へうげもの(21) (モーニング KC)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (229ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063885385

作品紹介・あらすじ

茶の湯と物欲に魂を奪われた戦国武将・古田織部。天才・信長から壮大な世界性を、茶聖・千利休から深遠な精神性を学び、「へうげもの」への道をひた走る。家康の目指す「泰平」とは徳川家の安泰に過ぎぬ。世紀の誤審・方広寺鐘銘事件に天を仰ぐ織部。大坂冬の陣突入にも最終兵器であくなき抵抗。武か数奇か、生か死か、それが問題にて候。

感想・レビュー・書評

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  • 古書で購入して読み。

    ・有名な方広寺の鐘の文言のエピソード
    ・真田丸が築かれる
    ・京 東山での、近衛様のための「大」の文字の篝火が実は「犬」の字だった…

  • 豊臣方と徳川方の戦は可能性として想定できた。しかし、開戦理由は予想外の醜いものであった。慶長一九年(一六一四年)の方広寺鐘銘事件である。方広寺鐘銘事件は卑怯な言いがかりであり、徳川家康の汚点になった。

  • 徳川幕府創成期は、やはりこの漫画のように重たい時代だったんだろうな。確かに徳川家の繁栄を最優先していると感じている。。

  • 歴史物だから史実は覆せない、とか思ってると、Qタランティーノとかが笑い出しそうなんで、気を張りながら読み進めるけど、なんだかんだ史実は覆らない。よね?

    歴史物は何度読んでも忘れるので、非常に愉しんでいる。

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著者プロフィール

1968年、新潟市生まれ。大学在学中、「ちばてつや賞」に『大正野郎』で入賞。同作品でコミックモーニング(当時)よりデビュー。『デカスロン』『度胸星』『ジャイアント』など、斬新な着想、大胆な描写で、一歩先ゆく野心作を続々発表。第13回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞、第14回手塚治虫文化賞マンガ大賞受賞作『へうげもの』では、実在の武将茶人・古田織部の生涯を描き、「日本人」の価値観を深く掘り下げる。そして興味の対象は「文化」から「文明」へ、五百年前から五百年後へ。『望郷太郎』のはてしない旅が始まった。

「2023年 『望郷太郎(9)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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