ホーリータウン (モーニング KC)

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  • 講談社 (2015年9月23日発売)
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Amazon.co.jp ・マンガ (224ページ) / ISBN・EAN: 9784063885064

作品紹介・あらすじ

世の中には、もっともらしく正しそうなものが、堂々とした顔をして居座っているから、どうかお気をつけて。他の人みたいに頑張れなくても、真っすぐに感動できなくても、誰かを愛せなくても、友達が一人も出来なくても、絶望しなくて大丈夫。「正しい」生き方なんか、きっと、誰も出来ていないんだから。


「外は危険だ。ひとりきりを、思い知らされるから。」世の中の常識、親の期待、クラスメイト、そして、理想の自分から…ズレていても、自分を曲げられない。悲しいくらい不器用な「私たち」に、そっと寄り添う、作者初の連作集!

みんなの感想まとめ

テーマは、自己の不器用さや孤独を受け入れることの大切さであり、登場人物たちが抱える悩みや葛藤に共感を覚える読者が多いようです。特に、心の中にある複雑な感情や他者との関係の難しさが、リアルに描かれていま...

感想・レビュー・書評

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  • この人は神様だと思う。
    どれだけの人がこの本の中に自分を見るんだろう。

  • 『描いてあげない』の、坂本くんが心に思う(僕には 真面目さを装って 何かに復讐してる所がある)と言う言葉に目から鱗。中二病と、解り易い反発心とは別の所にあるものだ。

  • 集団(コミュニティ)と孤独を焦点にした人間の内外と自意識の話と、不条理な世界=(現実の世界)を奇天烈な筆致と突飛なアイデアで魅せる傑作。後日(明日/明後日)と死までの余日、そして人生の余白へ空虚を抱く孤独な登場人物等への掬い方が見事。

  • 相対性理論/ミス・パラレルワールドを聞きながら。2010年代を牽引する逸材として注目を集めるとしたら九井諒子、阿部共実、ふみふみこなどに宮崎夏次系は含まれていくと思うが、この作品は5〜10年経ったときにどういう位置付けとして語られるのかは楽しみではある。今までと比べかなり異色に感じ、なかなかの実験作品になるのではないだろうか。著者本人は真面目に描いているのかギャグで描いているのか気になるところだが。
    読み切りの体裁を整え砕いて連載形式に繋げ、また自身の他作品の登場人物を絡まさせる並行世界。穴(欠損、疎外)と繋がり(ぬくもり、承認)のある並行世界。
    ってか「変身のニュース」も実は物語の間間に登場人物がカメオ出演しているから並行世界が好きなのか?(金玉膨らんだ赤星くんが次の話で空に見切れていたり、エミリーの兄弟が次の話でメシ食べていたりとか)
    あと、帯の応募券が正方形じゃなくて長方形になっているのは地味に嬉しかった。やっとですよ、こういうの。応募しょうかな。

  • 作者初の連作集! と、本の帯にあるが作者の作品はすべて連作してる感がある。すべからく、すべての作家は連作してる感あるとはいえ。

  • 皆さんが書いてるように
    佐藤さんがすごく良かった
    こうやって辛い気持ちを勝手に払拭してくれる人がいるといいよね、。。

  • 3話のおでんの汁飲む話めっちゃ好きだった。

  • 最高だった。
    どうでもいいところで別の話同士の人物が交差するのがじわじわと笑える。
    絵が上手いんだけどあのシンプルなキャラの描き方にすることで暴力性がより際立つ。

  • "仕方がないと思った 二度と会えない人の事を思い出すよりましだと思った
    『じいちゃん
    本当にあのじいちゃんですか
    僕もそう思っていてもいいですか
    そんな風に都合良く考えて
    じごくに落ちませんか』"[p.130]

    こうやって予想外に連鎖していく物語とても好き。
    町に住んでいた人々がなんだかハッピーエンドを迎える中、町に帰ってきた少年が言いようのない気持ちとともに走り去って行く対比がなんとも言えずにぎゅうとくる。
    別の町の別の僕、あれは培養肉くんに出てくる2人だったりしやしませんかね……。

  • Kindle蛹悶&繧後※縺ェ縺?°繧峨∪縺?縺。繧?▲縺ィ蠕後〒縲

  • 感情がいろんなところに飛ばされる感じ。
    ポップにえぐってくる。

  • 「私 一番この時間が好きだなァ/行く所の無い犬畜生/みたいな父を目に焼きつけると/きっと明日もやさしい気分だから」

  • すごい…登場人物がページを越えて迷子になっているみたい。
    シュール、無秩序、ナンセンス、寂寥、センチメンタル、白昼夢、サイレント、サイレン。朝目覚めると置いてきぼりにした夢を見ているような気分。

    絆創膏少女と父親、ちくわ頭少女と眼鏡の話が好き。

  • シュールだけど時折ぐさっとささる

  • 2017/2/5読了

  • シュールが増しすぎた…

  • 2015年、新たに読んだ漫画家作品の中でダントツに面白かった宮崎夏次系さん。
    朝の通勤時間に丁度いい。お話も、物語の長さも。
    中身については、相変わらずうまく説明できない。読んで下さい! が一番だと思う。

  • なんだか思ってたよりシュール方向に飛びすぎてて少しせつない、が好き

  • この短編、連作以外にも過去作品にもつながってるのかな・・・?
    手法が斬新だなぁと感じた。
    あたまからちくわにはびっくりしたけど、はっきり言う坂本くんのお話が印象に残った。

  • 一つ一つの短編の登場人物達が連作集ホーリータウンにてどんどん集まり一つの物語になっていく構成がとても良かったですし、生きるのが下手くそな登場人物達の屈折した感情を爆発させたり表に出したりしていくシーンは面白いなーとつくづく思います。異質で歪んだように見える世の中を生きる登場人物達がとても愛おしく感じる漫画でした。

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著者プロフィール

漫画家。著書に『夕方までに帰るよ』『変身のニュース』(第17回文化庁メディア芸術祭マンガ部門「審査委員会推薦作品」選出)『僕は問題ありません』『ホーリータウン』『夢から覚めたあの子とはきっと上手く喋れない』『アダムとイブの楽園追放されたけど…』(以上すべて講談社)、『培養肉くん』(KADOKAWA)、『なくてもよくて絶え間なくひかる』(小学館)、『と、ある日のすごくふしぎ』(早川書房)がある。最新作『あなたはブンちゃんの恋』を講談社「モーニング・ツー」にて連載中。画集に『変な夢を見た』(講談社)がある。

「2021年 『ハルには はねがはえてるから』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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