- 本 ・マンガ (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063881097
作品紹介・あらすじ
ヴィンランドに平和の国を作るために、まずは東方ギリシアで資金を得る必要があるトルフィンは、ノルウェー西岸からヨーロッパ大陸へ入る。そこで、巨大な熊に襲われたトルフィンたちを救ったのはヒルドというすご腕の女狩人だった。彼女は8年前にトルフィンに家族を殺された仇を撃つためにトルフィンを山に連れ出した。そこで語られるヒルドの壮絶な過去。雪辱を誓ったヒルドの放つ弩(いしゆみ)がトルフィンを射抜く。
感想・レビュー・書評
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狩人のお姉さん、トルフィンを曇らせるために生まれてきたキャラクターとしか思えない。
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愛とは何だ。
愛とは何だ。
愛とは何だ。 -
ブチギレヒルドさん強くてカッコよくて賢くて美しくてだいすき
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「もし自分がヒルドだったら、父親を殺したトルフィンを赦せるだろうか」。きっとこの巻を読んだ多くの人が考えたのではないだろうか。私も想像してみたが、理性が憎しみや怒りの感情に勝てるとは思えなかった。復讐しても死んだ父親は帰ってこない、復讐は復讐を生むだけ。頭では分かってるのだが…。憎しみや怒りを自己清算できる自信はないなぁ。やっぱり感情ってやっかいだ。
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改良された弩にテンションが上がる!
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相変わらず巧いなぁ。
過去に両親を殺された仇を取ろうとするヒルドと、
生きて償いたいと思うトルフィン。
ヒルドの回想シーンに焦点を当て、
あまりにも唐突に幸せな生活が断ち切られた驚きと怒りをどこに向けて良いか分からぬ彼女の気持ちに寂しさを覚えます。
元々が素直な良い子だからなおさら。
トルフィンには仲間がいてくれて良かったな。 -
読了。面白かった。奥さんが受けたほどの感動はなかった。やはり始めの頃に感動したから、さらなる感動を期待しているのかもしれない。素晴らしい漫画であるのはわかる。
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赦されない罪だと思う。死ぬことが償いになるわけでもないと思う。ヒルダの憎しみを受け止めて苦しみ続けることぐらいしか、できることはないんじゃないかな? どんな綺麗事を言ってもね。
復讐の女狩人・ヒルダに追い込まれ、狩られる寸前のトルフィン。平和な国を作ることが償いだとか言い出したけど、この残酷な世界で人を殺さずに国を平和にすることができるのか? 試練はまだまだ続きそうです。
著者プロフィール
幸村誠の作品





