    変わっていく姿を見たい。

    わたしはもうおばさんだからキラキラ無敵の女子高生のようにはいかない。
    部活とか学校とかももうない。
    それが途方もなく感じることもあるけど、
    誰だって頑張ったらそれなりのものはついてくるはずだし、
    いくつになっても頑張ってる方がかっこいいし、
    そういう気合を、あ〜甘酸っぱい!恥ずかしい!って悶えながら頂いています。

    眩しい高岡くん。

  • なんだかこう、人の色々な部分をえぐってくるな…。私もこういう面あったなああって思うところが多々あって、じたばたするー。

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著者プロフィール

漫画家。1981年、東京都生まれ。2005年、『COMIC DANDAN』掲載の「神の名は夜」でデビュー。以後、BL誌、青年誌、女性誌とさまざまな媒体で作品を発表。『このマンガがすごい! 2011』のオンナ編で、『HER』と『ドントクライ、ガール♥』が1位と2位を受賞し、注目を集める。主な作品に『くいもの処 明楽』『さんかく窓の外側は夜』『違国日記』などがある。『違国日記』は、2024年6月7日に実写映画が公開されるほか、テレビアニメ化も決定している。

「2024年 『ほんとうのことは誰にも言いたくない』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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