宇宙兄弟(27) (モーニング KC)

著者 :
  • 講談社
4.29
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本棚登録 : 1326
感想 : 80
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063885231

作品紹介・あらすじ

父の命を奪ったALSを治す薬を作るため、ISSで実験を繰り返すせりかだが、思うような成果が出ない。そんな時、せりかに個人的な恨みを持つ人間が、ネット上に「毒薬」をばらまいた。悪意は一瞬で拡散し、地球からの激しいバッシングは、せりか本人の耳にまで届いてしまう。そして告げられる実験中止命令。追い詰められたせりかの周りに、水滴が舞った――。

感想・レビュー・書評

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  • セリカさんが追い込まれていく今回のお話は、本当に胸くそ悪い気持ちになった。
    普段見ているニュースサイトの裏側にも、こういう物語があるのだろうし、煙を立てたがっている悪意のある放火魔はいる。

    確かでないもの、話題にしなくていいことを無理やり金にしようとする、ゴミ屑みたいな記事に当たることが最近多かったので、今回はとてもささる話だった。

  • せりかさんの受難
    見ているだけで胸が苦しくなる
    今、鳥の目で見ているからそう思えるけど、自分が一般人だったら変な正義感を振りかざしてしまわないだろうか?
    製薬会社のやつ、ほんと暇だな
    事なかれ主義の役人とか、もー
    なすださんが初めてちゃんとして見えた
    明確な目標が見えてる人は強いんだ

  • ●この巻は全体的に重苦しかったからこそ、最後の涙のシーンが最高だった。

  • これ、泣くやつ

  • せりか、とっても可哀想だったけど、無責任な世間より、信頼出来る仲間がいるよ。たぶさんもいるよ。絵名ちゃんいい子だ。゚(゚´Д`゚)゚。ありがとう。ブギーと六太の会話が楽しい(^^♪

  • 創作の中でこんなにせりかさんをいじめなくても、と思うが、研究不正が取り上げられるご時世で、世相を反映しているようなリアルな話題が宇宙兄弟っぽくてよいかもしれない。

  • 人の悪口というのは仲間内で言う人は凡人、口に出さない人は賢人、不特定多数に向けて発信する人は暇人 2015.12

  • 六ちゃん、相変わらずカッコ良いぜ!

  • セリカさん大ピンチの巻

    「水」は
    地球上では雫状になって落ちるけれど
    無重力では、まんまるの球になって宙に浮く……
    知識では知っている当たり前のことなのに
    その水の球が、とてもきれいで、すごく感動した

    ムッくんの月からの励ましにも胸がアツくなった

    宇宙でがんばるふたりを心から応援したいと思う

  • ネットの誹謗中傷最高に気分悪かったが、最後の実験成功のセリカさんの涙で大号泣しちゃいました。

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著者プロフィール

1978年生まれ、京都出身。第14回MANGA OPENに持ち込んだ「じじじい」で、わたせせいぞう賞を受賞。続く第15回MANGA OPENでは「劇団JETS」で大賞を受賞した。モーニング2006年3・4合併号よりスキージャンプを描いた『ハルジャン』を集中連載し、単行本・全1巻が発売中。さらに、その後モーニングにて70歳の俊足泥棒が主人公の『ジジジイ』をシリーズ連載。現在単行本第1巻が絶賛発売中である。『宇宙兄弟』は、自身初の週刊連載となる。

「2019年 『宇宙兄弟(36)限定版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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