暴力探偵 (1) (アフタヌーンKC)

  • 講談社
3.00
  • (1)
  • (0)
  • (1)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 14
感想 : 1
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • 本 ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063880199

作品紹介・あらすじ

「悪いヤツはぶちのめす。」剋仙(こくせん)学園の番長・雄鷹陽一郎(おだかよういちろう)。彼はトラブル解決のために、暴力装置として学園に迎えられた暴力特待生である。次々と発生する揉め事を、雄鷹はすべて暴力で決着させる!「これで解決だな!!」

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • とことん、バイオレンスだが、不思議なモノで爽快感がある
    やはり、卑劣で小物な悪人が容赦なくブチのめされる描写がてんこ盛りだからだろう
    武力でなく、同じ男として黒い憧れを抱いてしまうほどにシンプルな暴力を、何ら躊躇わずに行使できる雄鷹の個性は実に強烈
    人によっちゃ、胸やけを起こしかねないほど濃厚って表現を通り越して、ギトギトな絵柄が、そんな彼のカッコ好さを支え、同時に、殲滅シーンに厚みを生んでいる、そう私は感じた
    また、雄鷹を情報面でバックアップしているつっきーこと月本先生が、彼に一目置かせるほどの「何か」を腹の中に抱えていそうな、秘密多き男で、これまた興味深い
    加えて、登場する女の子らが、そこはかとなく、いやらしさ(エロさじゃない)を振り撒いている容姿をしているってのも、この作品の忘れちゃいけない魅力だろう。オマケページは特に、それを強く感じられるw
    どの話もスカッとするが、個人的に一推しは、雄鷹の意外な一面が見えてしまった第4話「High School On Haunted Hill」(サブタイトルが英語表記ってのも、内容に合っていて好きだ)
    ズンッと響いてくる暴力的な台詞が多いにも関わらず、この台詞を引用に選んだのは、美少女にこんな表情で、こんな言い方をされたら無碍に出来る男はいねぇし、したら男じゃないわな、と思ったから

全1件中 1 - 1件を表示

著者プロフィール

2012年「good!アフタヌーン」で『九泉之島』連載開始。全2巻。
2014年「good!アフタヌーン」で『暴力探偵』連載開始。

「2016年 『暴力探偵(3)<完>』 で使われていた紹介文から引用しています。」

東田裕介の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×