おおきく振りかぶって(26) (アフタヌーンKC)

著者 :
  • 講談社
3.90
  • (37)
  • (59)
  • (44)
  • (1)
  • (2)
本棚登録 : 864
感想 : 40
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・マンガ (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063881035

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 千朶のキャッチャーの懐の深さに惚れる。

    コテンパンに叩きのめしておきながら、
    相手へのリスペクトを最後まで失くさない。

    いや、むしろ、リスペクトしているからこそ、
    手の内を全て見せて、全力で叩きのめしてくれるのか。

    清々しいなぁ。

    こんな王者に、彼ら(特に阿部)はなれるのか…。

  • 最後きっちり取った田島かっこいいぞ。

  • 全編試合・・・対千朶の6回以後の様子です。
    初めて強豪に当たった西浦。
    個々の想い、チームとは?
    それは相手の千朶にも。
    そしてコールド負け・・・でも、個々は成長してるんだ!
    ・・・悩める三橋はどうなるのか?
    そんなこんなの気持ちが盛り沢山でした。

  • 今できることをしっかりやる。

  • 千朶のキャッチャーさんが本当に好きだと思いました。
    強豪校、各上のキャプテンさん。西浦を決して見下さず、もちろん上から目線で言っているからでもない、ただ純粋に西浦の力を認めて、未来を見て言ってくれたんだと思います。彼の言った「ガンバレよ!!」は本当に純粋な応援だったと思います。

  • 負けても,学ぶところの多い試合.これからのさらなる成長が楽しみ.

  • 1~26巻まで読み終わったので、こちらに感想をまとめます。
    大変面白かったです。この漫画のすごいところは、良い漫画を構成するあらゆる要素―――ストーリーの面白さ、世界感等の設定の独自性、キャラクター等のデザインや魅力、メッセージ性等の思想的厚み、台詞等のセンス、画力、演出力などなど―――は、どこも抜きん出たところはなく、言ってしまえば平凡であるのに、それらを補ってあまりあるほどに…、いえ、むしろ、それらを度外視し、特に物語のテンポなんかは完全に犠牲にしようとしているとしか思えないほどに、高校野球と、そこに携わる人々への、深い愛情によって全てが形作られている、という点だと思います。読者の心を掴もう、ぜひ読ませよう、きちっと完結させよう、というような恣意的なものが、この漫画にはどうにも見当たらない。そして、そういう「高校野球が好き」という想いだけで描かれているような漫画だというのに、ちゃんと面白い、というところがまた、なんといっても素晴らしい。普通に考えればただの作者の独りよがりに陥りそうなものなのに、細やかな心理描写によって描かれる彼らの真剣さに否応なく引き込まれてしまい、よくわからないのに一生懸命に物語を追ってしまいました。この愛、大したものです。ここまで隅々まできっちりと、ただその愛だけでできている漫画なんか、そう滅多にないと思います。
    特に、モモカン等の大人たちが、主人公である高校生たちを、これから成長していく子供として大切に思っているところが、良いなあ、と思います。大人の視点があることで、今、この時の、彼らのかけがえのなさがふいに思い起こされて、胸を付かれます。「“部活”のあとも人生は続く――… 三橋君もみんなも もっと広い世界があることをこれから知ってくんだなぁ…」、…うーん、いいなあ。本当に、彼らはなんて若いんでしょう。今読んだからこそこう思うのでしょうけど…。だからなのかなんなのか、色々な面でまだまだ未熟な主人公たちが、野球を通していろいろなことに気付き、それぞれを理解し合い、少しずつ成長していく姿が、いかにも微笑ましく、いつまでも見守っていたいと思ってしまいます。でも、彼らと同じ高校生のときに読んでいたら、感じ方も変わったでしょうね。この漫画に巧みに描かれる、子供特有の変なところ、よくわからない照れや意地、こだわり、不恰好さ、自意識過剰さ、視野の狭さなんか、今はただ可愛らしいなあとしか思いませんけど、昔読んでいたら、イライラしたりしたんじゃないかなあ…。
    いや、本当に、この漫画はすごいと思います。続きも楽しみにしています。

  • せーいちろー(千朶の捕手)良いヤツだわ~
    良い指導者になるよ♪

  • ボロ負けでした。
    西浦が弱い訳ではなく、千朶が強い。技術もメンタルも意識も、現時点ではかなり上。
    西浦もまだまだ伸びるはず!!

  • 面白かったー。頑張れ!

著者プロフィール

埼玉県さいたま市出身。
法政大学文学部を卒業。1998年、ひぐちアーサー名義でアフタヌーン四季賞を受賞し、デビュー。
現在、「アフタヌーン」にて『おおきく振りかぶって』を連載中。同作品で2006年第10回手塚治虫文化賞・新生賞、2007年第31回講談社漫画賞・一般部門を受賞。

「2022年 『おおきく振りかぶって(36)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ひぐちアサの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×