インベスターZ (10) (モーニングKC)

  • 講談社
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感想 : 12
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  • 本 ・マンガ (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063885095

作品紹介・あらすじ

世界一タメになるお金漫画! 投資部解散を賭けた三番勝負に突入! ついに藤田慎司との投資勝負が開始。最初の対決はなんとFX!

感想・レビュー・書評

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  • 本巻で学んだこと

    ●FXの概要と関連知識
    ●円安と円高
    ●テクニカル分析とファンダメンタルズ
    ●塵劫記
    ●ブルとベア
    ●投資コラム(FXで勝つ極意、東南アジアの現状とベンチャー企業の関連性)

  • FX。
    知識として知っておきたかったのでよかった。

  • 資本家になる
    時間を使う

  • 為替・FXの基礎がわかる内容。

  • FX編がスタート。全く知識がなかったので大変勉強になりました。この巻が最も楽しく読めた気がするのは、歴史を掘り下げる長いエピソードがなかったからかもしれない…

    相変わらずキャラのブレはひどい。FXで一回失敗したからって、もうやめたいと言って机の下に潜り込むやつは、そもそもこんな勝負受けて来ないだろ…

    富永さんも、考えさせたいからと言っても、円高円安の議論で自分と意見が合わないとすぐに「勝手にしろ」とか度量が小さすぎる。こんな先輩は絶対嫌だわ。。

    美雪も、こんなに気にくわない主人公に対して電話かけるとか、動向が気になるとはいえ普通には考えにくい行動である。ライン送るくらいならともかく。

    何だかんだ最も安定してるのは神代さんだな。

    ---
    二十歳そこそこの若者が社会に対して投資できるものは時間。命と言ってもいい。自分の時間を売って対価となる給料を得る。これが労働

    「人は精神的な充足感を得るため、自分で自分の存在価値を認めるために働く」
    それはもっともらしい価値観であり、資本家が労働者を働かせるために社会に流したもの。そんなものを真に受けて、仕事に夢や成長を求めて身を粉にして働いたら資本家の思うツボ

    通貨を売買しているのは、銀行、証券会社、ヘッジファンドなど

    株式市場では世界各国に取引所があり、実際に株が売買されているが、外国為替市場にはリアルな取引所が一切存在しない。すべて電話や通信回線を使って売買されているバーチャルな市場

    金融機関は手持ちの資金を少しでも増やすことが企業活動の使命。そのため、より安全で高価値な通貨に交換することで差額の利鞘を稼いでいる

    ディーリングルームでは、損をしそうな通貨から儲かりそうな通貨に替えているだけ

    通貨は200以上
    需要が大きければ強い。少なければ弱い

    世界の外貨準備の60%がドル、25%がユーロ、円はたったの4%

    円安になると、輸出関連を中心に日経平均株価は上昇し、土地の値段も上がり続けるため、短期的に見ると景気は良くなる。が、通貨の価値が下がると国の価値が下がり、長期的に見ると衰退の道へ進む。資産の価値が減る。要するに預金が半分になることも

    FXでは1万通貨が最低の取引単位

    日本では、個人口座なら25倍、法人口座なら400倍までレバレッジをかけられる

    テクニカルとファンダメンタルズ
    - ファンダメンタルズ: 経済情報分析。四半期のGDP、雇用統計、物価動向など、各国が発表する経済指標や経済ニュース。これらの要因が相場を動かすと考えて分析することで、未来を予測する方法。これはほとんど予測できない。指標やニュースそのものが変動要因ではなく、それに対してみんなが「どう感じたか」の印象で決まってしまう
    - テクニカル: 数学的法則によって自動的に答えを出していく方法
    - 博打的なファンダメンタルズではなく、テクニカルを駆使して小さく勝ちを積み上げることが、FXの常道


