- 本 ・マンガ (200ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063882728
作品紹介・あらすじ
君に触れるなら、死んでもいいよ。これがわたしの愛なんだ。アフタヌーン公式サイト「モアイ」掲載の1話が300000PV突破! 話題の「青野くん」がついに単行本化! 天然少女・優里ちゃんと、その彼氏・青野くん。ごく普通のお付き合いをしていたふたりだが、ある日突然、青野くんが「いなくなって」しまう……。絶対に結ばれないし、触れ合えないふたりの、でたらめで切実すぎるラブ・ストーリー。
感想・レビュー・書評
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怖いんだよ
怪異は勿論、
同じくらいに人の反応、悪意、が心底生々しい
こういった虐待生活の中で育つとこうなるというのが ものすごく しっくり来る。
一つ一つ反応や表情に リアリティがある。
その分辛い
すぐそこにありそう詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
某Vtuberがおすすめしていたので読んでみたところ良すぎて最新刊まで一気読み。
ゆる可愛い画風に対しホラー作品としてよく練られた構成。それになんといっても恋愛作品として秀逸。
死んだ人と生きたいと思うことは許されないのか?自分の幸せが愛する人を傷つけ、相手に幸せになってほしいと思う気持ちが、相手の心を踏みにじるなら?
物語の真相、顛末ともに楽しみ!!! -
青野くん〜みたいな漫画読んだことない。展開が早い。突然薄寒くなるのと、突然甘く熱くなるのと、ピュア高校生の爽やかさが入り混じってるけど2巻以降どうなっていくのか。
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主人公の少女のピュアさが突き抜けてて面白いです。異常とも言える言動と行動。
青野くんの変化や二人の関係、周囲の人々に引き込まれます。
幽霊の不気味さより主人公の少女の異常さから目が離せない感じ -
7巻まで。
最っっっっっ高に面白い!登場人物たちの感情が爆発しているのもすごく好み。
あとめちゃくちゃ怖い。露骨に怖い絵を描くのではなくて、不自然さ、狂ったものの怖さ、そういうゾッとする感じを紙面で表現するのが本当に天才。
恋愛の話というより、愛情による精神的なつながりの話だと思う。霊との儀式や契約、子供たちに伝わる伝承、生贄、神隠しという刺激的わくわくワード盛りだくさんで良い。 -
ものすごく面白いのにあまり有名じゃないみたい。
少女漫画風だけど一筋縄ではいかない。
萩尾望都先生や山岸凉子先生の少女漫画を連想させる(実際、萩尾望都先生から評価されたとか)。幽霊の話をしているようで、段々人の精神の話になってくる。
そしてホラーとして普通に怖い。グロとか怖い絵はほぼ無いのに怖いのだ。人の想像力に訴えかけてくる。
因習系の怖さが主だけど、自分がその場にいるかのよう。
作者本人が自分は絵が上手くないと言っていたけど、話が進む毎にすごく上達していて、主人公も凄く美人になっていて、なんかそれも怖いんよ笑。油断してたら取り込まれたみたいな。青野くんの髪もどんどん伸びてるし。
そして家族の話がどんどん苦しい方向に。どこの家庭でも起こりそうなボタンの掛け違えが怖いのよ。
私は作品にのめり込むと感情が乗り移りやすいタイプなので、読んでから2週間くらい気持ちが沈み、死にたくなりました笑。鬱病の症状が重い人は読まない方が良いかも…。
できればハピエンになってほしいですね。主人公が死ぬエンドは嫌だな。。でも青野くん死んじゃってる。。生き返って笑。 -
活かしたセンス
ひとめぼれした男子が死んでしまひ、自分も死なうとおもったら、男子の幽霊が出てきたといふ導入。しかもひとめぼれの執着度合がすさまじく、相手が幽霊なんだから自分も幽霊にならうと自死するつもりでゐて、かへって幽霊に止められる。
コメディマンガでは見たことがない設定で、うまく幽霊を活かしてゐて笑ってしまった。 -
藤本くんに全票。
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今1番楽しみに読んでいる作品。
著者プロフィール
椎名うみの作品





