ディザインズ(1) (アフタヌーンKC)

著者 :
  • 講談社
3.99
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本棚登録 : 439
レビュー : 30
  • Amazon.co.jp ・マンガ (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063881240

作品紹介・あらすじ

自然界を超越した異形の生物──HA(ヒューマナイズド・アニマル)。それは遺伝子を”設計”された、ヒトと動物とのハイブリッド。HAが備える驚異的な身体能力は、野心を抱く人々の策略によって殺りくの現場へと投入され、その真価を発揮していく。ヒトは何のためにこの異形をデザインしたのか──その背景には、人類の未来へとつながる壮大な計画が横たわっていた! 稀代の表現者・五十嵐大介が放つハードSF、ついに登場!

感想・レビュー・書評

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  • まだまだわからないが、傑作の予感は間違いなし。
    また死ねなくなった。
    願わくば「ペトラ・ゲニタリクス」の衝撃の再来となってくれ。

  • 想像を超える世界観!美しすぎるイラスト。イラストというか絵画!!事前に聞いていた蛙だけにとどまらず、出るわ出るわのアニマル。ビジュアルだけじゃなく、その動物の本能を介して何重にも世界が描かれる。ミリタリー要素や政治的駆け引きも加わりエンタメ感バリバリのハラハラする世界規模の動物モノ漫画(笑)謎だらけだけど説明し過ぎず、でも読んでくうちに、こうゆうのもあるのかもなと思わせる説得力がある。広げ切るどころか中身が溢れ出している風呂敷に手をかけた所、というような1巻。好きすぎる五十嵐大介。

  • バイオ産業大手企業が人間と動物を合体させた生物兵器(HA/ヒューマノイドアニマル)を作った。足と皮膚がカエルの美少女や体はヒョウで顔だけ美少女や、見た目はほぼ人間だが仲間同士でイルカのように意思疎通ができる者たちなどが出てくる。紛争地帯などで実地訓練をしていた彼らだが、その内の1人が薬により凶暴化し日本の繁華街で暴れ始める。HAのことは極秘扱い。

  • 命の観念とか倫理とか…に通じるようでいて、クーベルチュールお嬢様の、一人の女の子の、物語になりそうな予感。
    静かな夜の森に、温かみを感じるようになる。

  • 五十嵐大介の新作はバイオサイエンスホラーだった。ファンタジー系の人だと思っていたので、ちょっと意外。
    元の雑誌への掲載回数が少ないせいか、単行本になるのも年1回くらいしかないと思われ、第2巻もあと数か月は待たなければならないかと思うと、かなり待ち遠しい。

  • 宇宙開発、戦闘用にデザインされた人と動物の融合個体『ヒューマナイズド・アニマル』。彼女たちのしなやかな肢体が躍動し、強化された聴覚、臭覚、触覚が世界を認識する。その自他の境界がわからなくなるような万物に溶け込んでゆく感覚…に陶然となります。異形の姿もグロテスクなはずなのに美しい。禍々しくも神々しくも感じます。自然との融合は五十嵐大介の一貫したテーマですね。今作はアクションシーンも多く、いつもよりエンタメしています。楽しくなりそうです。

  • 豹の身体に人間の女の顔がくっついている。少女の足がカエルのような異形のフォルムを描く。
    出し抜けに登場する彼女らの異形ぶりに驚きつつ、そのしなやかさと自然に与えられた絢爛たる美質に心奪われてしまう。

    変わらない五十嵐節。おもしろい。
    生物兵器たる彼らがなぜ少年少女の姿をしているのか、その運命はこれから描かれるのだろうが、見たいような見たくないような。

    各地の紛争地帯で能力を見せつけるヒト化した動物たちの意味って。
    五十嵐大介氏は戦争という事象をどう捉え、それをどう伝えようとしているのか。
    『魔女』の頃から気になっているが、まだ明確な答えは見つけられない。

    五十嵐大介のムック本も出ているけど読んでいない。やはり作品と対峙して、自ら読み取りたい。そんな意欲を燃やしてくれる作家だと思う。

  • "「あ それでキッチンにはどんなご用だったんですか?
    え……クーベルチュール……?
    チョコレートほしいの?」"[p.161]

    表紙に惹かれて。
    豹の身体に美しい女性の顔っていうインパクトすごい。
    まだいろいろ明らかになってない感。楽しみ。

    過去に読み切り「ウムヴェルト」が出ていて、関係があるというかその世界観を踏襲しているといった感じらしいのでメモ。
    http://afternoon.moae.jp/news/1128

  • 久しぶりに表紙買い。ふわっと調和のとれた色彩や繊細な線に騙されそうになるけどよく見たら描かれている謎の生き物たち、これはなんだ。すごいインパクト。

    とにかく絵が綺麗なのはいいなあ。人物だけじゃなく世界、風景が素晴らしい。

    パノラマ島よろしく遺伝子操作で創造された異形の生物たち。怖いけど、可愛い。どうなっていくのか気になる。

  • 読んだ時興奮が止まらなかった短篇「ウムヴェルト」。
    本作でオクダがまだ多くを語っていないのでそれが序章だったのかどうかわからないけど....
    (でも彼女は人口喉頭を使っているし容姿はそのままのように思える)

    待ちに待った五十嵐先生の新作が少なくともその「ウムヴェルト」の流れを汲んだ作品であったことは個人的にとても喜ばしいです。
    そして本作がとても読みやすいし流れを把握しやすいのにはちょっと驚かされました。
    (弐瓶先生が「シドニア」を連載しだした時の感覚にちょっと似ているかも...)

    「魔女」や「海獣」のような難解さが薄れるのはファンとしてはちょっと悲しいけれど一気に本作で先生の知名度が上がるような気がします。

    もう超高密度の2時間の短篇映画化とかしてくれたら嬉しすぎる。
    ...アニメ「ピンポン」のような作品だったらもう言うことありません。

    はい。もちろん続きに大期待です。

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著者プロフィール

1969年、埼玉県生まれ。多摩美術大学美術学部絵画学科卒業。1993年、『お囃子が聞こえる日』『未だ冬』の2作品でアフタヌーン四季大賞を受賞し、漫画家としてデビュー。2004年、『魔女』(小学館)で文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞、2009年、『海獣の子供』(小学館)で第38回日本漫画家協会賞優秀賞、第13回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞。絵本作品に『人魚のうたがきこえる』(イースト・プレス)、『馬と生きる』(文・澄川嘉彦/福音館書店)がある。

「2020年 『講談えほん 曲垣平九郎 出世の石段』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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