いんらんベイベー (1) (アフタヌーンKC)

  • 講談社 (2016年6月7日発売)
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本 ・マンガ (176ページ) / ISBN・EAN: 9784063881424

作品紹介・あらすじ

あの子のすべてが、僕を惑わせる。だって、あんなにエロ過ぎるから!校内一の優等生・常願寺くんの頭の中で、同級生・江口さんに関する妄想が日夜増殖中!江口さんの一挙手一投足に、常願寺君の妄想はすぐ暴走!妄想暴走純情思春期コメディ!

感想・レビュー・書評

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  • この作者にしては珍しく女の子がエロくない。
    エロいのはただ主人公の男だけで、こいつの妄想は怖いレベルだったりする。
    こういう見せ方もあるかとこの作者慣れしていると納得できるけど、これ単体で読んだらただのタイトル詐欺だろうな……。
    これまた珍しく女の子がカクカクしていないなあそう言えば。

  • えらいタイトルなんですが、
    主人公の妄想が暴走しているだけなので、
    かわいくさっぱりした絵柄と相まって「いんらん」要素は薄め。
    そもそも「ベイベー」は全然「いんらん」じゃないしな。
    妙な期待をして手に取ると肩すかしをくらいます(笑)。
    個人的には、もうちょっとそっち方面に偏ってもよかったかな。
    しかし男子中学生というか主人公…、あんなにまともそうなのに、
    勉強も運動も人並み以上にできるのに、頭の中は…なぁ(^^;。

  • 声を大に、力強くして、この『いんらんベイベー』の面白さを肯定したら、確実に誤解を招くと思うが、そんな偏見すら恐れるに足りないほど面白さが突き抜けている
    あくまで、これは私の印象だが、森井先生、女性票を捨てたか? その潔い覚悟、男として尊敬できる
    内容は、まぁ、端的に言うなら、青春系の微エロコメディ
    過激な描写がないからこそ、より興奮してしまうのは私も若い証拠か
    男なら分かるだろうな、好きな相手の一挙一動に目を奪われ、心を囚われてしまう、あの甘酸っぱい感覚は
    パッと受けた感じだが、『まじめ系クズの日常』(ナンキダイ)のエロい面を強化したら、多分、この『いんらんベイベー』になるだろうな。決して、パクっていると言っている訳じゃ無いのであしからず
    懐が深い(?)「アフタヌーン」系列の「good!アフタヌーン」だからこそ、単行本が出せるくらい連載を続けられるんだろうな、と思った。YMでは、雑誌の傾向に合わないってコトはないだろうが、現在、大好評連載中の『手品先輩』(アズ)と競り合って、きっと、押し負けちゃう。週マガは、さすがにアウトだろう・・・でも、特別掲載されたら、何気に上位に食い込みそう
    主人公・常願寺平助くんが、良くも悪くも、自分のキモチに素直かつ従順なトコにも好感を抱ける。もう、名前が確実に笑いを誘ってくる
    絵柄もエロすぎず、『女子かう生』(若井ケン)や『菜々子さん的な日常』シリーズ(瓦敬助)と同じく、健康的なエロスを感じさせる
    また、人間関係も、実に青春ストーリーっぽく、この矢印の向きが、どう変わっていくのか、期待できる
    どの回も鼻血必至だが、個人的に頑として推したいのは、第5話『おなか』だ。美少女は腹の虫の音すら可愛く、そこに興奮出来る平助、ホンモノであろう
    この台詞を引用に選んだのは、平助に一目を置きたくなかったので。それまで、ここからの言動とのギャップが大きく、実に男らしい。私の場合、別段、珍しくもないが、この台詞を引用に挙げたくて、レビューを書いたパターンでもある。恋心ってのは、これくらい、シンプルに考えた方が、自分でちゃんと受け止められる?

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著者プロフィール

アフタヌーン四季賞2014年秋のコンテストで、『そばにいたい』で審査員特別賞受賞。本作が初連載。

「2017年 『いんらんベイベー(2)<完>』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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