- Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063878295
感想・レビュー・書評
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晶の欲と哲生の変化が描かれた、いい巻だった。絵を描くことに集中し、それと向き合う、つまり孤独な哲生を求める晶。そのために与えるものは与え、甘やかしてはいけないところには線を引き、安易な好意の表現は許さない。「孤独」を「独占」したいという矛盾にもちゃんと自分で気づいているところがいい。
哲生のモチベーションの高さは、はなみからのインスピレーションでもあったし、気づかぬ恋心の行先でもあったように思う。自分の絵を描くという海で泳ぎ、恋に破れて震えて帰ってきたのは晶のもとだった。「だから俺は晶目指して戻ってくればよかった」という台詞は、決して海の話ではないと感じた。最後の話は、今までの哲生を描写した、静かに、切ない話だった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
黒ストッキング好きなんだ。
ふぅん。(褒めてますw
まさかの足責めが拝めるとは思いませんでした。 -
こんな雰囲気を描き出すのにはどうしたらいいのだろう。
どう生きればいいのだろう。
何を感じて生きてきたのだろう。
心情表情の描写がハンパない。 -
「はなみ」の謎が明らかになった巻。晶さんがいるからそれでいいじゃん、と思わないでもないけど。
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哲生のどっちつかずなとこは嫌だなぁ。おいしいとこだけもらう、っていうか、なんていうか。多分、私は芸術家肌の人とは合わないんだわ。あとね、黒のストッキングってそんなにいいものなの?(笑)
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哲生とうとう失恋。女性目線だからか、哲生にはモヤモヤさせられる。晶だけ見てればいいのに。アホだなー。
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私もこういう恋がしたいなぁ…
生活感のないくらしに憧れます -
なんか小説みたい・・・・
ジメッとした感じが色っぽかった。 -
「仕事 大事にできない奴が女のこと大事にできんのかよ」「女のこと大事にできない奴が 仕事できんのかな」(哲生)/「関わられちゃ迷惑みたいな顔してもだめよ」「あたしめいっぱい関わるんだから」(晶)。そして、一番の友達の森が、新しい彼女としてつれてきたのが、哲生がひそかに憧れていて、創作の源にもなっていた「はなみ」。ありがちといえばありがちな展開だけれど、さてどうなることやら。
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これはまた……誰が悪いわけでもなく、惑う。