- 本 ・マンガ (216ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063884203
作品紹介・あらすじ
うに先輩や六君を巻き込んで、イベントに参加する晴。自分たちの作ったモノは売れるの?そして、仕事にもなっちゃうの?晴の運命は嵐に翻弄される小舟のように激変!楽天テクノロジーアワード銀賞を受賞した、唯一無二の電子工作コミック、第3弾!
感想・レビュー・書評
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仕事上の必要があって、西餅(にしもち)の『ハルロック』全4巻を購入して一気読み。
『モーニング』連載中にもときどき読んでいたが、全話通読したのは初めて。
他に類を見ない「電子工作マンガ」だが、電子工作にほとんど興味がない私のような人間が読んでも十分に楽しめる。もちろん、電子工作好きならなおさら面白いだろう。
フツーにカワイイのに、オシャレなどにはまったく興味がない(服は母親が用意してくれるものを着ている)電子工作マニアの女子大生・向阪晴(さきさか・はる)の物語。つまり、「リケジョ・マンガ」でもあるのだ。
作者の西餅(ちなみに女性)は、笑いのセンス、言葉のセンスが素晴らしい。
《何ていうか斬新な馬鹿だよねー 今 佃君を燃やしたらBAKAって炭で文字だけが残るくらい馬鹿だよねー》
……などというセリフの言い回しだけでも笑える。そして、コメディ的側面と、本格電子工作マンガとしてのリアリティのバランスが絶妙である。
この前取り上げた『ホームセンターてんこ』(とだ勝之)が一般工作(木工など)を描いたマンガの最高峰なら、電子工作マンガの最高峰はこの『ハルロック』だろう。
てゆーか、2作とも後続作品が皆無に近い「孤峰」だが……。
工作マニアも電子工作マニアも、あたりまえだが世界中にいるだろう。だが、その世界を描いたマンガが一般マンガ誌に連載され人気を博すのは、世界広しといえども日本くらいではないか。
その意味で、『ハルロック』と『ホームセンターてんこ』は、日本のマンガ文化の豊穣さを証し立てる作品でもある。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
第2巻に引き続き第3巻です。
LEDアクセにMFTねぇ。。。
メイカームーヴメントって、やつですなぁ。確かに、猫Twitterは売れそうだなぁとは思ってたけど、それでハードウェアスタートアップを立ち上げるんですか。。。
波に乗ってるなぁ。
今から6年前にMFTの前身であるMakeTokyoMeetingという場に出会った時のことを思い出しました。あそこにいた、晴ちゃん達のような目の輝きが違う人達が、今では立派に会社を立ち上げて世界と戦っていったことを思うと、どこか心が温まるような感じさえしてきますね。
とりま、起業に向けてファイトだ晴ちゃん!!! -
まさかの起業。両親のテンションが高いのが好きですね。
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ハルちゃんの恩師が素敵すぎる。
ハルちゃんの解説を見てると、問題点をいくつかのパーツにばらして、それぞれをクリアする方法を組み合わせてるんだなと感じました。かわいいのに高度なマンガであることよ…! -
色々笑える。なかなかギャグ漫画としても良い感じっす。
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貸し出し状況等、詳細情報の確認は下記URLへ
http://libsrv02.iamas.ac.jp/jhkweb_JPN/service/open_search_ex.asp?ISBN=9784063884203 -
セリフの小ネタ、要求を仕様にする能力。この作品からは刺激を受ける。
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電子工作漫画としても、ギャグ漫画としても楽しめる。
著者プロフィール
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