HaHa (モーニング KC)

著者 :
  • 講談社
4.06
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本棚登録 : 82
レビュー : 14
  • Amazon.co.jp ・マンガ (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063885545

作品紹介・あらすじ

自分をこの世に生んだ人間の半生、必ずそこには物語が存在する。いつか母が死んでしまった時、母のことをもっと聞いておけばと後悔するのは嫌だ。親の半生に関心を持って人生話に耳を傾けるのも一つの孝行だと、僕は思う。

感想・レビュー・書評

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  • これは傑作!! という感じで実は氏の漫画はそんなには読んでいないんですけれども、当作品が傑作であることは間違いない…「でろでろ」とか読んでから氏のファンを名乗るべきなのかもしれませんけれども、あれってアレでしょ、シリーズ物ですからそこそこの巻数が出ているはず…とすると経済的にもアレだし、時間的にもアレじゃないですか? だから当作品みたいな「一巻物」というのが僕は実に好きなんですなぁ…社畜死ね!!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    そういえば僕も母の過去のことをほとんど知らないですねぇ…独身の頃はどんな女性だったのか…仕事はどんなことをしていたのか…おおざっぱに話してくれたことはあっても詳細は知らないんですね…。

    母にも青春時代はあったのだ…これはその事を気づかせてくれる作品でしたね…さようなら。

    ヽ(・ω・)/ズコー

  • ピコピコ少年などを読んでいて、自伝ネタの引き出し凄いな...と思ってましたが、まさか自分の母親のエピソードまでこんなに濃いとは思ってませんでした。
    母が犬と年甲斐もなくじゃれ合う理由、スケバン時代の非行話、押切蓮介にも劣らない不幸体質、
    そして、親族一同との旅館相続問題などどんな壮絶な人生送ってんだよ...と思うしかなかったです。
    母の母の言葉がとても重々しく心にのしかかりました。
    この母がいなければ今の押切蓮介もとい神崎良太は存在しなかったのだな...
    と思うとただ感謝しかないです。
    最後の巻末の母直筆のメッセージも心に来ました。

  • 『ピコピコ少年』など押切蓮介先生(完全に同世代)の自伝的マンガが大好きで、お母さん絡みのエピソードにもいつもめちゃめちゃ笑わせてもたってたんですけど、まさかそのお母さんを主人公としたマンガが読めるとは……!

    「歴史の授業で赤の他人の事はたくさん知ったのに 目の前にいる母の歴史は何も知らない」(#1より)
    そう思い立った漫画家志望の18歳・神崎良太は、実家のある下関で過ごしたという母の青春時代を紐解いていく――……が、そうして明らかになっていったのは、喧嘩と反発に明け暮れるスケ番のぶちゃんの破天荒な日々であった!

    すっっっっっごい良かった。すっっっっっごい面白かった。

    普段は鬱陶しく感じられる親からの説教。
    でもそれって、親自身の体験や後悔から出て来るものなんですよね。
    その言葉の背景にある失敗談や苦労話に耳を傾けることで、自分自身のルーツを知る。押切先生のそういう姿勢が本当に素敵だし、何よりお母さんに対する愛情と尊敬が伝わってくるのですよ。こういうのはマザコンとは言わんですよマジで。

    読後、あまりに胸が熱くなって、『猫背を伸ばして』『サユリ』も再読してしまった。

  • この作者でなければ書けないバランス。これが作家性というものか。

  • 2017/08/14

  • 親の愛はウザいけど、そのウザさは遠ざかる程
    有難さが増してくるものだったりする。母から母へ。
    その家ならではの歴史がある。
    身近な人の歴史って知ろうと思わなかったけど。
    意外と面白いものかもしれない。
    今度おばあちゃんに母の話でも聞いてみよう。

  • 「のぶちゃんトバしてんなァ」

    「でろでろ」、「ピコピコ少年」、「ハイスコアガール」でお馴染みの押切蓮助先生の最新作は実母「のぶちゃん」の伝記的ストーリー。

    ホラー、ゲームなどマニアックな作風でお馴染みの押切先生、「ピコピコ少年」の時から母親の描写が秀逸すぎて笑かしていただいてたのですが、まさかこんな作品が出来上がるとは!まさに新境地。
    これからも押切ワールド全開で描いてほしいです。

    そして糞袋脱却おめでとうございます。

  • これまで端々に出ていた母のすごさを実感。
    あ、リアルに?リアルにそうだったんだ、と、のぶちゃんの狂犬ぷりには胸がすきました。
    家族の隙、には泣いてしまった。

  • 2016.2.25
    押切先生復活ですね。

  • のぶちゃんがバスガイドの仕事を辞め、下関へ帰り、お風呂へ入っていた所に遭遇した母。その場面がもの凄くグッときた。更にそこからの展開がこれまた良かった。間の置き方や見せ方。この作者さんの漫画は面白くて好きだけど、こんなに上手い漫画さんだったとは知らなかった(失礼)。

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著者プロフィール

1979年神奈川県川崎市出身。
1998年に週刊「ヤングマガジン」に掲載された『マサシ!! うしろだ!!』でデビュー。
その後紆余曲折あったが、ホラーギャグ『でろでろ』、化け物の類いが出てこないホラー漫画『ミスミソウ』、少年時代とゲームを題材にした『ピコピコ少年』、アクション巨編『ゆうやみ特攻隊』、自分の母親の半生を描いた『HaHa』とジャンルに縛られない作品を世に送り出し続けている。
現在、月刊「ビッグガンガン」にて『ハイスコアガール』、「漫画アクション」にて『ぎゃんぷりん』を連載中。

「2018年 『狭い世界のアイデンティティー(2)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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