    ブルとベア
    - 相場とは積み木のようなもの。長い時間をかけてコツコツと積み上がって大きくなるが、崩れるときは一瞬。この繰り返し
    - ベアは相場が緩やかに上がっている時に売り注文をして、急落した直後に買い戻す。下がり幅が大きいほど、下げ相場で大きく儲けられる
    - ベアは怖い。ヒトは相場が上がる時には恐怖を感じないが、下がる時にはとても恐怖を感じる

  • 若者にとって資本は時間しかない
    時間を売って対価の給料を貰う、これが労働
    時間とは命

    日本時間21時30分、アメリカ時間8時30分に経済指標が発表、毎月第1金曜日の朝はアメリカの雇用統計の数値発表、これが世界一メジャーな指標、為替関係者にとって月一の大祭り

    FXで勝とうとすると必ず負ける、勝つ人は大祭りでは踊らない
    FXはいかにうまく負けるかのの勝負
    強制ロスカットがある

    ルールを設ける、例えば
    ニューヨークとロンドン市場が重なるプレミアタイムだけ取引する、1日の取引回数は20回まで


    相場の分析方法にはファンダメンタルズとテクニカルがある
    FXはテクニカル

    ファンダメンタルズは経済情報分析で予測だが、みんなが思った「なんとなくの印象」になるので予測がつかない
    テクニカルはチャート分析、数学的法則で自動的に答えを出す
    FXはテクニカルを駆使して小さく勝ちを積み上げるのが常道

    本間宗久はローソク足を発明

    移動平均線ほ全ての基礎
    20日線の上に白いローソク足3本続けて現れ(三兵)、1本目より2本目、2本目より3本目のローソクが平均線からどんどん離れていったら「相場が上がっていく」サイン
    ここで買い

    ブルとは相場が上がる局面で安く買って高く売るタイプ
    ベアとは相場が下がる局面で儲けを得るタイプ
    相場とは積み木のようなもの
    長い時間かけてコツコツと積み上がって大きくなるが、崩れる時は一瞬
    ひとは相場が下がるときにものすごく恐怖を感じる
    この恐怖は重力のようなもの、これを制するものがベアになれる

    戦略を立てたらブレずに実践
    リスクを取りたくない人にはFXはオススメしない
    最初は50万ぐらいで、25倍のリバレッジ
    投資はある程度ヒリヒリしないと痛みが分からず上達しない
    資産を1つの通貨に絞ってる方がリスク

  • 10巻
    為替にも番付がある。
    為替が強いと沢山買い物ができる
    勝ちにこだわるとFXは負ける
    毎月第1金曜日はアメリカの雇用統計が出される。この日には踊らない。
    強制ロスカットが遅れると大損する
    ファンダメンタルズとテクニカル、見た人がどう思ったかで決まる
    テクニカル: 移動平均線の上にローソクが3本続けて上がったら買い。
    ブルとベア

  • ローソク足は米相場の分析のために本間宗久が発明したと言われている

    シンガポールでは土曜日になるとエージェントg送金カウンターを設置する。
    フィリピンの出稼ぎ労働者はその週にもらった手取りを持ってきて、母国の家族に送る。

    ブル
    相場が上がる局面において安く買って高く売ることで儲ける。
    相場の急落に弱い。

    ベア
    相場が下がる局面において儲ける。

  • まわりのFXやってる人はみんな失敗してるんだよなー

  • 円高がいいのか
    円安がいいのか
    これを論じ合っても一方が一方を打ち負かすことはできない
    つまり世の中には完璧な正解なんてないってことだ!
    要は、どっちでもいい・・・
    両論があってこそ健全な社会なんだ。

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著者プロフィール

1958年生まれ、岩手県北上市出身。明治大学政治経済学部卒業。
代表作に『ドラゴン桜』『インベスターZ』『エンゼルバンク』『クロカン』『砂の栄冠』など。
『ドラゴン桜』で2005年第29回講談社漫画賞、平成17年度文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞。
現在、「モーニング」にて『ドラゴン桜2』を連載中。

「2023年 『アルキメデスの大戦(32)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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