発症区 (01) (アフタヌーンKC)

  • 講談社 (2016年8月23日発売)
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  • 本 ・マンガ (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063881738

作品紹介・あらすじ

四季賞出身の異才が描く、能力バトルロワイヤル!!ごく普通のコンビニ店員・安田敦は、高熱で寝込んだのちに手を触れずにモノを動かせる能力を身につける。ナゾのグループから襲われたところを助けられた、暮井と名乗る発症者と共同生活をすることに。その後、目的もわからぬまま暮井と他の発症者たちと発症者犯罪対策部――通称・発対内部に潜入した安田は、暮井の裏切りにあって重症を負い、ひとり取り残された。

感想・レビュー・書評

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  • ベタなタイトルに反し、シリアスである。人間の心理に対しても細やかと言える描写がある。異能力を発症する世界で、発症者を隔離しながら、発症者を狩る側にも(対策局)発症者を採用する。この辺りの図式は『東京喰種』や『亜人』に類を見るが、異能力ゆえに「駆逐される」ではなく、能力に対し能力を得た人間がどのような行動を選ぶのかと言う心理が描いてある。

    素人なんで、本の装丁とか実は全くと言っていいほど気にならない。むしろ「表紙買い」で失敗、と言うマイナス・イメージしかなかったりする。だが『発症区』は表紙絵で損してるなぁ、と言う気もする。なんで女子の全裸バストアップにしたんだろう…勿体ない。『寄生獣』と同じ様に、能力と言うか変化を表現してる構図なんだけど、全裸である必要なかったのに。女子の裸、ってだけでエロ絡み、って期待して買う人いるでしょ。そう言う物語じゃないので、ブクログに登録されてる評価低いんだろうなぁ、と思う。普通に面白いよ、キャラも立ってる。

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著者プロフィール

アフタヌーン四季賞2012年、2013年秋のコンテスト準入選を経て、読み切り『発症警察』でデビュー。

「2017年 『発症区(2)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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