フラジャイル(6) (アフタヌーンKC)

  • 講談社 (2016年6月23日発売)
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本 ・マンガ (192ページ) / ISBN・EAN: 9784063881448

作品紹介・あらすじ

長瀬智也主演で大反響を巻き起こしたドラマ『フラジャイル』。その原作漫画の最新刊。主人公の岸は病理医。病理医とは、直接患者と会うことなく病気の原因を調べ、診断を下す医者だ。同僚の医師らは彼について、こう語る。「強烈な変人だが、極めて優秀だ」と。右心不全で苦しむ患者・茅原。なぜ心不全になったかの原因を見つけられず、患者は危険な状態に……。岸は「10割の診断」を出して、茅原を救うことができるのか!?

感想・レビュー・書評

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  • 久々に読んだけどやっぱ面白いわ。

    病理医不足ってのは深刻だねぇ。
    毎年8000人の医学生が卒業するけど、そのうち病理医になるのはたった30人。全国で、ですよ?

    直接患者に感謝される、治療の第一線にいる臨床医と違って病理医は地味だ。
    でも果たしてその診断が、治療が正しかったのか。患者が亡くなってからもそれを振り返ることができるのは病理医だけ。
    それが病理医がドクターズドクターと言われるゆえん。

    今回は病院コンサルの裏側の話も。
    高柴先生を追い出して放射線診断から撤退する意図は?

    コンサル窪田の策略を見事見抜いた岸センセは今回もキレッキレ。
    でも病院経営のためとはいえ、そのためにS状結腸穿孔を見逃され亡くなった患者さんは気の毒だ。

    フラジャイル読んで病理医になりたいと思う人が一人でも増えればいいな。

  • 【あらすじ】
    右心不全で苦しむ患者・茅原。なぜ心不全になったかの原因を見つけられず、患者は危険な状態に……。岸は「10割の診断」を出して、茅原を救うことができるのか!?

    ・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

    感想は最終巻にまとめて記載予定です。

  • 新キャラ布施さん、いいねぇ。
    あと病理の先生達も!
    楽しいキャラが増えて、ますますこの作品の魅力がアップしました(^^)

  • あの医療コンサルも何か闇を抱えてそうなんだけど…。
    逆に何もなかったらただの性格悪い人な気がする。
    それとも本当に病院を良くしたいという善意の策略家なのか?

  • 布施ちゃんと多田教授の雲南医大コンビがいい。悩みがちな秀才に対して明確な目標を指示できるややパワハラ気質なボスの組み合わせは何気に良い組み合わせだからね。

  • 病理医になりたいと思う
    医者になりたいと思って
    勉強して
    医学部を受験して合格して
    さて専門は何にしたいのかって考えて。
    医師免許の試験に受かる。
    免許の段階では別に専門はないのかもしれないけど、
    そもそもなんで医者になりたいと思ったのか?
    思い出し、改めて磨き直す
    期待したことが
    期待した通りになるとは限らない。
    仕事を重ねながら
    一つ一つの形を見ていく。
    今はまだつぼみかもしれないけど
    知ることから始まる。

  • 病院コンサル窪田‥また火箱に近い自分の信念を正義と信じて疑わないやつが出てきた‥
    本当にこんな人が現実の病院にもいるんだろうか‥?

  • 病院経営、目的はわかるけどミスの誘引が本当にあるならひどすぎる!

  • 一柳(ひとつやなぎ)教授の件はその後どうなったのか…急に次のテーマに移って?終わり。窪田コンサルは厄介だなぁー。病院経営絡むと問題が大きくなる。

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著者プロフィール

アフタヌーン四季賞2012年秋のコンテスト『彼女の鉄拳』で審査員特別賞受賞。

「2023年 『フラジャイル(25)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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