- 本 ・マンガ (196ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063883800
作品紹介・あらすじ
誰かと出会うことのおかげで
僕たちは生きていける。
別に全力疾走しなくても
人生はとっても楽しいよ。
サクタさんともじくんのひと夏の冒険、後半戦。
いい、夏休み。
あの時キミと出会わなかったら、こんなに素敵な夏にはならなかった。サクタさんともじくんのひと夏の青春お気楽サイキック宗教法人ハードボイルドボーイミーツガール、後半戦。イノセントでストレンジ、モーニング超期待の新星、田島列島の初単行本作品です。
感想・レビュー・書評
-
すごく良かった。何度も読みたい。
ラストの想いを伝える場面も、感情を上手く扱えていない姿が胸にグッときて、あの頃の自分やまた別のあの頃の自分を思い出す。
明さんの借りの返し方にもとても共感。心の中で何度も「うん、うん」と頷きながら最後まで読ませてもらった。
ラスト1ページを読んで、なんだか素敵なマンガだったなと清々しく思えた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「甘酸っぱいってのは、まさにこういうのを言うんだろうな~」と読後まず思う。また、主人公2人をとりまく脇役も印象的で、門司兄、善さん、藁谷さんなどなど、何れもキャラクターが動いている感じがした。この点は、『水は海に向かって流れる』が主人公2人の細やかな心理描写に注力しているのとは違う感じで、どちらにより魅了されるかは読者の好み次第だろう。
ちなみに門司兄は、『水は』でも重要な場面でゲスト出演する。あの場面に登場するのが門司兄なのは、作者の主人公(榊さん)への優しさなんだろうな、と本作を読んで思った。 -
ストーリーがうまい具合に構成されていて、最後まで満足いたしました(コマ割りや台詞も素敵すぎる)。上巻のあのエピソードが伏線になってたなんてと驚いたり、それぞれの家族愛で感動したり、ほろりとしました。屋上のシーンは本当に大好きです。
-
面白かったですね!こういった優しさは、若い世代にバトンタッチされていく!
甘酸っぱい青春ストーリー。 -
絵柄がこの世界の片隅に に似てるなと思った。
ゆるくてフワフワしてて読んでて本当に心地良かった!
屋上の合鍵を作っちゃうとか、母親に内緒で父親に会いに行っちゃうとか、どんな人でも悪い面はあるけれど、その一面だけをみて否定する人は誰も居なくて。その人はその人として認められてる世界観がとても良かった。
-
台詞回しが好みだったし、伏線のわかりやすさも落ちの付け方もまた自分好みだった。
夏にまた読み返したい。 -
映画鑑賞後に。
映画よりもサラッとしてる感じはあった。いい意味でも悪い意味でもなく。
著者プロフィール
田島列島の作品





