ヴィンランド・サガ(18) (アフタヌーンKC)

  • 講談社 (2016年8月23日発売)
4.13
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本棚登録 : 610
感想 : 29
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  • 本 ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063881707

作品紹介・あらすじ

ヒルドとの戦いで負った矢傷が癒えたトルフィンは、ヴィンランドに平和の国を作るため資金調達の旅を再開する。時を同じくして、世の中が平和になり戦争がなくなってしまったと嘆く猛将・トルケルのもとにヨーム戦士団の幹部・フローキがなにやらキナ臭い話を持ち込む。奇しくも、ヨーム戦士団の本拠地があるヨムスボルグはトルフィン一行が辿ろうとする航路の途中に位置していた。新たな戦いの火種がトルフィン一行に襲い掛かる!

感想・レビュー・書評

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  • 史実と突き合わせて読むと面白いんですよ。

  • トルフィンが実はおぼっちゃんだという設定が嫌な方向に効いてくる新展開に笑った。
    すっかり好青年になっているトルフィンだけど、周りがヴァイキングしかいないと昔の柄の悪さが出てくるところが結構好き。

    あと、「これ以上の平和は命に関わる」とかいう強ワード何…。
    トルケルおじさんはゴールデンカムイに出てくるキャラみたいになってきている。

  • 暗く深い川に脚を絡め取られるがごとく、この世の混沌からは逃れられないのか。

  • 現時点で入手できた18巻までをひとまず読了。これはしかし、相当凄いな。雰囲気はだいぶ違うけど、”キングダム”に通じるものを感じる。同作くらいにハネても良さそうなポテンシャルは、ある。バトル一辺倒でなく、急転直下ってくらい、めまぐるしく変わる主人公の境遇とか、同じマンガと思えないくらいの守備範囲の広さも素敵。今のところ、絶賛連載継続中みたいだし、まだまだ続きが楽しめそう。

  • トルフィンに今度は過去が追ってくる。ヨーム戦士団の団長に望まれる。

  • トルフィンは戦いから逃れられない運命なのか…
    なんか忠義に厚そうな戦士が2人登場。

  • 久々のトルケル登場。他のキャラと同じようにトルケルにも何か変化があったかと期待したが…清々しいくらい何も変わってない。相変わらずの戦闘狂。もういい加減にしたらと思う反面、トルケルの無双ぶりが見たいというやましい気持ちもある。うーん、やはりトルケルはこのままの方がいいか。

    それは、さておきトルフィンは辛い試練だな。戦いに明け暮れていた過去の自分が戦好きのヴァイキング達を引き寄せてしまう。「過去をなかったことにはできない」。エイナルの言葉が重く心に響いた。

  •  ヨーム戦士団の跡目争いによる「バルト海戦役」編始まりの巻である。戦乱の風は、だいぶ懐かしいトルケルの再登場が連れてきた。
     それにしても、このシリーズでこんなに笑ったことがあったか思い出せないくらい笑った巻である。内容的にはだいぶハードで、シリアス要素も強い。トルフィンの役に立ちたいと地団太を踏むグズリの恋模様なども進捗が見られている。ここでのグズリの可愛さはなかなかのものだ。
     だが、この巻は何と言ってもトルケルだ。たぶんこのバルト海戦役そのものがトルケルをトリックスターとした物語になると思われる。

     父の仇であるフローキと、対立候補を立てようとするヴァグン大隊の争い、そしてそこに巻き込まれるトルフィンたち。物語がどう展開していくのか楽しみにしたい。
     あくまで始動の巻であるが、内容の濃さのみならず、なんと言ってもトルケルが凄い存在感だ。星五つ以外で評価するのは不可能だろう。

  • 奴隷のあたりから、再読。
    なんかすっごく面白くなってて、驚いた。
    仲間までできて、相棒、老人、女、子供、狩人。
    楽しみ。なにげに、シグやん、気になる。(笑)

  • このマンガ、最高に面白い。
    そして恐るべし圧倒的書き込み…!

    トルケルが再登場、戦争ばかり求めている暴力男だけどなんか憎めないんですよね(笑)
    そしてトルフィン、奴隷を経てすっかり穏やかになったかと思いきや、やはり流れているのは戦士の血。
    戦いにブランクがあってもあれだけ動けるのはすごいし、
    いけないと分かっていても戦士の目をしたトルフィンは魅力的。

    ヒルドさんのキャラも好き。続きが待ち遠しい!

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著者プロフィール

1976年5月4日生まれ。神奈川県横浜市出身。血液型B型。
「モーニング」掲載の『プラネテス』でデビュー。現在は「アフタヌーン」にて『ヴィンランド・サガ』連載中。
2002年、第33回星雲賞コミック部門賞受賞。
座右の銘:「あ、一瞬待ってください、じゃ半日でもいいです」


「2023年 『ヴィンランド・サガ(27)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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