- Amazon.co.jp ・マンガ (144ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063884159
感想・レビュー・書評
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これは最高に良い。
大人も読める学習漫画と言うのも伊達ではないな。
理系大学を舞台にしたギャグ漫画かと思いき科学史や、理系あるある、科学関連の雑学なんかも学べる。
とりあえず、この巻ではiPadのACを栓抜きにする方法や、高圧蒸気滅菌機で焼き芋を焼く際の最適な温度と時間、切れた蛍光灯を電子レンジに入れると光る理由ニコラ・テスラの変態性なんかが知れるぞ。
ラボアジエウケるってのと、なんでか知らんがジョンハンターの話は知ってたな。どこでみたものやら。
そういえば、昔通っていた学校ではナトリウムと水反応させて校舎の窓ガラスが大量に割れたって言う、尾崎豊も真っ青な話あったな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
『決してマネしないでください。』
NHK/毎週土曜放送
2019年10月26日から -
ほんわか系。
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ジョンハンターの話を試し読みで読んで思わず買ってしまいました…。
理系の話は右耳から左耳へ抜けていきますが、これは面白く読めます。完璧な理解は出来てませんが…
こういう話好きなんです。 -
おもしろーい!普段意識しない分野のお話を分かりやすく解説してくれてる。
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読書レビューを掲載していただきました。
"科学が好きになるサイエンス・ラブコメディ~『決してマネしないでください。』"
https://fpcafe.jp/mocha/379
Webメディア「Mocha(モカ)」
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科学をこんなに楽しくわかりやすく描いた漫画があったのかと衝撃!日常にある科学の素朴な疑問に対して、実験や歴史を通して答えてくれる。偉大な科学者の話は意外な変人エピソードやトリビアを絡めつつ、コミカルな絵柄とともに面白く噛み砕いてくれていて、これぞ漫画の真骨頂だなと。
個人的に好きなのはゼンメルヴァイスの話。今でこそ当たり前な「手を洗うと菌が落ちる」ことを伝えるために命を懸けたのに、当時はまったく評価されなかったことに驚かされた。正しいはずなのに証明できずこの世を去るとはなんとも無念だっただろうね。
科学の歴史は証明することの難しさの中で、失敗を積み重ねていく戦い。しかもその失敗の先に成功するかどうかもわからない。でも、高科先生の「できるよりできないを証明するほうがずっと難しい」という言葉、科学のことだけではなく、様々なことに勇気をくれる一言だった。序盤の「心が折れた」掛田に対する有栖の「もっと折れ 折れば折るほど人としての厚みが増す」だったり、「自分の『常識』の狭さを知る それは成長だね」など、さりげないところでいいセリフが多い漫画だなと思う。
主人公の理系学生、掛田くんと学食のおばさん、飯島さんの恋愛模様も面白い。なんでも理系な表現をしてしまう掛田の恋心は届くのか?!