パラダイスレジデンス(3)<完> (アフタヌーンKC)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 79
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (210ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063881226

作品紹介・あらすじ

橘花学園第一女子寮の寮生・小鳥遊初音の夏休みは大忙し! 海で思う存分遊んだり、勧誘されている部活で汗を流したり! 一方の寿々花は「冒険」の準備!? そして、全力で青春を楽しむ寮生達に降りかかる女子寮最大のピンチとは!? 小鳥遊初音、いつもの無邪気さ全開で問題解決に向けて全力疾走だ! 藤島康介が送る女子寮青春グラフィティ、感動の最終巻!!

感想・レビュー・書評

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  • 大作(何巻まで読んだかなあ)「ああっ女神さまっ」を完結させた藤島康介先生が満を持して再登板…したのでしょうが、ゆるーく始まってゆるーく終わってしまいました。勿体ないなあ。学園ものってやっぱり、新入生だった主人公たちの学年が進んで視点が替わる所に面白さがあるわけじゃないですか。「究極超人あ~る」しかり、「ここはグリーン・ウッド」しかり。1年次も使い切らずに終わらせてしまうとは、嗚呼。

    登場人物のキャラは皆しっかり立っていると思うんですよね。主役が一番美少女のラインから遠い所に居る(失礼)のも斬新で良かったと思います。何がまずかったのだろう。ストーリーかなあ。昨今の日常系の流行を意識して緩く作ろうとした結果、緩いより浅くなってしまったような、そんな印象を受けました。

    決してつまらない訳ではないので、今後も不定期的にぽつぽつ話が続いて行けば、それもまた一興かもしれません。

  • うぬぅ、思っていたよりサクッと終わってしまった
    しかし、藤島先生の描く最終回は、話のまとめ方が実に綺麗で、「残念」と思ってしまう事がファン失格と思っちゃうほどなんだよな
    基本、可愛い女の子ばかりが登場する漫画なわけだが、この『パラダイスレジデンス』は、特に私は百合の香りを覚えなかった。人によっちゃ感じ方は違うんだろうが、私はこの作品を未読の人に薦める際は、同性の友情を主軸にしてる、と説明すると思う
    私自身がおよそ、真っ当な友情を築けていない、と自負している人間なので、普通の友情が何なのかは分からないが、この『パラダイスレジデンス』に登場する、元気溌剌な美少女らの青春を眺めていると、友情ってのは、お互いに好きなトコを褒められ、直すべきと感じた短所はしっかり指摘できる関係なのだろうな、と考えられる
    相手の長所も短所も個性だと思って受け入れる、言うは易く行うは難し。ぶっちゃけ、真の友達と呼べる間柄の人間を作るのに適している時期は、学生時代だろう。大人になって、社会に出て、世間の荒波に揉まれて、変に丸くなると、直感で友達を作るのが結構、難しい
    学生時代に、性別も生まれも関係なく、対等に尊敬し合える人間に出逢えるチャンスが巡ってきたのなら、躊躇わずに掴むべきだ、と乗りたい風に遅れたマヌケな私からのアドバイスだ
    けど、この(3)を読んで、しみじみと思ったが、ホント、好きこそものの上手なれ、ってのは理に適っている
    好きなモノは描けば描くほど巧くなっていくタイプの漫画家なんだろうな、藤島先生は
    これは私の勝手な推測に過ぎないが、藤島先生の好きな物は洒落た建物、風になれるバイク、そして、外も中も可愛い女の子だろう。ホントに好きだからこそ、書き直しを繰り返すのが苦にならないし、「これが俺の描きたかったイメージそのもの」が形になった時の達成感は半端じゃない快感を生んでくれるだろうな
    セクシーシーンも多いのだが、『これからコンバット』や『菜々子さん的な日常』、『女子かう生』と同じく、健康的なエロスが漂っているので、決して下品過ぎない
    キャラクター、ストーリー、このしっかりとバランスが整った漫画を描くにゃ、天性の才能だけじゃ、どうしようもない。このセンスと言うか、勝負勘はキャリアを積んで培ってこそ得られるモノ。藤島先生も、『ああっ女神さま』を完結させたからこそ、やっと手綱を取れ始めた感じなんだろうな
    きっと、先生は、こんだけ面白い漫画を描けても、まだ満足していない
    次回作は、もっと、読み手をワクワクとした冒険に連れて行ってくれる、と期待している
    個人的にゃ、和風ファンタジーに挑んで欲しいな、と思ってる。友情、アクション、コメディ、シリアス、ちょっとのセクシーさが織り交ざった、人と人じゃない存在の恋愛ものが読みたい
    どの回も面白かったが、小狡い悪役の計略を、天真爛漫なヒロインらが思いもよらぬ正攻法で打ち破る、そんな藤島先生らしさが強く出ている、「Last episode.橘花第一女子寮」は特にお勧めだ。やっぱ、超一流の漫画家ってのは、一話目で読み手のハートを掴み、最終話でしばらくは残る跡を付けてこそ、だな。これからも、この女子寮では色々と起こりうるんだろうが、その度、寮生らは絆を強めて、それらを乗り越え、人間として大きく成長していくんだろう
    口絵(でいいのかな?)に描かれているのは、きっと、数年後の小鳥遊ちゃんと三沢ちゃんだろう。可愛い女の子から、カッコイイ女性になった二人の友情は変わっているけど変わっていないんだろう。本音を言えば、二人が、どんな夢を実現させたのか、気になるトコだが、妄想のし甲斐があるのも事実w
    この台詞を引用に選んだのは、小鳥遊ちゃんは、ホント、そこらの男より、よほど、人間的な芯がしっかりしてるなあ、と感心してしまったので。下げ時を間違えない頭は大抵の事は解決してくれる、か

  • すべて漫喫で申し訳ないが読了。
    原作付きだった気がしたが。とにかく、短かったがちゃんと終わった。先がまだ有りそうな所でビシッと終わらせた上手さが映える。藤島康介やっぱり上手いなぁ。

  • 藤島康介の女子寮コメディが早くも完結。ほのかに漂う禁断の香りが好きだったので残念。各キャラクターを掘り下げるネタはいくらでも作れたと思うし、もっと長く続けて欲しかったな…。

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著者プロフィール

1964年7月7日生まれ。漫画家、イラストレーター。
1986年、「モーニング」掲載の『Making BE FREE!』でデビュー。
代表作に『ああっ女神さまっ』『逮捕しちゃうぞ』『パラダイスレジデンス』。

「2022年 『トップウGP(11)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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