フラジャイル 病理医岸京一郎の所見 (9) (アフタヌーンKC)

  • 講談社 (2017年7月21日発売)
4.03
  • (23)
  • (39)
  • (15)
  • (3)
  • (0)
本棚登録 : 413
感想 : 26
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • 本 ・マンガ (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063882780

作品紹介・あらすじ

病理医とは、直接患者と会うことなく病気の原因を調べ診断を下す医者だ。同僚の医師は岸京一郎についてこう語る。「強烈な変人だが、極めて優秀だ」と。そんな天才医師にも忘れられない過去があった。岸に強烈な感情を抱く後輩・手嶌。そして岸の親友だった病理医・比日野。彼らとの出来事が、岸京一郎を今に至らせる!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 【あらすじ】
    病理医とは、直接患者と会うことなく病気の原因を調べ診断を下す医者だ。同僚の医師は岸京一郎についてこう語る。「強烈な変人だが、極めて優秀だ」と。そんな天才医師にも忘れられない過去があった。岸に強烈な感情を抱く後輩・手嶌。そして岸の親友だった病理医・比日野。彼らとの出来事が、岸京一郎を今に至らせる!

    ・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

    感想は最終巻にまとめて記載予定です。

  • 9巻もゾクゾクしたぁ〜。ふぅ(感嘆のため息)

    岸先生のあの針金のような細っい目で、4マイクロメートルの世界で何が起こっているかをズバッと診断しちゃうんだから天才なのではっ!?
    私が病気になったら岸先生のとこにセカンドオピニオンに行きたいです。

    根治不能の小児がん。
    子どもに予後を伝えるか。
    この課題は、、、、次巻に続く!

  • 岸先生に「負けた」と感じ病理を離れる元後輩、そんな彼に「もったな」と一言声をかける岸先生‥言葉少なく相手を想う、格好いい。
    そしてそんな岸先生の若き頃、救えなかった命。今の彼に大きく影響を与える出来事だったんだろう‥
    余命3ヶ月の10歳の少年。世の中にはそんな小児患者がいるのかと思うと、子供を持つ身として複雑な心境になります。そしてそんな彼を救うのは‥火箱さんカムバック!!よぎるナイターの帰りのキス。

  • 岸先生と手嶌(てじま)さん、熱いし泣ける
    岸先生が病理医になった経緯…
    余命3か月の人気者少年

    今巻も切なくなる話が沢山あった。

  • 隣に天才がいるあの独特の息苦しさ。ほんとキツイ。

  • 自分がなかなかこえられない壁を
    いともたやすく
    乗り越えていく人
    同じものを見ているのに
    あいつには見えるものが
    自分には見えない。
    同じ教科書を読んで
    同じ参考資料を読んで
    同じ論文を読んでいるのに
    同じ物を見ても
    同じ診断が下せない、わからない。
    足りない、
    ここまでやっても足りない。
    何が違うのかが分かれば
    それをやれば良いのだと思うけど、
    それすらわからない。
    この道を進んでいくことが怖くなり
    新しい道を選んでしまう。
    逃げたわけではない
    新しい道で自信がもれれば良いのだけど、
    まだ足りない。

  • 中国由来の未知のウイルス。治療開始5日後に死亡。背筋が寒くなるストーリーでした。三年前の刊行。血液性の病状のようですが、今を映し出しているかのようです。

  • 飽きさせないし、現場が感じる問題を鋭く描いている。取り上げるべき内容はいくらでもある…と思わせるほど著者の知見が豊富なんだろうか。
    岸の感染症内科時代、若き日のエピソード…に続いて、今度は小児末期癌という大切なテーマ。

  • 2018/11/17 081

全26件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

アフタヌーン四季賞2012年秋のコンテスト『彼女の鉄拳』で審査員特別賞受賞。

「2023年 『フラジャイル(25)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

恵三朗の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×