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本 ・マンガ (200ページ) / ISBN・EAN: 9784063882438
作品紹介・あらすじ
長瀬智也主演で大反響を巻き起こしたドラマ『フラジャイル』。その原作漫画の最新刊!主人公の岸は病理医。病理医とは、直接患者と会うことなく病気の原因を調べ診断を下す医者だ。同僚の医師は彼についてこう語る。「強烈な変人だが、極めて優秀だ」と。風邪をひいた岸に代わり、難しい診断を任された新米病理医・宮崎。患者の命を背負う重責に、はじめて単身向き合うことに。宮崎の下す診断は、果たして!?
感想・レビュー・書評
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茅原さんと娘さんの話は沁みた。心に。
「医者の仕事の半分は 無事に旅立たせることですよ」
「僕の仕事です」
…岸センセのセリフがカッコ良すぎる。
うん、確かにそうだ。
人はいずれ死ぬ。ほとんどが病気が原因で。
切ったり抗がん剤を体内に入れたりするけどそれで終わりじゃない。そこからが長い。
患者の前に、人間なんだよな。
ただ病気を持ってるってだけ。
岸センセのように、他の診療科の医師とああいうふうに侃々諤々(かんかんがくがく)と診断について議論することって実際ありうるんだろうか。
なさそうな気がする(マンガだよ)
だから今巻のクレンブテロールのドーピング診断に、病理医はじめ神経内科、血液内科、膠原病内科、薬剤師らが集合して、少ないデータの中で考え得る病態を言い合うという光景が新鮮!!!
現実でもこのくらい患者の診断に積極的になってほしい。
科の垣根を越えて。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
病気の指揮者の娘さんの葛藤、病院の経営者の苦悩、岸先生が休みの時の宮崎さんの苦悩、納得いかない診断に対する岸先生の行動
キャラクターの個性と著者が伝えたい事が混ざり合い、今巻もじっくり読めました。 -
今を頑張れないヤツが、より不確かな明日を頑張れるハズがないってヤツだな。
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本巻も面白い。経営コンサル編は一旦お休み(?)で、術中迅速診断、整形外科、腎臓内科からのファンコーニ症候群など。次巻から過去編&新章ということで注目やなー。
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2018/11/15 080
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やっぱりめちゃくちゃ面白い〜
医師として心が折れた時に読みたい
著者プロフィール
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