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本 ・マンガ (288ページ) / ISBN・EAN: 9784063884784
作品紹介・あらすじ
決闘代理人はなぜ、劇場の幽霊となったのか? 死の瞬間を思い出した時、グレイと女装の美剣士・デオンの因縁も動き出す。一方、野戦病院の改善に突き進むフローに対し、クリミアの陸軍医務局が暗殺計画を発動! そして奇妙な「ふたり」の冒険物語の最後の舞台は、20世紀の、ある夏の日のロンドンへ…。『スプリンガルド』に続く『黒博物館』シリーズ第2弾、フィナーレ!!
感想・レビュー・書評
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たとえそれが「偽善」でも、貫き通さねばならない「偽善」がある。「偽善」でしか成し遂げられない「善」があるのです。
藤田和日郎は長編よりもこの位の短くて濃厚な作品の方が、より魅力的かもしれません。
必ずしも、勧善懲悪や大団円のハッピーエンドとはならなくとも、暖かい読後感もある冒険譚でした。
様々な舞台のセリフが引用されるところもあり、芝居とは相性が良さそうです。
劇団四季のミュージカルも鑑賞予定で、そちらも楽しみです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
うーん。
最後の終わり方あんまりだな。 -
上巻は絶望的な雰囲気が多めでしたが、後半もなかなかどうして。(´Д⊂
そんな中で、自身のなすべきことを頑張るゴーストとレディを見ていると勇気をもらえる気分です。
最後もしっかりまとまって読後感爽やか。
じっくり腰を据えて、もう1回、いや2回以上は読みたい作品。
読むのに疲れますが、そこもまた良いのです。 -
話の綴じ方が実に美しい。
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上巻が序章なら、下巻は回答編という感じだった。
どちらに正義があるか、順番に積み上がっていく様が面白かった。
最後は不器用なハッピーエンドというのも、らしくて良い。 -
いや~面白かった!!!!
この漫画家の人ものすごく歳いってるんだけど
すごいね!歳とってもこんな漫画かけるんだもんなー。
ナイチンゲールの話をこんな風に読めるとは思わなかったよw -
強い女は、美しい♪
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ナイチンゲールを作者が、あーしてこーして味付けをして描いたらこうなりました。
最高に面白い!!やっぱりこの作者の作品は胸が熱くなります!!
「かち合い弾」は何故生まれたか。
是非とも最後まで読むべき作品です。
著者プロフィール
藤田和日郎の作品





