宝石の国(7) (アフタヌーンKC)

  • 講談社 (2017年5月23日発売)
4.37
  • (97)
  • (77)
  • (24)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 1796
感想 : 42
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • 本 ・マンガ (196ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063882599

作品紹介・あらすじ

宝石のカラダを持つ28人は、襲い掛かる月人との戦いが続いていた。カンゴームは、月人の襲撃によって頭部を失った主人公・フォスフォフィライトに、かつてのパートナーであった、ラピス・ラズリの頭部を付ける許可を先生に求め、許諾された。ルチルの施術によって頭部を接合したものの、フォスは目覚めずに百年の月日が流れたーー。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • あの夢って、実は月の世界に行っている方の頭が見てる夢なんじゃないかしら? それにしても、凄い設定だな。頭すげ替えだなんて……、キャラクターの顔が変わっても中身が一緒って……。アニメだったら、声優が変わったりするのかしら? 一緒かな? 次回は月の世界かー。それとも、相変わらず宝石の国の戦いが続くんだろうか?

  • フォスフォフィライトさん、足と手に続いて、ついに首から上も変わってしまった。さらに唐突に102年が経過し、ポスポピペロペロさんになってしまった(謎)。でも、前の2巻に比べるとフォスの明るさが戻ってきて、話も全体的に明るい雰囲気になり、読んでいて心地よく感じられる。

  • フォスフォフィライトでーす。
    百二年ぶりの僕ですが、文字どおりニューフェイスとして頑張りますので、よろしくぅ。
    笑うとこでーす。

  • モルガとゴーシェめっちゃショック。
    先生と月人の謎が全く想像つかないし早く続きよみたい!

  • 首が入れ替わっても、フォスはフォスだった。
    宝石たちの記憶は全身の鉱物に分散していて、頭部に集中しているわけではないみたいですね。
    11種の鉱物で構成された新生フォスは賢さを手に入れ、自前の好奇心と無鉄砲さで、ついに月へと旅立つ。
    3つに分かれた「にんげん」とは?次巻、新展開です。

  • フォスの頭を月人に持って行かれて、代わりにラピス・ラズリの頭を接合するという、前代未聞の対応を許可した金剛先生。

    結果的に人格はフォスのままであったが、他の宝石たちでも同じ結果になったかどうかは謎。
    そういえば体を失うとその分の記憶も失うという設定あったよなぁ、とか。

    宝石たちの身体の仕組みは人間とは違うわけだけど、コアな部分はインクルージョンという微小生物なのかとの疑念も生まれた。

    伝承として伝わる月人、海人、宝石は人間から分かれたとの話の真相とか、人間ではないという金剛先生の正体とか、今回初めて現れた月人の落し物である人間のような何か、など諸々含めて次巻に持ち越し。

    希望として、フォスは月人と初めて意思疎通を果たす宝石となりそうな気がする。その時、今までに生まれてはさらわれた宝石たちの末路をも知る事になるのではないかという気がする。

  • うかうかしてたら特装版買い逃したあああああああああああああああああ。ショックすぎて直後から高額出品されている様子に久々に怒りしか覚えない…。

    気を取り直して通常版。いや毎回特装版派では無いのですが。グッズとか別にいらなかったんですけど。画集…(しつこい)。

    気を取り直して。
    表紙誰だろうと思ってしまった。いよいよもってフォスの原形が半分以下…というかアゲート以外だともう何%残ってるのか…。でもラピスの自我も残っているという設定は、ちょっと救われると思っていいのか。とか言ってるうちにラピスの原形も一瞬だったけども。一気に髪の毛なくなっちゃってもう見た目どんどこ変わるけど、声も動画もないのに、実際に見たら「フォスだな」って皆がわかる「フォスっぽさ」がにじみ出てくるのはさすが。
    今度は声も動画もつくのだけど。アニメ化おめでとうございます。既出のPVクオリティを知ってしまっているがゆえに、ハードルは高いので頑張って欲しい。期待してますよ。あくまでも「彼ら」であることを忘れないでいてくれると信じている。

    本体に戻って。
    102年も経っちゃっていろいろ変わっちゃったことも、変わらないこともあったけど、ここへきてちょっとだけ謎については一歩踏み出せたけど、ここでまた次回に続く。もどかしいけどマンネリ感はないので待ちますよ。待ちますとも。待ってる。

  • アニメ化にあたって、追いつけていなかった最新刊までを読み返しを含めて読破。

    正直序盤はもっとふわっとした話なのかと思っていたので、こんなに謎を追いかける展開になって、良い意味で予想を裏切られた作品。
    永遠の命を持つモノならではの物事の捉え方や戦い方などが多く描かれているのも好み。
    特にここのところどんどん謎が深まっていっているので、続きがとても楽しみ。



    【内容】
    ・ラピスと繋がる
    ・102年の経過
    ・先生に「博士」と呼ばれた白いやつ
    ・先生に疑問をぶつけるもはぐらかされる
    ・フォス、月へ向かう

  • 市川ワールドは本当にきれいで怖くて残酷で興味深い。フォスが壊れてしまうのかと心配だったけど新たな扉が開かれた。続きが早く読みたい。

  • 前巻の終わりと本巻の表紙絵に度肝を抜かれて思わず「ブラックジャック先生…」と神の名を呼んでしまったけれど、
    そしてもうなんかわけわかんない展開だな!と思ったのだけれど、
    全ては必要なことだったのだ、と納得した。
    そして多くの伏線が回収されて、物語が大きく動いて、これは極めて重要な巻だった。

    「みんなと一緒に戦うのはいいね。」

    というのは前巻でのセリフだけど、それから102年が経った今こそ、「みんな」で戦っている感じがする。
    ここにいる誰かも、そうでない誰かも。

全42件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

投稿作『虫と歌』でアフタヌーン2006年夏の四季大賞受賞後、『星の恋人』でデビュー。初の作品集『虫と歌 市川春子作品集』が第14回手塚治虫文化賞 新生賞受賞。2作目の『25時のバカンス 市川春子作品集2』がマンガ大賞2012の5位に選ばれる。両作品ともに、市川氏本人が単行本の装丁を手がけている。

「2016年 『宝石の国(6)限定版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

市川春子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×