- 本 ・マンガ (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063884302
作品紹介・あらすじ
経済団体「経済連」「経済交友会」に所属する島耕作は日本の低い食料自給率を懸念し、漁業の変革に乗り出した。近大マグロの完全養殖など、最新の現場を精力的に視察する島耕作。そんな中、日本の政財界に大きな影響力を持つ「経済連」と意見の相違から袂を分かつことに。フィリピンで凶弾に倒れた同期・樫村建三の妻とその息子、福岡時代の”上司”今野輝常など、かつての名脇役もカムバック!
感想・レビュー・書評
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「課長 島耕作」から始まった「島耕作」シリーズは逃さず読んでいる。(ただし「ヤング島耕作」とか「小学生島耕作」などを除く)「課長、次長、部長、専務、取締役、社長そして現在の会長」と出世の階段を登っていく島に自分の姿をはじめとする重ね、できることなら自分も似たような道を歩けたらと思いながら読んでいる。一つの憧れでもある。
「会長」になった島耕作は会社の重責から少し距離をおき、本業の家電部門が不振なため新規分野への参入を模索する。先ず島が目を付けたのが農業だ。ヨーロッパでは農業がIT化され、オートメーション化が進んでいる。オランダの先進技術を視察する。そして今一つ目についたのが漁業だ。資源の枯渇を危惧し、完全養殖に成功した近大マグロを視察する。
この「島耕作シリーズ」は、最近はマンネリだとか、作者の弘兼憲史は実際に松下で働いたのは3年ぐらいしかないとか、批判も多い。しかしその時々の社会問題を的確に取り入れ話題作りをし、敵も多いながらもハツシバを盛り上げ、維持してきた島耕作に敬意を表したい。弘兼が松下を辞めたからこそ「島耕作」が生まれたと思っている。
私はこれからも「島耕作」を応援するし、続く限り読み続ける。私のライブラリには全巻揃っている。私の愛読書である。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
樫村の息子!樫村家を惑わす魔性の島さん!
あといまだに「若い女と歩いてる」などと言われちゃう久美子はファンタジ~ -
4/29
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農業問題に続き、漁業問題にも関心を示し始めた島耕作。そして、経済団体「経済連」からも退会。
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テーマは漁業と集団的自衛権。 “持っているけど、行使しない。”その力を持つ事が重要…… と、きわどい議論も盛り込まれていたが、『サバはノルウェー産が旨い。』というネタの方を、まずは生活の中で活かして行きたい。
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おみくじはその時点の運気を表すもの。
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日本の第一次産業はいろいろ問題抱えてるなぁ
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今野さん・・・ (;゚ロ゚)
著者プロフィール
弘兼憲史の作品





